授業コード 10031029 単位数 2
科目名 卒業研究 クラス 29
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 松尾 洋治 配当年次 *下表参考

授業の題目 マーケティング・マネジメントに関する卒業論文の作成
学修の概要  卒業論文の作成は、大学生活において最も重要なプロセスです。これまで講義やゼミで学んできた知識や考え方を動員して、自分で設定した問題に取り組み、十分な調査や慎重な検討の結果、一定の解答ないしは方向性を提示することになります。
 卒業論文の作成は大まかに言って、①テーマ(問題)の設定→②文献講読や調査→③論文執筆→④発表→⑤質疑応答・ディスカッション→⑥問題や修正箇所の指摘→②に戻る、というプロセスを繰り返します。「繰り返し」という点が重要で、卒論作成はレポート作成のように1回書いたらそれで終わりではありません。時間の許す限りにおいて、論文の修正プロセスが続くという点が最大の特徴です。それは「トライアル・アンド・エラー」や「試行錯誤」のプロセスと言うべきもので、こうしたプロセスを経て初めて、論文はブラッシュアップされ洗練されたものになります。
 この授業では、上述の①~⑥の作業やプロセスを全面的にサポートしていきます。
学修の到達目標 卒業論文の作成に真摯に取り組むことで、主として、次の3つの能力を向上させる。
(1)問題解決力:自ら問題を設定し、一定の解答を導き出す力
(2)コミュニケーション力:自分の伝えたいことを的確に相手に伝えられる力
(3)批判力:情報を鵜呑みにせず、物事を批判的に分析し、自分で考える力
授業計画 第1回 卒論の作成方針とスケジュールの確認:
卒論のタイプと執筆方針、作成スケジュールを確認することができる。
第2回 注意事項と執筆マナー:
卒論作成における注意事項や執筆マナーを理解することができる。
第3回 テーマの仮設定:
テーマの設定の仕方について学び、実際にテーマを考えることができる。
第4回 テーマの決定:
テーマを絞り、暫定的に決定することができる。
第5回 資料収集:
図書館で関連文献の探索することができる。
第6回 参考文献リストの作成:
参考文献リストを作成し、基礎文献を読み込むことができる。
第7回 先行研究のレビュー:
先行研究の要約を作成し、報告することができる。
第8回 研究テーマの掘り下げ:
自分のテーマが先行研究でどう扱われているかを考えることができる。
第9回 目次作成:
目次を作成し、報告することができる。
第10回 目次修正:
目次を手直しし、修正版を報告することができる。
第11回 スケルトンの作成:(オンデマンド授業)
目次に沿って、スケルトンを作成し、報告することができる。
第12回 スケルトンの修正:
スケルトンを手直しし、修正版を報告することができる。
第13回 参考文献の見直し:
追加文献を探索し、参考文献リストを修正することができる。
第14回 基礎文献の報告:
追加文献の内容を要約し、報告することができる。
第15回 目次とアウトラインの確定:
目次とアウトラインを確定し、夏休みの課題を確認することができる。
授業外学習の課題 ・卒業論文の作成では、授業外で自主的に研究を進め、論文に仕上げることが重要になりますし、当然のことですが、それには一定の時間と労力を授業外で費やすことが不可欠です。具体的には、毎回、指導を受けた後、次の指導時間までに、指導内容を吟味検討し、それを反映させる形で研究を進展させることが求められます。
・事前学習(2時間以上):事前に関連文献を読み、発表資料を作成し、授業(発表)に臨んでください。
・事後学習(2時間以上):講義中に新たに指摘されたことを、次回の発表までにクリアしてください。
履修上の注意事項 ・第11回目の授業はオンデマンド授業を実施します。Google Classroomを使用します。
・公欠時の資料は後日配布します。
成績評価の方法・基準 卒業論文作成(課題)への取り組み(40%)と論文の内容(60%)とを総合的に評価します。
また、成績評価の詳細については添付の卒業研究評価ルーブリックを参照。
テキスト 適宜指示します。
参考文献 適宜指示します。
主な関連科目 卒業論文
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・授業中・授業外において適宜応じます。
・提出物や課題に対するフィードバックは、毎回の個人指導のなかで個別におこなう。
添付ファイル 卒業研究評価ルーブリック.pdf 説明

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部経営学科(F群) FCBA46051 2019~2022 4 - - - - -
商学部経営学科(F群) FCBA46051 2023~2023 4