授業コード 12015400 単位数 2
科目名 経営分析論Ⅱ クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 政岡 孝宏 配当年次 *下表参考

授業の題目 経営分析に関する基本的な知識と技術の修得(Financial Statement AnalysisⅡ)
学修の概要 経営分析論Ⅱでは、経営分析論Ⅰに引き続き、実際の会社の財務諸表を使いながら、財務諸表を分析するための基本的な技術(生産性分析)を学びます。さらに、財務諸表以外のデータも使用して分析する損益分岐分析や、第3の財務諸表であるキャッシュ・フロー計算書の仕組みと分析方法(キャッシュ・フロー分析)を学びます。
なお、授業計画は、授業の進度によって若干変更する場合があります。
学修の到達目標 経営分析に関する基礎知識を身につけ、自分の関心のある企業の簡単な分析ができるようになること。
授業計画 第1回 イントロダクション
経営分析論Ⅱでは何を学ぶのかが理解できるようになる
第2回 生産性分析(1)生産性とは
付加価値とその計算方法について説明できるようになる
第3回 生産性分析(2)2つの生産性
資本生産性、労働生産性について説明できるようになる
第4回 生産性分析(3)付加価値の分配
付加価値の分配について説明できるようになる
第5回 生産性分析(4)問題演習(オンデマンド)
実際の会社の財務諸表から、当該会社の生産性について分析できるようになる
第6回 損益分岐分析(1)固変分解
損益分岐点と固変分解について説明できるようになる
第7回 損益分岐分析(2)損益分岐図表
損益分岐図表を書き、損益分岐点が導けるようになる
第8回 損益分岐分析(3)トレーニング
費用のバランスによる損益分岐図表の違いが説明できるようになる
第9回 損益分岐分析(4)損益分岐点の公式
公式によって損益分岐点が導けるようになる
第10回 損益分岐分析(5)損益分岐分析の応用
損益分岐点比率、安全余裕率、目標利益達成点の売上高について説明できるようになる
第11回 損益分岐分析(6)問題演習(オンデマンド)
実際の会社の財務諸表から、当該会社の損益分岐分析ができるようになる
第12回 キャッシュ・フロー計算書はどのような計算書か
キャッシュ・フローとはなにか説明できるようになる
第13回 キャッシュ・フロー計算書はこうなっている
キャッシュ・フロー計算書について説明できるようになる
第14回 キャッシュ・フロー分析(1)
FCFやCFでみる危ない会社のパターンについて説明できるようになる
第15回 キャッシュ・フロー分析(2)
キャッシュ・フロー計算書の分析ができるようになる
授業外学習の課題 授業時間外の学修(情報収集を含めた授業の復習)に要する目安時間は3時間程度です。
(事前学修)
日頃から経済ニュースに関心を持って情報収集をしてください。また授業内容を十分理解するために、日商簿記検定3級レベルの復習をしておいてください。
(事後学修)
授業で取り扱った事項について、次回の授業までに十分理解しておいてください。必要に応じて、指定した企業の財務諸表について調べてくるなどの宿題を出します。また、指示の有無にかかわらず、授業中に取り上げた企業について、企業のホームページやデータベース等を利用して調べておいてください。
履修上の注意事項 1.ブレンド型授業を実施します(Google Classroom使用)。クラスコードは初回の授業でお知らせします。Google Classroomの使用方法等については添付ファイルを参照してください。
2.この授業は、経営分析論Ⅰの内容を十分に理解しているという前提のもとで進んでいきます。経営分析論Ⅰの既修を強く推奨します。また、経営分析論Ⅰと同様に、商学部一年生の必修科目である簿記原理(日商簿記検定3級レベルの簿記)に関する基礎知識があることも前提としています。他学部履修生はご注意ください。
3.授業中、頻繁に計算をしてもらいます。電卓を必ず持参してください。なお、確認テストを行う関係上、携帯電話、電子辞書の電卓機能、スマートフォンの電卓アプリ、その他計算以外の機能のついた機器による代用は一切認めません。
4.第6~10回目は作図をすることがあります。定規を持参してください。
5.授業への取り組み状況等を確かめるために、確認テストを実施することがあります。確認テストは範囲予告をせず、それまでに学修した全範囲を出題範囲としています。毎時間の復習を怠らないようにしてください。
6.マナー違反学生等については厳しく対処します(詳しくは<成績評価の方法・基準>を参照してください)。こちらの指示に従わない場合には、その場で退室を命じ、以後の授業参加は認めません。教室内では常識ある行動を心がけるよう肝に銘じてください。
7.公認欠席制度の配慮内容は以下の通りです。
・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。欠席時の資料は教学センター内の教材ボックスを確認して下さい。
成績評価の方法・基準 期末試験60%、平常点40%で評価します。平常点は授業態度・提出課題等を総合的に評価します。公認欠席を除き、5回以上の欠席の場合はDまたはX評価とします。その他、評価に関わる事項は以下の通りです。
(1)遅刻(遅刻2回につき欠席1回として評価します。また大学で定められた遅刻限度を超えた遅刻は欠席として評価します。公共交通機関等の遅延による場合は当日の授業終了後に遅延証明書とともに申し出て下さい)。なお、授業開始時点で着席をしていない場合は、授業開始前に学生証をカードリーダーにかざしている場合でも遅刻ないし欠席扱いとします
(2)学生証忘れ(授業開始前に申し出た場合に限り遅刻扱いとします)
(4)マナー違反(私語、居眠り、スマートフォン等の使用、事前申請のない帽子の着用、授業中の許可なき入退室など)(欠席扱い)
(5)出席に関する不正(理由を問わず自動的にDまたはX評価となります)
(6)課題(確認テスト等を含む)の未提出(欠席扱い)
(7)試験におけるペン書き指定を守らない等のルール違反(期末試験の減点対象)
テキスト 配付レジュメを使用します。
参考文献 講義中に適宜紹介します。
主な関連科目 経営分析論Ⅰ、簿記原理、会計学原理など。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業の開始前後、あるいはメールにて質問を受け付けます。なお、水曜日の13時~14時をオフィス・アワー(研究室)としています。必ず3号館1階受付で在室確認の上、訪問するようにしてください。出張・委員会等で不在の場合もあるので、メール等での事前連絡が望ましいです。
ミニッツペーパー等で寄せられた質問については、原則として翌週の授業の冒頭ないしGoogle Classroomにて回答します。また、授業中に課した課題・確認テストについては、同日または次週の授業で模範解答等を示すとともに、全体講評をフィードバックします。
添付ファイル Google classroomのログインと授業参加に関するマニュアル(学生用)(604KB)df.pdf 説明
添付ファイル Google classroomの課題と質問の提出方法に関するマニュアル(学生用)(1.39MB).p.pdf 説明

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(B3群) FCBS22318 2018~2022 2・3・4 - - - - -
商学部商学科(B3群) FCBS22318 2023~2023 2・3・4 -
商学部商学科(B3群) 11200 2024~2025 2・3・4 -
商学部経営学科(B1群) FCBA22126 2019~2022 2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(B1群) FCBA22126 2023~2023 2・3・4 -
商学部経営学科(B1群) 12200 2024~2025 2・3・4 -