授業コード 02140171 単位数 2
科目名 言語と文化(英語の歴史と文化Ⅰ) クラス 71
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 吉川 史子 配当年次 *下表参考

授業の題目 英語の歴史と文化の概観
学修の概要 インド・ヨーロッパ語族の中のゲルマン語派の1言語という観点から英語の歴史について学び始める。続いて、ゲルマン系のアングル人やサクソン人がブリテン島に移住した後の彼らの言語と文化について、古英語期から近代英語期にかけて通時的に概観する。また、英語に大きな影響を与えた英語以外の言語を話す人々との接触、彼らの言語の英語への影響について学び、どのような過程を経て現代の英語が成立したのかを理解する。
学修の到達目標 英語のルーツについて知り、概略を説明することができるようになる。
アングロ・サクソン人の言語と文化について知り、概略を説明することができるようになる。
古英語期末までにアングロ・サクソン人が接触した外国語と、その外国語を話した人々について知り、その影響を説明することができる。
中英語期の英語の変化、その言語を話した人々の文化について知り、概略を説明することができるようになる。
近代英語期の英語の変化、その言語を話した人々の文化について知り、概略を説明することができるようになる。
授業計画 第1回 オリエンテーション
インドヨーロッパ語族について
第2回 前回の授業内容の理解度を確認する小テスト
ゲルマン語族
グリムの法則
第3回 前回の授業内容の理解度を確認する小テスト
英語の時代区分
古英語の外面史
第4回 前回の授業内容の理解度を確認する小テスト
古ノルド語の影響
第5回 前回の授業内容の理解度を確認する小テスト
古英語期末〜中英語期にかけての英語の外面史
フランス語の影響
第6回 前回の授業内容の理解度を確認する小テスト
中英語期末の英語の外面史
初期近代英語の外面史
ルネサンスの英語への影響
第7回 前回の授業内容の理解度を確認する小テスト
古英語のケニング
英語の語形成
第8回 後期近代英語の外面史
規範主義の文法への影響
(オンデマンド)
第9回 前回と前々回の授業内容の理解度を確認する小テスト
意味変化
第10回 前回の授業内容の理解度を確認する小テスト
英語の文字(ルーン文字からラテン文字へ)
英語の綴り字と発音の歴史
大母音推移
第11回 前回の授業内容の理解度を確認する小テスト
英語の名詞の歴史
格変化の衰退
第12回 前回の授業内容の理解度を確認する小テスト
英語の人称代名詞の歴史
第13回 前回の授業内容の理解度を確認する小テスト
英語の指示代名詞と関係代名詞の歴史
第14回 前回の授業内容の理解度を確認する小テスト
屈折の衰退の影響
第15回 前回の授業内容の理解度を確認する小テスト
従属構造の発達
授業外学習の課題 予習(教科書の次の授業で学ぶ節は必ず読んできてください。授業の理解度に関わります。個人差があると思いますが、丁寧に読んで辞書などを調べると少なくとも30分はかかると思います。)
復習課題や Activities を Google Classroom 上に提出していただきます。課題によりますが、通常30分程度かかります。)
小テストのための復習(個人差があると思いますが、教科書やノートの見直しに少なくとも2時間程度必要だと思います。)
履修上の注意事項 対面授業を実施しますが、6月3日の第8回授業のみオンデマンドで授業を行います。
第2回目の授業から授業の最初に毎回小テストを行います(第8回授業を除く)。遅刻すると小テストを受験できなくなったり、最後まで答える時間がなくなる可能性がありますので、注意してください。
授業には必ず英和辞典(もしくは英英辞典)を持参してください。
授業中に取り組む Activities を Google Form で回答していただくことがありますので、スマートフォンまたはインターネットに接続できるタブレット、ノートパソコンを持参してください。また大学の alpha Gmail にログインするための ID とパソワードを必ず覚えてきてください。
授業後に授業の理解度を確認する復習問題や課題を Google Classroom 上に毎週配信します。締め切りまでに送信・提出を完了なさらない場合はその課題に対する配点を全て失いますので注意してください。
公認欠席は欠席として扱い、その日の小テストは0点になりますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。
成績評価の方法・基準 小テスト、グループもしくは個人で取り組む課題と授業参加姿勢 40%(欠席はここから欠席回数に応じて減点し、5回欠席で0%になります)、理解度を確認するための復習課題のスコア 20%、期末試験 40%とし、総合的に評価します。
テキスト 家入葉子著 (2007) 『ベーシック英語史』(ひつじ書房)
ISBN 978-4-89476-349-4
参考文献 必要に応じて指示します。
主な関連科目 言語と文化(英語の歴史と文化 II)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
都合が付けばいつでも構いませんが、火曜日4時間目のオフィスアワーが一番連絡がつきやすいと思います。小テストについては授業中に解説します。Activities と個人もしくはグループで取り組む課題、理解度を確認するための復習課題については Google Classroom 上もしくは授業中に解説、講評し、フィードバックします。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - -
商学部経営学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - -
経済科学部現代経済学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - -
経済科学部経済情報学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - -
人文学部教育学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - -
人文学部英語英文学科(国際理解科目) 2024~2025 1・2・3・4 - - - - -
人文学部社会学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - -
法学部法律学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - -
人間環境学部人間環境学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - -
健康科学部心理学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - -
健康科学部健康栄養学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - -