授業コード 20042102 単位数 2
科目名 情報処理Ⅱ クラス 02
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 髙橋 京子 配当年次 *下表参考

授業の題目 PCを取り巻く環境についての知識の習得とPC応用操作の演習 Advanced PC Operations and PC Environments
学修の概要 情報化社会における情報活用能力としてWord(文書作成)・Excel(データ処理) ・PowerPoint(情報の発信、伝達)の各ソフトにおける応用力の定着を目標とします。更に英語英文学科としての各ソフトの利用について演習します。またPC操作に伴い関連性が生じる情報通信技術(ICT)、生成AI、身近なツールとなっているプログラミングの仕組みについての基礎を知識として学びます。また希望者には各ソフトのMOS(Microsoft)、日商PC検定(日本商工会議所)の学びにも対応します。
学修の到達目標 ①Word、Excel、Power Pointにおいて活用手法を考え自発的な利用を行うことができる。
②PC操作に伴い関連性が生じる生成AI・プログラミングについて、発展の過程、仕組みについての知識を得て、それらの留意点(セキュリティ、倫理)を理解し責任を持ってこれらの技術を取り扱うことができるようになる。
③英文を各ソフトで扱う時の文化的な背景を踏まえた文書の作成やデータの作成をすることができる。
④検定の学びを希望する場合は、各種検定の定めるスキル目標の知識を説明でき、操作を行うことができる。
授業計画 第1回 ・授業概要、学習環境を理解する。
・タイピングメソッドを向上させることができる。
・検定の学びについての希望アンケートを実施する。
第2回 Word演習(1)
・定型ビジネス文書の作成(表作成を含む)について、タブとリーダー、インデントなどのコマンドを必要に応じて選択し設定を行うことができる。
第3回 Word演習(2)
・告知文書の作成について明確・簡潔な文書とするための図解機能を操作することができる。
第4回 Word演習(3)
・レポートとして文章を整理する機能を操作することができる。
第5回 Word演習(4)
・英文での文書作成において、文化的背景(フォント、書式など)を理解し作成することができる。
第6回 Excel演習(1)
・データ入力、表作成(各種の書式設定を含む)、表編集を行うことができる。
第7回 Excel演習(2)
・論理関数(IF AND OR)の組み合わせによる条件判断の実行を行うことができる。
・検索/行列関数(VLOOKUP INDEXなど)の利用により必要なデータの取り出しを行うことができる。
第8回 Excel演習(3)
・データ分析に際しての適切なグラフを作成することができる。
第9回 Excel演習(4)
・データベース機能、ピボットテーブルを利用してデータ分析を行うことができる。
第10回 WordとExcelの連携(1)
・差し込み印刷など両ソフトを連携して利用することができる。
第11回 Power Point演習(1)
・各スライドに共通する操作について工夫することができる。
・WordとExcelのデータとの連携を考え活用することができる。
第12回 情報通信技術(1)生成AI
・技術の変遷と現在についての知識を得て、適切な利用を行うことができる。
第13回 情報通信技術(2)プログラミング
・プログラミングの基本概念・定義を理解し必要性を説明することができる。
第14回 情報通信技術(3)プログラミング
・プログラミング言語「Python」の概要とプログラム実行の基本の流れを理解することができる。
・指示(コード)の規約についてその基礎が理解できる。
第15回 「Word」「Excel」「Power Point」の確認テスト実施と情報通信技術を含めての授業のまとめ
授業外学習の課題 事前学修:2時間程度(タイピング練習をする。授業内で指示した演習課題への取り組みを行う。)
事後学修:2時間程度(授業内で指示した演習課題への取り組みを行う。授業の振り返りや復習を必ず行い、達成していない項目、疑問や質問事項について一考する。)
履修上の注意事項 ・授業形態:対面授業とします。
・公認欠席を含め、欠席はいかなる事情があっても4回までとします。
・公認欠席となった日が、確認テスト実施日であった場合は、代替措置で対応します。
・公認欠席に対しては、資料配布などの配慮を行います。Moodleにて詳細を掲示しますので確認してください。
・授業計画に記載の順序について、学習状況により変更する場合があります。
・検定の学びについては、第1回授業時にアンケートを実施しますので希望の有無について回答してください。検定の学びを希望する場合は、学習の進捗状況と習熟度について各回の授業時に取り組みの様子を確認し質問・相談に応じます。学習については授業内で取り組む場合と、課題として授業時間外で取り組む場合とがあります。
成績評価の方法・基準 課題(50%)と授業内で実施する進捗状況の確認テスト(50%)を対象として総合的に評定します。
テキスト 「実践ドリルで学ぶ Office活用術」noa出版 2019年 1,204円+税 ISBN978-4-908434-34-1
参考文献 授業時に適宜紹介します。
検定の学びを希望する場合は、対応書籍の購入を推奨します。
主な関連科目 情報処理Ⅰ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談については授業内、および授業前後に対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部英語英文学科(情報処理) FHEN10602 2017~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部英語英文学科(情報処理) FHEN10602 2023~2023 2・3・4 - - -
人文学部英語英文学科(情報処理) 22300 2024~2025 2・3・4 - - -