授業コード 10039500 単位数 2
科目名 C2群特殊講義a(消費者行動論) クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 松尾 洋治 配当年次 *下表参考

授業の題目 市場を構成する消費者行動の理解の仕方を学ぶ
学修の概要 製品の買い手、サービスの利用者としての消費者の行動を理解することはビジネスやマーケティングを実施していく上でひじょうに重要です。この講義では消費者に関する理論や分析方法を知り、それが実際の企業のマーケティング諸活動にどう活かされているのかを学びます。
学修の到達目標 消費者を理解し、分析するためには経済学、心理学(とくに社会心理学や認知心理学)、精神分析学、社会学、文化人類学など幅広い知識が求められます。この講義ではそうした学際的な知識を身につけるとともに、消費者に関する多面的な理解や分析方法を理解することができるようになります。
授業計画 第1回 授業の概要や受講上のマナーについて説明
第2回 消費者や消費者行動:
消費者や消費者行動といった概念を説明できるようになる。
第3回 消費者行動に影響を与える諸要因:
消費者行動を取り巻く様々な環境を理解できるようになる。
第4回 計画購買と非計画購買:
計画/非計画購買の違いを説明できるようになる。
第5回 購買意思決定プロセス(1):
問題解決行動としての購買意思決定プロセスを説明できるようになる。
第6回 購買意思決定プロセス(2):
欲望の発生を説明できるようになる。
第7回 購買意思決定プロセス(3):
消費者の情報探索を説明できるようになる。
第8回 購買意思決定プロセス(4):(オンデマンド)
消費者がどのように製品を評価するかを説明できるようになる。
第9回 購買意思決定プロセス(5):
完全合理性と消費者の選択を説明できるようになる。中間テストの実施とその解説。
第10回 購買意思決定プロセス(6):
限定合理性とヒューリスティクスを説明できるようになる。
第11回 購買後の行動(1):
製品の使用・廃棄・事後評価を説明できるようになる。
第12回 購買後の行動(2):
購買リスクと認知的不協和を説明できるようになる。
第13回 人的コミュニケーション(1):
口コミの影響と製品普及理論を説明できるようになる。
第14回 人的コミュニケーション(2):(オンデマンド)
顕示的消費と記号消費を説明できるようになる。
第15回 授業のまとめ。期末テストの実施とその解説。
授業外学習の課題 ・事前学習(2時間程度):授業の前に、講義レジュメに一通り目を通してください。
・事後学習(2時間程度):講義レジュメの最終ページにその日に学習した「キーワード」が記載されています。そのキーワードの意味や内容は何か、授業のポイントは何であったかを周囲の人に説明できるように復習してください。
履修上の注意事項 ・出席はとりません(中間試験と期末試験は除く)
・授業中の私語は厳禁です。細かく注意しますし、注意を聞かない学生に対しては減点措置をとることがあります。
・私語防止のため、この授業は座席指定にします。
・第8・14回はオンデマンド授業を実施します。Google Classroomを使用します。
・中間試験・期末試験時に公欠となる場合、代替レポートを課します。
成績評価の方法・基準 ・中間テストと期末テスト(70%)、授業中に課す小レポート+発言(30%)で総合的に評価します。
テキスト 毎回、レジュメを配布します(「履修上の注意事項」にも書きましたが、2回目以降の授業レジュメを毎回Googleクラスルームにアップします。各自でプリントアウトして持参してください。クラスルームのクラスコードについては後日、本学・教学システムの「授業課題情報」にてお伝えします) 。
参考文献 松尾洋治・山崎敦俊・岡田行正(2019)『マネジメントの理論と系譜』同文舘(4章)。
主な関連科目 B群特殊講義(消費行動心理学)、消費市場調査論、マーケティング・リサーチ、マーケティング論、マーケティング戦略論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・授業内容に関する質問・相談は授業前後に受け付けます。
・小課題やテストに対するフィードバックは、授業のなかで実施する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部経営学科(C2群) FCBA33242 2019~2022 3・4 - - - - -
商学部経営学科(C2群) FCBA33242 2023~2023 3・4 - -
商学部経営学科(C2群) 12300 2024~2025 3・4 - -