授業コード 20054600 単位数 2
科目名 産業社会学 クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 中根 光敏 配当年次 *下表参考

授業の題目 産業社会学の現代的課題
学修の概要 産業とは、広義には「財貨の生産とサービスの給付」を意味する。財貨の生産には、第一次産業の農・林・漁・畜産業等および第二次産業の工・鉱・建設業などが含まれる。サービスの給付には、第三次産業の商・金融・運輸・通信情報・電気ガス水道・公務・文化・スポーツ・レジャーなど各種サービスなどが含まれる。狭義には、工業社会の全面的な展開の下で機械化された工業生産に限定して、産業(工業)社会に限定される。第三次産業が目覚ましい発展を遂げ、とりわけシステム化・情報化・サービス化がグローバル化と連動して急速な進展を特徴とする現代社会では、通常、広義の意味で用いられている。現代社会における産業は、様々な場面で、未曾有の変化に直面しており、本講義では、劇的に変容していく社会的な領域において、産業社会が直面している問題群に関して、現状と課題を考察していく。

ブレンド型授業を実施します
学修の到達目標 社会学的な視角から現代産業社会の課題を理解する
授業計画 第1回 講義のオリエンテーション
第2回 産業社会学の学問的性格
第3回 工業化と産業化
第4回 産業経営の二つの局面
第5回 産業経営のフォーマル組織
第6回 近・現代産業経営における権威的諸階層の現況
第7回 インフォーマル集団(オンデマンド)
第8回 官僚制的組織
第9回 産業社会の歴史的展開
第10回 市場化と産業社会
第11回 グローバル化と産業社会(オンデマンド)
第12回 合理化の現代的展開
第13回 社会的多元化と産業社会
第14回 COVID19Pandemicによる産業社会の変容
第15回 総括
授業外学習の課題 事前学習2時間、事後学習2時間が必要です
1.講義中に指定された課題文献を読んで、講義に臨むこと。
2.講義中に指定された課題に関して、レポートを作成して講義に臨むこと。
履修上の注意事項 (1)他の受講生に迷惑になるような私語は許さない(単位を落とすことになります)。
(2)毎授業後、課題レポートをMoodleに提出する。
(3)期末試験は行わない。
(4)欠席および課題未提出が合わせて4回に達すると単位取得できない

公認欠席は、資料配付等の配慮は行いますが、欠席扱いとなります

※ブレンド型授業を実施します。
PowerPointの2019版がインストールして動作するパソコンで講義を視聴する必要があります。詳細は、教学センターへ問い合わせなさい。
成績評価の方法・基準 課題レポートを100点満点で評価する。
テキスト 特に使用しない。
必要に応じて、適宜資料・レジメを配付する。
参考文献 ヘンリー・ジェンキンズ『コンヴァージェンス・カルチャー』(晶文社)
アシュリー・ミアーズ『グロバル・パーティサーキットの社会学』(みすず書房)
デヴィッド・ハーヴェイ『資本の〈謎〉』(作品社)

デヴィッド・ハーヴェイ『反乱する都市』(作品社)

デヴィッド・ハーヴェイ『コスモポリタニズム』(作品社)

サスキア・サッセン『領土・権威・諸権利』(明石書店)
講義時に、
適宜指示する
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義終了後、且つ、E-Mailでも受け付ける。
添付ファイル 2025講義ルーブリック.pdf 説明 ルーブリック

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) FHHS23218 2017~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) FHHS23218 2023~2023 2・3・4 - - -
人文学部教育学科(関連科目) 23300 2024~2025 2・3・4 - - -
人文学部社会学科(社会の諸領域に関する科目) 24300 2024~2025 2・3・4 - - -