授業コード | 10047300 | 単位数 | 2 |
科目名 | C3群特殊講義a(国際金融の制度と歴史) | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 高田 裕 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 国際金融に関する制度、これまでの歴史の理解 History of International Financial System |
学修の概要 | 本講義では、国際金融に関する制度、特に国際通貨システムに焦点をあてて、理論・歴史等を解説していきます。国際金融においては、その当時の世界で政治的・経済的に中心となっている国の通貨が重要になります。それらの変遷についても学習します。現在の国際金融に関する制度は、過去の延長にあります。歴史を踏まえた上ではじめて、現在の国際金融を取り巻く環境を総合的に理解できるようになります。 |
学修の到達目標 | この講義を通じて、国際金融制度がどのように変遷してきたかを理解できるようになります。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス 授業の概略/進め方/評価方法等についての説明を聞き、本授業の意義を理解する |
第2回 | 国際金融論の復習 国際金融論に関する簡単な復習をし、それを述べることができる |
|
第3回 | 国際金融の長期的な趨勢 国際通貨システムの大きな流れを理解し、それを述べることができる |
|
第4回 | 金本位制 国際通貨システムの中で「金の役割」について理解し、それを述べることができる |
|
第5回 | 第一次世界大戦前の国際通貨システム 国際金本位制度について理解し、それを述べることができる |
|
第6回 | 第一次世界大戦と国際通貨システム 国際金本位制度の崩壊について理解し、それを述べることができる |
|
第7回 | 第一次世界大戦後の国際通貨システム 複数基軸通貨制度について主に理解し、それを述べることができる |
|
第8回 | 世界恐慌 世界恐慌とその当時の動きについて理解し、それを述べることができる |
|
第9回 | 第二次世界大戦後の国際金融システム 第二次世界大戦後の動き、特にブレトンウッズ体制について理解し、それを述べることができる |
|
第10回 | 固定相場制と変動相場制 固定相場制と変動相場制について理解し、それを述べることができる |
|
第11回 | 1970年代の政策転換 ブレトンウッズ体制の崩壊について理解し、それを述べることができる |
|
第12回 | 世界金融危機 世界の金融危機、特にリーマンショックについて理解し、それを述べることができる |
|
第13回 | 通貨統合の理論 通貨統合の理論について理解し、それを述べることができる |
|
第14回 | 欧州通貨統合 ユーロについて理解し、それを述べることができる |
|
第15回 | まとめ 総括として、これまでの全体の振り返りを聞き、全体的な理解を深めることができる |
授業外学習の課題 | ・事前学習(2時間程度):予告された「次回の授業テーマ」について、各自で出来り限り予備知識・関連事項を調べて授業にのぞんでください。 ・事後学習(2時間程度):授業内容の整理をし、不明な点は次回の授業までに各自で必ず調べておくこと ・授業外学習に要する時間の目安は、事前事後合計で4時間です。各授業は、それ以前の授業が前提となっていると認識してください。継続学習が大切です。 |
履修上の注意事項 | ・授業はパワーポイントで進めていきます。必要に応じてノートPCを開いて授業資料をみながら授業を聞いてかまいません。 ・受講生の理解度や関心により講義の内容を修正することはあります。 ・(公認欠席制度について)公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないように配慮します。 |
成績評価の方法・基準 | 試験(70%)、小テスト・レポート課題等(30%)で総合的に評価します。欠席は減点します。 |
テキスト | 特には使用しません。必要に応じ、資料を配布します。 |
参考文献 | 1.上川孝夫(2015)『国際金融史』日本経済評論社 2.上川孝夫・矢後和彦編(2007)『国際金融史』有斐閣 3.高木信二(2013)『新しい国際通貨制度に向けて』NTT出版 4.その他、適宜授業中に紹介します。 |
主な関連科目 | 金融システム論、外国為替論、国際金融論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
①授業の各回の最後に「質問の有無」を聞くようにします。その時に質問してください。他の学生も疑問に思っていることが多いはずなので、その場で全員に向けて返答します。質問は歓迎します。 ②授業中が難しい場合は、授業終了後に質問してください。 ③これも難しい場合は、アポイントメントをとってください。時間を調整します。 また、授業内の小テスト・レポート課題などに対するフィードバックは翌週に行います。期末試験に関する質問は個別に対応しますので、必要な場合はメールでアポイントをとってください。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部経営学科(C3群) | FCBA33356 | 2019~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(C3群) | FCBA33356 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
商学部経営学科(C3群) | 12300 | 2024~2025 | 3・4 | ○ | ○ | - | - | - |