授業コード | 10009400 | 単位数 | 2 |
科目名 | 中小企業経営論 | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 木村 弘 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 中小企業経営 |
学修の概要 | 本授業では,中小企業が実際にどのように経営活動を展開しているのかについて取り上げる。中小企業は大企業に比べて規模の制約があるため,限られた経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)をもとに活動を行う。その際,自社の強みを最大限発揮することや,弱みを補完することが求められる。大企業では乗り越えられる問題も,中小企業では存続問題に関わってくることもあり,どのように経営するのかは重要な問題である。本授業では,こうした制約の多い中小企業経営で重要な点について取り上げていく。 |
学修の到達目標 | 中小企業経営の概要を説明できる。 中小企業の経営戦略を説明できる。 具体的な事例から中小企業経営を説明できる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス:授業の目的,進め方,評価方法,中小企業経営論の基本項目 シラバスの説明をする。中小企業経営論の基本項目に関する知識を得ることができる。 |
第2回 | 副テキスト①(企業のやり方:41-49):企業のやり方の指針を説明する 流行を追うことの危険性,本質的な問題,構造的な問題に関連する知識を得ることができる。 |
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第3回 | メインテキスト第7章:企業間関係とネットワーク・マネジメント 中小企業のネットワーク,企業成長,事業展開に関する知識を得ることができる。 |
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第4回 | メインテキスト第8章:産業構造と地域産業マネジメント 地域産業,産業集積,地域資源に関する知識を得ることができる。 |
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第5回 | メインテキスト第9章:世界市場とグローバル・マネジメント 中小企業の海外展開の特長,産業の空洞化,発展プロセスに関する知識を得ることができる。 |
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第6回 | 副テキスト②(企業のやり方:50-59):企業のやり方の指針を説明する やってはいけない戦略,管理や営業について考えて関連する知識を得ることができる。 |
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第7回 | メインテキスト第10章:人材マネジメント 中小企業の人材動向,組織と人材マネジメント,経営理念に関する知識を得ることができる。 |
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第8回 | メインテキスト第11章:事業承継マネジメント 中小企業の事業承継,分析のフレームワークに関する知識を得ることができる。 |
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第9回 | 副テキスト③(企業と社員:60-68):企業のやり方の指針を説明する 企業経営におけるチームの概念,リストラ,下請などを考えて関連する知識を得ることができる。 |
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第10回 | メインテキスト第12章:研究開発力不足と製品開発マネジメント 中小企業の研究開発,製品開発,イノベーションに関する知識を得ることができる。 |
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第11回 | メインテキスト第13章:事業開発マネジメント 中小企業の事業開発の特徴や課題,対応策に関する知識を得ることができる。 |
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第12回 | 資料による学習(事例研究またはゲストスピーカーを予定) 実際の企業に関する内容から中小企業に関する全般的な知識を得ることができる。 |
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第13回 | 副テキスト④(企業と社員:69-78):企業と社員の指針を説明する 帰属意識,働きがい,能力の発揮について考えて関連する知識を得ることができる。 |
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第14回 | 副テキスト⑤(企業と社員:79-87):企業と社員の指針を説明する 成果主義,社員教育,離職率,組織のピラミッドについて考えて関連する知識を得ることができる。 |
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第15回 | まとめ:ふりかえり,中小企業経営論の基本項目の確認 これまでの説明を通じた全体的な知識を得ることができる。 |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):各自でテキストを事前に読んだり,予備知識を集めたりしておくこと。 事後学修(2時間程度):授業で分からなかったことを各自で調べておくこと。 課題やワークのフィードバックは授業で行います。 |
履修上の注意事項 | 資料掲出などでGoogleClassroomを使用します。 この授業は履修制限,Web抽選があります。 公認欠席は欠席として扱いますが,単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。 公認欠席時の資料は後日配付します。 |
成績評価の方法・基準 | 定期試験70%,授業で課す課題30%で総合的に評価します。 |
テキスト | (メインテキスト)井上・木村・瀬戸『中小企業経営入門(第2版)』中央経済社,2022年。 (副テキスト)坂本光司『経営者のノート』あさ出版,2020年。 |
参考文献 | 授業時に指示します。 |
主な関連科目 | 中小企業論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問があれば適宜対応します。 課題のフィードバックは提出締切後の授業の回で行います。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部商学科(B3群) | FCBS22306 | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部商学科(B3群) | FCBS22306 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
商学部商学科(B3群) | 11200 | 2024~2025 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
商学部経営学科(B1群) | FCBA22114 | 2019~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(B1群) | FCBA22114 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
商学部経営学科(B1群) | 12200 | 2024~2025 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |