授業コード 06100511 単位数 2
科目名 留学生アカデミックスキル クラス 11
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 伊藤 賀与子 配当年次 *下表参考

授業の題目 留学生アカデミックスキル Academic Skills for International Students
学修の概要 留学生が大学生活や授業で必要なコミュニケーション能力と知識を身につけ、充実した大学生活を送れるように必要な日本語能力の運用ができるようにすることを目的とします。
また、留学生が抱える問題を互いに共有し、解決できる力を身につけます。

This course aims to equip international students with the communication skills and academic knowledge necessary for success in university life and coursework, so that they can effectively use Japanese and engage actively in university life.

Furthermore, students will engage in discussions to share common challenges faced by international students and develop problem-solving skills.
学修の到達目標 (1)大学の授業で必要な日本語能力を身につけることができるようになる。
(2)大学で必要となるコミュニケーション能力を身につけることができるようになる。
(3)キャリア形成を築くことができる基礎的な知識や能力を身につけることができるようになる。

1.Develop the Japanese language skills necessary for university coursework.
2.Acquire the communication skills required for university life.
3.Gain foundational knowledge and skills essential for career development.
授業計画 第1回 オリエンテーション、自己紹介
「お互いを知ろう」「困っていることを共有しよう」(履修登録、授業について、大学内の施設・大学内ネット利用など)
大学生活で困っていることやわかっていないことを他の学生と共有し、解決できるようになる。
第2回 先輩留学生との座談会(予定)、キャリア形成についての意見交換:
先輩留学生との座談会を通じて、大学生活における今後の計画を具体的に立てられるようになる。
第3回 奨学金に申し込む・自己推薦書を書く:奨学金制度の申請書を日本語で作成するための知識を得て、適切な申請書を日本語で書けるようになる。また、目的に応じた履歴書を日本語で書けるようになる。
第4回 毎回の授業後のリフレクションシート(ふりかえりシート)の書き方、講義の聴き方、授業内で使用する日本語についての知識を得て、実際の授業でも運用できるようになる。
第5回 丁寧な日本語のメール:大学の教員、指導教員への相談、メール文の書き方についての知識を得て、メールなどで適切なやりとりができるようになる。
第6回 資料の探し方、図書館での文献検索についての知識を得て、実際に資料や文献を探せるようになる。
第7回 アカデミック日本語とは?:
アカデミック日本語による課題作成の方法についての知識を得て、課題を作成できるようになる。
第8回 アカデミック日本語を読んでみよう・書いてみよう:
レポート、課題の文献調査の方法、課題作成の方法についての知識を得て、基本的なレポートを作成できるようになる。
第9回 日本語のレポートの決まりごと・期末試験、期末レポート作成に向けた準備:
引用の仕方についての知識を得て、日本語で論理的な文章やレポートを作成できるようになる。
第10回 座談会:留学生活や大学生活で困っていることを共有し、具体的な解決方法についての知識を得て、解決方法を共に考えることができるようになる。
第11回 プレゼンテーションの資料作成での知識を得て、適切なプレゼンテーションの資料を作成できるようになる。レジュメ(発表用配布資料)が作成できるようになる。
第12回 日本語によるプレゼンテーションにおけるアカデミック表現についての知識を得て、適切なプレゼンテーションができるようになる。発表における日本語表現を適切に使えるようになる。
第13回 日本語によるディスカッションやチームタスクにおける日本語表現の知識を得て、より円滑なディスカッションやチーム活動ができるようになる。
第14回 プレゼンテーション(口頭発表):この授業で学んだ知識を生かして、適切な日本語を使って発表できるようになる。また、他の人の日本語による発表を理解し、丁寧に質問することができるようになる。
第15回 総括:これまで学んだことや大学生活での各自の取り組みについてクラス内で共有し、今後の留学生活や大学生活、さらには今後のキャリア形成に活かしていけるようになる。
授業外学習の課題 【事前学習】(2時間程度):毎回の授業の最後に次回の授業のテーマを発表するので、各自でできる限り調べて予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておくこと。
【事後学習】(2時間程度):授業時に作成したノートおよび配布した資料を復習し、各回のテーマについての課題を行うこと。
履修上の注意事項 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。
 ※単位認定要件として、一定の出席回数を定めます。

※【単位認定要件】単位認定されるためには、 11回以上の出席が必要となります。 5回以上の欠席で単位不可となります。

・公認欠席時の資料は後日配付します。
・プレゼンテーション時に公認欠席となる場合、代替措置で対応します。
成績評価の方法・基準 ※期末テストはありません。
※【単位認定要件】単位認定されるためには、 11回以上の出席が必要となります。 5回以上の欠席で単位不可となります。

成績は、以下の基準で総合的に判定します。また、正当な理由がない欠席は減点対象となります。
課題提出50%、毎回のふりかえり(コメント)シート25%、プレゼンテーション25%
テキスト プリントを配布します。
参考文献 適宜、授業の中で紹介します。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業中に質問や相談に対してフィードバックします。メールでも質問、相談に応じます。
課題に関するフィードバックは、課題提出後に各学生へGoogle Classroomを通じて個別に行います。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4
商学部経営学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4
経済科学部現代経済学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4
経済科学部経済情報学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4
人文学部教育学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4
人文学部英語英文学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4
人文学部社会学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4
法学部法律学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4
人間環境学部人間環境学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4
健康科学部心理学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4
健康科学部健康栄養学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4
国際コミュニティ学部地域行政学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4