授業コード | 20067900 | 単位数 | 2 |
科目名 | 教育学特論Ⅲ(体育実技指導研究) | クラス | |
履修期 | 年間授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 中西 紘士 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 小学校教員体育授業指導力量養成 |
学修の概要 | 体育授業の現場では、課題分析によって運動の原理を理解し、「運動課題」を構成するという仕事がある。その実践場面で生じる児童のエラーを見極め、その原因を突き止められる「眼」が必要となる。そして、エラー修正を行う下位運動課題を考案できなければならない。 この授業では、小学校の体育授業における指導法の習得を、器械運動・陸上運動・ボール運動などについて実際に教材を作成したり指導したりして高めていく。 実務経験内容:公立小学校で12年間、国立大学附属小学校で5年間、小学校教諭として児童の指導に携わりました。その経験を活かし、この授業では児童のつまづきやそれに対応する指導の手立て等を具体的に示しながら講義を進めていく。 |
学修の到達目標 | ・小学校における体育授業について理解し、その意義や価値を説明することができるようになる。 ・小学校における体育授業で活用されている教材や教具の意味や価値を理解し、効果的に授業に活用することができるようになる。 ・運動における児童のつまづきを理解し、運動課題として認識することができるようになる。 ・単元構造図や授業づくりにおいて、協働作業やグループ活動を通して、お互いを尊重しながら活動するためのコミュニケーション能力を養うことができるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | 小学校体育授業における現代的課題について |
第2回 | 小学校体育授業における教材の位置づけについて | |
第3回 | 小学校体育授業の単元構造図と指導案の作成について | |
第4回 | 小学校体育授業の単元構造図と指導案の作成①計画 | |
第5回 | 小学校体育授業の単元構造図と指導案の作成②立案 | |
第6回 | 小学校体育授業の単元構造図と指導案の作成③修正 | |
第7回 | 小学校体育授業の単元構造図と指導案の作成④交流 | |
第8回 | 小学校体育授業の模擬授業(1グループ)リフレクション① | |
第9回 | 小学校体育授業の模擬授業(2グループ)とリフレクション② | |
第10回 | 小学校体育授業の模擬授業(3グループ)とリフレクション③ | |
第11回 | 小学校体育授業の模擬授業(4グループ)とリフレクション④ | |
第12回 | 小学校体育授業の模擬授業(5グループ)とリフレクション⑤ | |
第13回 | 小学校体育授業の模擬授業(6グループ)とリフレクション⑥ | |
第14回 | 小学校体育授業の単元構造図並びに指導案の修正 | |
第15回 | 全体のまとめ |
授業外学習の課題 | 事前学修(3時間程度):当する運動領域の教材分析ならびに現代的な児童の課題を調査する。様々な書籍や論文から担当する運動領域の教材や課題を抽出する。 事後学修(1時間程度):他の学生の発表や模擬授業に対する意見や改善案をまとめる。 |
履修上の注意事項 | ・授業計画は上記のとおりであるが、天候や受講生の教育実習参加の日程等によって変更することがある。 ・なお、本講義は年間通しての集中講義として実施する。日程については、前期中にお知らせをするので、ポータルでの配信を良く見ておくこと。 ・欠席回数が4回以上の場合、成績評価の対象外となることを注意しておくこと(忌引き、実習等のやむ負えない場合は考慮する場合もある)。 ・模擬授業や実技を伴う授業においては、体育授業にふさわしい服装を必ず着用すること。 公認欠席制度の配慮内容は以下の通りです。 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。 ※単位認定要件または期末試験等の受験要件として、一定の出席回数を定める場合。 ・公認欠席時の資料は後日配付します。 ・小テストやプレゼンテーション時に公認欠席となる場合、追試または代替措置で対応します。 |
成績評価の方法・基準 | 各運動技術に関するスキルの理解・習得レベル(50%) 撮影した映像における問題点指摘およびこれを解決するための運動課題の考案に関するレポート(50%) |
テキスト | 使用しない。 |
参考文献 | 小学校学習指導要領解説体育編(2017) |
主な関連科目 | 初等教育(体育)、体育科教育法 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
レポート等の評価については、定期試験期間終了後に訪問を受け、個別に講評する。 質問等は授業後に受けつけるが、大学交付のメールアドレスを利用してもかまわない。ただし、その際には件名に受講生であることを明記されたい。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) | FHHS27214 | 2017~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) | FHHS27214 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | ○ |
人文学部教育学科(専攻科目B群) | FHED23101 | 2017~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(専攻科目B群) | FHED23101 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | ○ |
人文学部教育学科(専攻科目B群) | 23300 | 2024~2025 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | ○ |