授業コード | 10030400 | 単位数 | 2 |
科目名 | 観光政策論 | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 富川 久美子 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 国および自治体の観光政策を学ぶ Tourism Policy |
学修の概要 | 観光は国や地方の経済対策として重要視されています。中でも2010年代に急増した外国人観光客により、インバウンド観光の促進策が掲げられるようになりました。このような観光推進に観光政策は重要な役割を担っています。授業では、観光の実態と観光政策の関係や歴史的に見た観光政策の変遷とその過程にある政策の失敗、他国の政策事例や広島県内自治体の観光振興策についてを学びます。また実践で活躍される外部講師による講義による政策立案や具体的な施策を学ぶことで地域の実情に即した観光施策について考察します。 |
学修の到達目標 | 観光政策にかかわる基礎知識の習得しまた、実践で活躍される外部講師による講義により、地域における観光の具体的な施策を学び、観光の課題を考察していきます。国や地域の観光政策の概要と実態、課題を説明できるようにします。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス・観光政策について 授業の流れや観光政策とは何かについて説明します |
第2回 | 観光の実態と政策 観光の実態と現在の国による政策を学び、その関係性を説明できるようにする ・観光基本法と観光立国推進基本法を分析→2つの法律を理解し、相違を説明できるようになる |
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第3回 | 広島県の観光政策 国の政策を受けた県の観光政策について学び、それぞれの観光政策の概要を説明できるようにする |
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第4回 | 政策立案に向けた観光調査 観光の実態調査について学び、観光の課題を考察する |
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第5回 | 地域振興に向けた活動 政策により自治体から支援を受けた地域での活動を学び、政策と地域活動の関係を考察する |
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第6回 | 観光政策の変遷 観光基本法から観光立国推進法への変遷について学び、違いと背景を考察する |
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第7回 | リゾート法について リゾート法の概要と失敗事例を学び、国の政策の課題を考察する |
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第8回 | リゾート法に抗した地域の事例 全国的に観光開発が進んだ中で国の法律に抗した事例を学び、その背景を考察する |
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第9回 | 海外の観光政策の事例(タイ) 観光立国であるタイの観光開発と現状を学び、タイの観光政策の変遷を説明できるようにする |
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第10回 | 海外の観光政策の事例(韓国・シンガポール) 著しい観光の発展を遂げた韓国とシンガポールの政策を学び、日本との違いを考察する |
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第11回 | オーバーツーリズムと対策 オーバーツーリズムなど観光の問題について、またその対策事例を学び、観光の問題と対策について考察する |
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第12回 | 地域の観光資源と政策 県の観光政策を概観し、県内の自治体の施策について学び、事例の説明をできるようにする |
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第13回 | 地域の観光施策 県内の観光施策について学び、地域特性に即した観光施策を考える |
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第14回 | 地域の観光政策立案 特定の地域の観光施策を考え、発表、意見交換をする |
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第15回 | まとめおよび質疑応答 |
授業外学習の課題 | ・事前学習(2時間程度):毎回講義の最後に次回の講義のテーマを案内します。できる限り調べて予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておきましょう。 ・事後学習(2時間程度):講義の最後にまとめを提示しますのでその復習をしましょう。講義中にわからなかった内容については、次回まで各自調べておいてください。 ・授業外学習の課題 配布資料の定められた部分を読み、それに関するレポートを提出してください。 地域の観光の施策を考んがえて、発表します。 |
履修上の注意事項 | Google Classroomを使用します。 課題について授業中にグループワークで議論することがあります。 期間内に数回小テストを実施します。フィードバックは次の授業もしくはGoogle Classroomで行います。 公認欠席は、単位認定要件には影響しないよう配慮します。小テスト時に公認欠席となった場合、代替措置で対応します。 |
成績評価の方法・基準 | 平常点20%、小テスト40%、期末試験40%を目安に総合的に評価します。 |
テキスト | なし |
参考文献 | 授業中に適選紹介します。 |
主な関連科目 | 観光学概論、国際地域論、観光ビジネス |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
オフィスアワーは火曜日4限目ですが、授業中に積極的に聞いてください。 メールや研究室訪問でも対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部商学科(C1群) | FCBS33106 | 2018~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
商学部商学科(C1群) | FCBS33106 | 2023~2023 | 3・4 | - | ○ | ○ | - | - |
商学部商学科(B1群) | 11200 | 2024~2025 | 2・3・4 | - | ○ | ○ | - | - |
商学部経営学科(D1群) | FCBA34115 | 2019~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(D1群) | FCBA34115 | 2023~2023 | 3・4 | - | ○ | ○ | - | - |
商学部経営学科(D1群) | 12200 | 2024~2025 | 2・3・4 | - | ○ | ○ | - | - |