授業コード | 10041802 | 単位数 | 2 |
科目名 | 現代経済入門 | クラス | 02 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 山中 逸郎 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 現代経済入門Ⅰ |
学修の概要 | 経済理論には「ミクロ経済学」「マクロ経済学」の分野があります。個の活動から経済を眺め、組み立てていくのがミクロ経済学の手法です。ゆえに、一人の消費者や一企業の行動から考えていきますが、我々は最終的に市場取引によって財の生産・消費を決定することになります。この一連のプロセスを実現するメカニズムやそれについての様々な知見について解説します。 |
学修の到達目標 | 市場価格の形成の意義と問題点を理解し、価格変化による社会経済の変化を洞察することができるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス 授業で取り扱う内容や道具立てについて、授業準備ができる。 |
第2回 | 価格と市場メカニズム1 均衡分析 理論分析の方法と基礎的道具を知り、それを説明できる。 |
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第3回 | 価格と市場メカニズム2 完全競争市場 市場価格決定の果たす機能を理解し、説明することができる。 |
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第4回 | 消費者の行動 1 効用最大化仮説 「効用最大化仮説」に基づく、消費量を導出できる。 |
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第5回 | 消費者の行動 2 需要曲線の導出 「仮説」条件の変化による影響を知り、需要曲線を導出できる。 |
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第6回 | 企業の行動 1 生産技術の選択 生産技術の基本的な性質を知り、費用曲線を導出できる。 |
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第7回 | 企業の行動 2 利潤最大化仮説企業の行動 「利潤最大化仮説」モデルにもとづ生産者の生産量決定と供給曲線を導出できる。 |
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第8回 | 市場均衡と経済厚生 市場メカニズムのメリットについての評価と、実現可能性についての批判を知り、それを説明することができる。 |
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第9回 | 不完全競争市場 完全競争を満たさない市場について特質を理解し、それを説明できる。 |
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第10回 | 市場の失敗 市場メカニズムが機能しない状況の分析について知り、そのことについて説明ができる。 |
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第11回 | ゲーム理論 意思決定と選択ゲーム 行動主体間の相互関係が経済活動にどのような影響があるかの分析をしる。 |
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第12回 | 不確実性と情報 情報の完全性が満たされない場合の市場の歪曲を知り、それを説明することができる。 |
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第13回 | 企業組織 企業の内部組織と、情報の非対称性の影響の関連を知り、述べることができる。 |
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第14回 | 行動経済学 非合理的選択を理論的に説明する考察を知り、述べることができる。 |
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第15回 | まとめ 市場メカニズムに対する経済学の見解を理解し、説明できる。 |
授業外学習の課題 | ・授業は可能な限りテキストを活用して行なうので,復讐を怠らないこと ・事前学習:日頃より経済ニュースに関心をもって授業に臨んでください。毎日、新聞・ニュースに目〔耳〕を通す。(15分×6) 次回のテーマに関する予備知識や基本概念を調べる。(30分)(計2時間程度) ・事後学習:課題の提出(2時間程度))課題またはクイズに取り組んでください。締め切りは3日後とします。 |
履修上の注意事項 | 予習・復習を励行します。適宜,評価対象となる課題、クイズ等を課します。 意欲とマナーをもって授業に参加してください。 資料の配布、課題提出等にGoogle Classroomを用いることがあります。 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には配慮します。 |
成績評価の方法・基準 | 授業毎のクイズ・課題・小テストの取り組み状況(30%)、期末テスト(70%)で評価します。 |
テキスト | 「ミクロ経済学・入門-ビジネスと政策を読み解く」(2008) 柳川隆・町野和夫・吉野一郎著 有斐閣アルマ¥2268 ISBN978-4-641-22047-8 |
参考文献 | 「経済分析入門Ⅰ ミクロ経済学への誘い」(2011)前田純一 光洋書房isbn978-4-7710-2260-7) その他必要に応じて指示します。「ミクロ経済学」アセモグル=レイブゾン=リスト東洋経済新報社(2020),「経営の経済学」丸山雅祥 有斐閣(2005), |
主な関連科目 | 経済学 現代経済学入門Ⅱ ミクロ経済学 経営学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・8号館1Fにてオープンオフィスアワーを行います。実施日は月・水曜日の昼休み、隔週開催です。(月曜日実施週→翌週水曜日開催→その翌週は月曜開催→・・・)を原則とします。 ・質問・問い合わせははclassroomを利用してください。課題等のフィードバックは授業内での解説、またはclassrommにて行います。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部商学科(A1群) | 11200 | 2024~2025 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
商学部経営学科(A1群) | 12200 | 2024~2025 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
人文学部教育学科(教職専門科目群) | 23200 | 2024~2025 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |