授業コード | 12020400 | 単位数 | 2 |
科目名 | 会計監査論Ⅱ | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 政岡 孝宏 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 会計監査の基礎について学ぶ(AuditingⅡ) |
学修の概要 | 会計監査論Ⅱでは、会計監査論Ⅰで学んだ基礎知識があることを前提に、監査の実施プロセス、監査結果の報告について学びます。また、監査上の主要な検討事項(KAM)やIFRS導入に伴う監査の変革などの最近のトピックについても適宜取り上げます。 なお、授業計画は、授業の進度によって若干変更する場合があります。 |
学修の到達目標 | 現代社会において、会計監査が果たす役割について理解を深めてもらうこと。公認会計士の資格に関心を持ってもらうこと。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション 会計監査論Ⅱでは何を学ぶのかが理解できるようになる |
第2回 | 監査の実施(1)総論 パイロットテスト、監査計画について説明できるようになる |
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第3回 | 監査の実施(2)内部統制 内部統制について説明できるようになる |
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第4回 | 監査の実施(3)リスク・アプローチ リスク・アプローチの考え方等について説明できるようになる |
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第5回 | 監査の実施(4)試査 試査の論拠、分類等について説明できるようになる |
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第6回 | 監査の実施(5)監査要点と監査手続 監査目標や監査要点について説明できるようになる |
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第7回 | 監査の実施(6)個々の監査手続と監査証拠 具体的な監査手続や監査証拠について説明できるようになる |
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第8回 | 監査の実施(7)監査調書と合理的保証 監査調書の作成目的や種類等について説明できるようになる |
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第9回 | 監査の実施(8)他の監査人の利用と経営者確認書 他の監査人等、経営者確認書について説明できるようになる |
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第10回 | 監査報告書(1)監査人の意見 実質的判断、合理的な基礎について説明できるようになる |
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第11回 | 監査報告書(2)監査報告書総論 監査報告書の種類、無限定適正意見について説明できるようになる |
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第12回 | 監査報告書(3)除外事項と監査意見 除外事項付意見について説明できるようになる |
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第13回 | 監査報告書(4)追記情報 その他の記載内容、追記情報について説明できるようになる |
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第14回 | 監査報告書(5)継続企業の前提とKAM GC、KAMについて説明できるようになる |
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第15回 | 会計監査論Ⅱのまとめ 会計監査論Ⅱで学んだ内容の再確認 |
授業外学習の課題 | 授業時間外の学修(情報収集を含めた授業の復習)に要する目安時間は3時間程度です。 (事前学修) 日頃から経済ニュースに関心を持って情報収集をしてください。また授業内容を十分理解するために、会計学原理等の基本的な会計の知識に関する復習をしておいてください。 (事後学修) 授業で取り扱った事項について、次回の授業までに十分理解しておいてください。必授業中に取り上げた条文や基準について、会計法規集等で必ず確認しておいて下さい。また、指示の有無にかかわらず、授業中に取り上げた監査の事例や関連する会計基準について、各自で確認しておいて下さい。 |
履修上の注意事項 | 1.この授業は、会計監査論Ⅰの内容を十分に理解しているという前提のもとで進んでいきます。会計監査論Ⅰの既修を推奨します。また会計監査論Ⅰと同様に、会計に関する基礎知識があることも前提としています。求められるレベルは、商学部一年生の必修科目である簿記原理(日商簿記検定3級程度)レベル及び商学部二年生の会計学原理レベルです。他学部履修生はご注意ください。 2.授業はGoogle Classroomを併用します。クラスコードは初回の授業でお知らせします。Google Classroomの使用方法等については添付ファイルを参照してください。 3.授業中、頻繁に監査基準や会社法等の条文を取り上げます。監査基準については配付する資料を必ず持参してください 4.原則として授業開始直後に、スマートフォンを使用したWeb小テストを実施します。通信環境を含む利用可能なスマートフォンを必ず持参してください。なお、Web小テストの受験は試験開始時点において指定座席に着席している場合に限られます。遅刻・欠席時には受験したとしても評価の対象になりません。なお、試験範囲は、直近を含むそれまでに学んだ内容です。毎時間の復習を怠らないようにしてください。 5.マナー違反学生については厳しく対処します(詳しくは<成績評価の方法・基準>を参照してください)。こちらの指示に従わない場合には、その場で退室を命じ、以後の授業参加は認めません。教室内では常識ある行動を心がけるよう肝に銘じてください。 6.公認欠席制度の配慮内容は以下の通りです。 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。欠席時の資料は教学センター内の教材ボックスを確認して下さい。 |
成績評価の方法・基準 | 期末試験60%、平常点40%で評価します。平常点は授業態度・講義内のWeb小テスト(「履修上の注意事項」参照)等を総合的に評価します。公認欠席を除き、5回以上の欠席の場合はDまたはX評価とします。その他、評価に関わる事項は以下の通りです。 (1)遅刻(遅刻2回につき欠席1回として評価します。また大学で定められた遅刻限度を超えた遅刻は欠席として評価します。公共交通機関等の遅延による場合は当日の授業終了後に遅延証明書とともに申し出て下さい)。なお、授業開始時点で着席をしていない場合は、授業開始前に学生証をカードリーダーにかざしている場合でも遅刻扱いとします (2)学生証忘れ(授業開始前に申し出た場合に限り遅刻扱いとします) (3)マナー違反(私語、居眠り、許可のないスマートフォン等の使用、事前申請のない帽子の着用、授業中の許可なき入退室など)(欠席扱い) (4)出席に関する不正(理由を問わず自動的にDまたはX評価となります) (5)授業中の課題(Web小テスト、その他提出課題)の未提出等(欠席扱い) (6)試験におけるペン書き指定を守らない等のルール違反(期末試験の減点対象) |
テキスト | 配付レジュメを使用します。 |
参考文献 | 『会計法規集』『会計監査六法』『監査法規集』など、「監査基準」が記載されているもの(できれば「会社法」、「金融商品取引法」も記載されているものが好ましい)。その他の参考文献については授業中に適宜紹介します。 |
主な関連科目 | 会計監査論Ⅰ、財務会計論などの上級会計科目。 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業の開始前後、あるいはメールにて質問を受け付けます。なお、水曜日の13時~14時をオフィス・アワー(研究室)としています。必ず3号館1階受付で在室確認の上、訪問するようにしてください。出張・委員会等で不在の場合もあるので、メール等での事前連絡が望ましいです。 ミニッツペーパー等で寄せられた質問については、原則として翌週の授業の冒頭ないしGoogle Classroomにて回答します。また、授業中に課した課題・確認テストについては、同日または次週の授業で模範解答等を示すとともに、全体講評をフィードバックします。 |
添付ファイル | Google classroomのログインと授業参加に関するマニュアル(学生用)(604KB)df.pdf | 説明 | |
添付ファイル | Google classroomの課題と質問の提出方法に関するマニュアル(学生用)(1.39MB).p.pdf | 説明 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部商学科(C3群) | FCBS33310 | 2018~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
商学部商学科(C3群) | FCBS33310 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
商学部商学科(C3群) | 11300 | 2024~2025 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
商学部経営学科(C1群) | FCBA33112 | 2019~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(C1群) | FCBA33112 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
商学部経営学科(C1群) | 12300 | 2024~2025 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |