授業コード | 10000500 | 単位数 | 2 |
科目名 | 現代経済入門Ⅱ | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 山中 逸郎 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 現代経済入門Ⅱ |
学修の概要 | 経済理論には「ミクロ経済学」「マクロ経済学」の分野があります。近年の経済ニュースでもっとも頻度の高いものに,「失業」、「デフレ」「円高(安)」「株安〔高)」などの問題があげられますが、これらは「マクロ経済学」の分野です。マクロの経済問題は、〔たとえば法律を学ぶには、それぞれ法律ごとに条文や判例を知ることが必要なのに対して)必要な概念は決して多くはありません。しかしそれぞれの因果関係をしっかり理解する必要があります。上記のような国民経済全般の問題を考えるために,マクロ経済学の基礎を解説します。 |
学修の到達目標 | 不況・インフレなどのマクロ経済の現象の因果関係を理解でき、経済生活における意思決定に利用できる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス 授業の運営並びに、学習上の諸事を確認する。 |
第2回 | 経済力とは マクロな経済の捉え方について知り、述べることができる。 |
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第3回 | 経済学の把握 GDPとGNP 国民経済活動におけるそれぞれの諸概念の知識を得ることができる。 |
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第4回 | デフレーションかインフレーションか? マクロ経済上の問題点を知り、説明することができる。 |
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第5回 | 有効需要の原理 ケインズ,J.Mの国民所得の決定理論のマクロ経済のフレームワークと所得決定を知り、説明できる。 |
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第6回 | 政府の支出 財市場におけるマクロ経済のフレームワークにおける、政府支出等の財政政策の効果の理論的分析を知り、単純なマクロ経済モデルにおいて政策効果を求めることができる。 |
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第7回 | 貨幣市場の分析 ケインズモデルの貨幣の需給や、利子率決定の諸説を知る |
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第8回 | IS=LM モデル ヒックスによる財市場及び貨幣市場の同時均衡モデルを理解し、説明できる |
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第9回 | 労働市場 労働市場分析により総供給曲線の導出をおこない、古典派、ケインズの失業観を知り、説明できる。 |
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第10回 | 財政赤字と国債 財政赤字及び国債発行がマクロ経済に与える影響を知り、述べることができる。 |
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第11回 | オイルショックと経済学 物価の分析 マクロショックに体する対処方法と、オイルショックのショックの経済学への影響を知り、述べることができる。 |
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第12回 | 経済成長と少子高齢化社会 経済成長の源泉を古典的な成長モデルを通じで考察し、少子高齢化の問題を理論的に解釈することができる。 |
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第13回 | 固定相場と変動相場制 オープン(開放経済)マクロにおける経済政策の有効性が、外国為替相場制度によっての違いを明らかにした分析をしる |
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第14回 | バブル崩壊とグローバル化 1990年代以降の日本のマクロ経済分析を知り、説明することができる。 |
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第15回 | まとめ マクロ経済学のフレームワークと経済政策の波及効果を説明することができる。 現実におこった経済ショックについての見解をしる |
授業外学習の課題 | ・事前学習:日頃より経済ニュースに関心をもって授業に臨んでください。毎日、新聞・ニュースに目〔耳〕を通す。(15分×6) 次回のテーマに関する予備知識や基本概念を調べる。(30分)(計2時間程度) ・事後学習:課題の提出(2時間程度))課題またはクイズに取り組んでください。締め切りは3日後とします。 |
履修上の注意事項 | ・意欲とマナーを持って受講すること。 ・Google Classroomを使用し、資料の配布や課題提出を行います。 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には配慮します。 |
成績評価の方法・基準 | 【期末試験】有 授業ごとのクイズ・課題等(30%)、対面で実施する期末テスト(70%) |
テキスト | 福田慎一・照山博司(2016)「マクロ経済学 入門 (5版)」有斐閣アルマ |
参考文献 | ・三野和雄「マクロ経済学」(2013)培風館 ・家森信善著(2017)「マクロ経済学の基礎 第2版」中央経済社 その他、必要に応じて指示します。 |
主な関連科目 | 経済学 国際金融論 経済政策 日本経済論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・昼休みにオープンオフィスアワーを行います。実施日は月・水曜日の隔週開催です。(月曜日開催の週→翌週水曜日開催→その翌週は月曜開催→・・・)を原則とします。その他にオフィスアワーを設ける場合がありますが、授業内で告知します。(場所:8号館1F) ・クイズ等の、フィードバックは、Google Classroom上および、授業内で解説します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部商学科(A1群) | FCBS11112 | 2018~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部商学科(A1群) | FCBS11112 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
商学部経営学科(A1群) | FCBA11112 | 2019~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(A1群) | FCBA11112 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
人文学部教育学科 | FHED14315 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科 | FHED14315 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
法学部法律学科 | - | 2016~2016 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
健康科学部心理学科(心理学) | FHPS42010 | 2018~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |