授業コード | 24000204 | 単位数 | 2 |
科目名 | 社会学研究入門Ⅰ | クラス | 04 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 佐藤 量 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 社会学の思考と実践 |
学修の概要 | この授業では、社会学の考え方とそれに基づく実践的なスキルを学ぶ授業です。現代社会のさまざまな事象に関する情報を収集、整理し、そこから自分にとって必要な考えを導き出す力。そしてその考えを他者に伝えるための論理的な表現能力。これらに関わる方法の修得を目指します。 本授業は、2年次から始まる専門演習科目や卒業研究の履修に向けての準備科目として位置づけられます。 |
学修の到達目標 | 社会学の考え方とそれに基づく実践的なスキルを身につける |
授業計画 | 第1回 | 社会学の思考:自己と他者の境界線/他者理解と自己理解 |
第2回 | 社会学と文化:アイデンティティとは何か | |
第3回 | 社会学と人種:人種主義とは何か | |
第4回 | 社会学と民族:エスニシティとは何か | |
第5回 | 社会学と国籍:ナショナリズムとは何か | |
第6回 | 社会学と移民:人はなぜ移動するのか | |
第7回 | 社会学と歴史:歴史学とは何が違うのか | |
第8回 | 社会学と倫理:調査地被害とは何か | |
第9回 | 社会学の方法:どのように調べるのか | |
第10回 | 問いを立てる:テーマの設定と問題提示 | |
第11回 | 組み立てる:アウトラインの作成 | |
第12回 | 調べる:情報の収集と整理 | |
第13回 | 考察する:主張を支える根拠の明示 | |
第14回 | まとめる:資料の引用と剽窃 | |
第15回 | 本授業のまとめ:他者理解と自己理解 |
授業外学習の課題 | 2時間程度の事前学習。授業前にテキストや参考資料を予習して授業に臨んでください。 2時間程度の事後学習。授業ノートをまとめ、講義内でわからなかった事例や用語を調べてください。 |
履修上の注意事項 | 本講義は連続で受講することによって理解を深めていくため、毎回出席をとります。 授業計画は状況によって若干の変更が伴う可能性があります。 欠席が6回以上の場合は失格とし、評価の対象に含めません。 |
成績評価の方法・基準 | 評価方法:授業への参加の度合いと期末レポート 授業への参加度(40%)及び期末レポート(60%)を総合し100%で評価します。 |
テキスト | 授業内で適宜指示します。 |
参考文献 | ・宇都宮京子・西澤晃彦編著(2020)『よくわかる社会学[第3版]』ミネルヴァ書房 ・川島浩平(2012)『人種とスポーツ:黒人は本当に「速く」「強い」のか』中公新書 ・アントニー・D. スミス(2018)『ナショナリズムとは何か』ちくま学芸文庫 ・塩川伸明(2008)『民族とネイション:ナショナリズムという難問』岩波新書 その他、適宜授業中に掲示します。 |
主な関連科目 | 社会学理論、社会学研究入門Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講講義内容に関する質問は、授業時間内および講義終了後に対応します。メールでも受けつけています。 |
添付ファイル | 講義ルーブリック.pdf | 説明 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部社会学科(理論・方法に関する科目) | 24200 | 2024~2025 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |