授業コード 10043300 単位数 2
科目名 B1群特殊講義a(国際会計入門) クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 長濱 照美 配当年次 *下表参考

授業の題目 国際会計入門 Introduction to International Financial Accounting
学修の概要 企業活動の国際化は会計の国際化を促してきました。現在、我が国における国際会計基準の重要性は高まる一方です。
本講義では、国際会計基準の基礎を学修します。

実務経験内容:担当教員は税理士法人や一般企業に勤務した経験があります。その際、会計系のコンサル業務や経理実務に携わりました。これらの経験を活かし、本講義では実務で役に立つ会計の考え方を国際的な視点からお伝えします。
学修の到達目標 国際会計基準の基本的な考え方を説明することができる。
国際会計基準と日本基準の主要な違いについて説明することができる。
国際会計基準を理解するうえで習得済みの知識・技術(例:財務会計、簿記)を活用することができる。
授業計画 第1回 第1回 ガイダンス、国際会計基準の概要
ガイダンス、国際会計基準の作成機関、各国の状況について説明できる。
第2回 第2回 国際会計基準の考え方①
原則主義、資産負債アプローチについて説明できる。
第3回 第3回 国際会計基準の考え方①
原則主義、資産負債アプローチについて説明できる。
第4回 第4回 国際会計基準の財務諸表①
財務諸表の構成要素、注記の概要について説明できる。
第5回 第5回 国際会計基準の財務諸表②
初年度適用、関連当事者の開示、事業セグメント、非継続事業について説明できる。
第6回 第6回 収益認識をめぐる規定
収益認識に関する5つのステップについて説明できる。
【オンデマンド】
第7回 第7回 リースをめぐる規定
リースの処理の概要の概要を説明できる。
第8回 第8回 有形固定資産
有形固定資産の処理の概要を説明できる。
第9回 第9回 無形資産
無形資産の処理の概要を説明できる。
第10回 第10回 企業結合
企業結合の処理の概要を説明できる。
第11回 第11回 棚卸資産
棚卸資産の処理の概要を説明できる。
【オンデマンド】
第12回 第12回 概念フレームワークの歴史①
英国の概念フレームワークの歴史について概要を説明できる。
第13回 第13回 概念フレームワークの歴史②
IASBの概念フレームワークの歴史について概要を説明できる。
第14回 第14回 概念フレームワークの特徴
IASBの概念フレームワークの特徴について説明できる。
第15回 第15回 応用論点
そのほかの応用論点の概要を説明できる。
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):シラバスで次回の講義のテーマを確認し、教科書の該当ページを読むこと。そのうえで、各自でできる限り予備知識を集め、関係する事柄について調べておくこと。
事後学修(2時間程度):講義で分からなかったことについて、次回までに各自で調べて理解しておくこと。
履修上の注意事項 本講義は、財務会計や簿記、会計学の基礎について理解している学生、あるいは同等程度の学力を有する学生を対象とします。

書画カメラ、黒板およびホワイトボード等を使用します。
知識を定着させるため、講義中に簡単な演習問題を解きます。
ブレンド型授業を実施します(GoogleClassroomを使用)。

学生には知識・技術を修得したいという積極性・能動性を求めます。
本講義は双方向型であるため、教員による一方的な講義を求めていない学生に向いています。

毎回の講義では電卓を持参してください(CASIO社製が望ましく12桁以上の電卓)。
講義中の私語やスマートフォンの使用、テキストを持参しない等の行為については厳しく対応をしていくので、十分注意してください(学籍番号順による座席指定等を実施)。

<公認欠席に係る対応>
公認欠席は期末試験の受験要件には影響しないように配慮します。
公認欠席時の資料は後日配布します。
成績評価の方法・基準 期末試験:有り
課題20%、期末試験60%、講義参加態度(能動性、協働性)20%の加重平均により評価します。
テキスト あずさ監査法人(2025)『しくみ図解IFRS会計基準のポイント』中央経済社
参考文献 秋葉賢一(2024)『エッセンシャルIFRS』中央経済社
山田辰己(2020)『的確な実務判断を可能にするIFRSの本質 第Ⅰ巻』税務経理協会
山田辰己(2020)『的確な実務判断を可能にするIFRSの本質 第Ⅱ巻』税務経理協会
山田辰己(2020)『的確な実務判断を可能にするIFRSの本質 第Ⅲ巻』税務経理協会
主な関連科目 会計学演習、財務会計論、簿記原理、中級簿記
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
オフィスアワー、メール、講義の前後等で対応します。
演習問題は講義中に、課題については模範解答の配布等でフィードバックを行います。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部経営学科(B1群) 12200 2024~2025 2・3・4 -