授業コード 02121271 単位数 2
科目名 英語コミュニケーションⅡ クラス 71
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 河内 紀彦 配当年次 *下表参考

授業の題目 英語コミュニケーション研究Ⅱ/英語コミュニケーションⅡ
スピーキング・リスニングのコミュニケーション能力向上
流暢性を高め、「伝わる英語」から「自然な英語」へ
より上を目指すためのコミュニケーション徹底トレーニング
学修の概要 This course is designed to enhance communication skills, with a particular emphasis on speaking and listening, in order to prepare students for effective interaction in global settings. While the course includes theoretical lectures, the majority of the time will be devoted to practical activities such as presentations, pair work, and group discussions. By combining notional-functional and topical syllabi, and introducing students to essential expressions, the course aims to cultivate advanced communication abilities in English. Non-verbal communication, including gestures and facial expressions, will also be emphasized.

この授業の目的は、履修者がリスニング・スピーキングを中心に、総合的なコミュニケーション能力をアップさせることです。コミュニケーションの授業なので、理論面の講義もさることながら、授業の大半は発表・ペアワーク・グループワークなど、履修者による実践的な活動が中心となります。この授業では、機能シラバスと話題シラバスを組み合わせ、また定型表現に慣れることにより、高度なコミュニケーションを可能ならしめる英語力を育てることを目標としています。
毎回スピーキングの活動を行います。自己紹介や大学生活など身近な話題から始め、学期後半には、前期同様、選択的夫婦別姓や死刑存廃問題など社会的問題に関するディスカッションやディベートにシフトしていければと考えています。
加えて、コミュニケーションに必要な語彙力を高めるために、指定単語集から指定箇所の単語を覚えてきていただき、適宜マンツーマンで口頭暗記テストを行います。(単語を覚えているかだけでなく、発音も含めて評価対象とします。)

選択科目であること、コミュニケーション研究の授業であることに鑑み、受講者全員に、英語コミュニケーションに対する強い動機付けがあることを前提とします。
コミュニケーションを図ろうとする強い態度があり積極的に発言し活発に議論する方のみ、履修登録可能・単位取得可能な授業です。
2単位科目なので60時間の学修が必要です。テストや課題等負担の重い授業なので、労力を厭わない相当の覚悟をもって履修することを勧めます。
学修の到達目標 ①場面に応じた会話表現が使えるようになる、授業中に習った語彙が使えるようになる
②さまざまな話題について適切な表現を用いて、コミュニケーションを図ることができる
③スピーキングエクササイズを通して、瞬発的な英語の発話ができるようになる
④スピーキングスキルを使いより流ちょうに発話することができる
授業計画 第1回 イントロダクション、自己紹介(一人ひとり英語で)、名簿作成、授業の概要と方法の説明

<第1回に先立つ課題、9月26日第1回授業時に提出>
A4またはB5のコピー用紙やルースリーフなどに、「自己紹介」(英語で)および「この授業を履修する理由」(日本語で)を手書きで書いて、9月26日の初回授業で提出してください。英文自己紹介は100語から120語程度を想定。機械翻訳等を使わず自分の英語力で書くこと。課題の内容はスマホで写真を撮るなどして、自分の手元にも残しておいてください。

※正当な理由なく第1回授業を連絡なく欠席し、ガイダンスを受けなかった場合、授業中の活動に支障が出るため、その後の受講をお断りする可能性があります。正当な理由があり欠席せざるを得ない場合、教学センターでメールアドレスを尋ねて連絡してください。
※名簿作成のため、学生証を持参・提示すること。2回目以降も出席確認は学生証の提示によりなされるため、毎回持参・提示すること。
※2回目以降も毎回の授業中、学生証を机上に提示すること。(指示がなくても提示しておくこと。)
※第1回授業で教員のメールアドレスをお伝えします。メールで連絡することがあるので常に確認してください。学期途中でリタイアする(受講をやめる)場合も必ずメール連絡が必要です。また、Google Classroom登録も行う予定です。そちらも常に確認してください。Google Classroomやメールでのお知らせを確認していない場合自己責任となります。
第2回 前回の課題確認・提出・発表、IDカード作成(要写真データ)
Unit 1 質問の前置きを適切に使うことができる
夏休みの出来事について表現できる
次回までの課題提示

※正当な理由なく第2回授業を連絡なく欠席し、担当決めに参加しなかった場合、授業中の活動に支障が出るため、その後の受講をお断りする可能性があります。正当な理由があり欠席せざるを得ない場合、メールで連絡してください。(メールアドレスは第1回授業時にお伝えします。)
第3回 前回の課題確認・提出・発表
Unit 2 出身地や職業・学校について尋ねることができる
故郷について表現できる
次回までの課題提示
第4回 前回の課題確認・提出・発表
Unit 3 趣味・娯楽・好みを尋ねることできる
好きな有名人について表現できる
次回までの課題提示
第5回 前回の課題確認・提出・発表
Unit 4 希望を尋ねることができる
趣味や週末の過ごし方について表現できる

これまでのまとめと中間テスト
※単位取得を目指す場合、中間テストで3分の2以上得点することが望ましい。

次回までの課題提示
第6回 前回の課題確認・提出・発表
Unit 5 学んだ表現を使って達意の英文で自己表現ができる
次回までの課題提示
(10月31日=オンデマンド)

(10月31日=オンデマンド)
第7回 前回の課題確認・提出・発表
Unit 6 相手の理解を確認することができる
スポーツや大学生活、子供時代の思い出について表現できる
次回までの課題提示
第8回 前回の課題確認・提出・発表
Unit 7 意見や理由を尋ねることができる
衣食住について表現できる(衣服)
次回までの課題提示
第9回 前回の課題確認・提出・発表
Unit 8 肯定することができる
衣食住について表現できる(私の食生活)
次回までの課題提示
第10回 前回の課題確認・提出・発表
Unit 9 断定を避けることができる
衣食住について表現できる(理想の住まい・私の部屋)
次回までの課題提示
(11月28日=オンデマンド)
第11回 前回の課題確認・提出・発表
Unit 10 知らない、わからないと伝えることができる
約束やデートについて表現できる
次回までの課題提示
第12回 前回の課題確認・提出・発表
Unit 11 回答を拒否することができる
恋愛について表現できる
次回までの課題提示
第13回 前回の課題確認・提出・発表
Unit 12 悪い知らせを伝えることができる
スマホやSNSについて表現できる
次回までの課題提示
第14回 前回の課題確認・提出・発表
まとめと復習、課題学習、SAについての説明
次回までの課題提示
第15回 総括課題、自己評価シート記入、期末試験の準備(自習と質問)
授業外学習の課題 予習・復習に加え、毎回課題が課され、綿密に準備することが求められます。また、数回の発表やライティング課題等、授業外で3-4時間程度の十分な学習が必要となります。
発表準備のためペアやグループで授業外の時間に集まって準備する必要が生じる可能性があるため、あらかじめ了承してください。

通常の課題に加え、学期途中には、言語コミュニケーションに関する書籍を読んでいただき、ブックレポートを作成していただく予定です。(履修人数が少ない場合は、口頭での報告(発表)となる可能性もあります。)課題図書は、野矢茂樹『言語哲学がはじまる』(岩波新書1991、2023年)とする予定です。
履修上の注意事項 授業は英語で進め、受講者にも英語使用を求める。
座席は必ず教員の指示に従う。履修者の人数によって変更もあるが、入室順に前方から着席することとする予定。(教室前方に空席がある場合は、移動を求める。)PC1台につき1人が座るものとし、2人席に3人以上座ることは当然禁止。座席の移動を求められた場合は必ず従うこと。
授業中、学生証を常に机上に提示すること。(指示がなくても提示すること。)提示なき場合は、欠席としてカウントする。
休講・補講・追加講義を行う必要が生じた場合は速やかに連絡するが、急な場合は教学センターからのお知らせとなる場合がある。教学センターからのメールや教学システムでのお知らせに注意すること。
ブレンド授業を実施し、Google Classroomを使用予定。オンデマンドについては、第6回10月31日および第10回11月28日の2回を予定しているが、受講者と相談の上、変更の可能性もある。特に要望・指示がなければ上記のままとする。
オンデマンド以外の時も含め普段からGoogle Classroomやメールでのお知らせに注意してください。
口頭テストや発表等授業中の活動は、公正な評価および記録のため録音・録画されることがある。
ペアワーク、グループワーク、教室全体での活動などに、積極的に参加することが求められる。受動的な座学ではなく、積極的な発言・発表など能動的・自発的な授業参加が必要とされ、評価される。
ペアやグループのパートナーやメンバーは活動の特性により適宜変えることを求める場合があるため、予め了承してください。
受講者の参加度が極めて大きいクラスとなる。「授業を聞く」という態度ではなく、他の受講者や教員と協力して「授業を作る」という態度で臨むことが求められる。
他の受講者に迷惑をかける等授業態度に問題がある場合は、退出を求め、その後の受講をお断りする可能性がある。
窓際の席の人や指示された人は、窓やドアの開閉にご協力をお願いする。
可能な方には授業で使うテレビの英語ニュースの録画をお願いする可能性がある。
授業中のスマートフォンの使用については、大学および教員の指示に従うこととする。
スマホの使用は、用途を告げて教員の許可を得たうえで、提示して行うこととする。板書などを許可なく写真に撮る行為を固く禁止する。教室内でのBeReal当然禁止。
授業態度や受講マナー、学習規律についても厳しく指導する。

※自身の英語運用能力測定のため、学期終盤に行われる TOEIC(R) L&R IP / TOEIC(R) Bridge に申し込み、受験してください。1月の第二土曜日の予定。


【公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件、または期末試験の受験要件には影響しないように配慮します。(この一文は自動挿入されています。)

【レベル2の学生が履修可能です】
成績評価の方法・基準 毎回の課題、予習・復習の綿密さ、随時実施の小テスト、授業中の発表・発言、授業への貢献度、作文課題(数回)
割合は、平常点(受講態度・授業内課題)30点、発表・発言や授業への貢献度30点、小テストや作文課題40点、ブックレポート±20点を目安に基礎点を算出し、教科書不携帯・スマホ使用・態度不良(非積極的態度・非協力的態度を含む)・パフォーマンス不良・その他授業の円滑な進行を妨げる言動などは基礎点から最大30点減点、授業中のパフォーマンスや授業への貢献度が特に秀でており授業外の課題の完成度も特に高い者にのみ基礎点へ最大10点を加点し、最終成績とすることを原則とします。便宜上、100点を超える場合でも100点、0点を下回る場合でも0点とさせていただきます。

※授業の性質上欠席は3回までとしますが、教室における物理的存在よりも参加度がより大切です。ただし、第1回・第2回はガイダンスやアイスブレイク活動のため、第5回は中間テスト実施のため、第15回は評価に直結する(総括課題等)ため、これらの回に正当な理由なく欠席した場合は単位不認定の可能性があります。第13回および第14回も出席することを強く勧めます。(第13回は12月20日土曜の補講日に実施予定。第14回は12月23日に実施、この日は火曜日だが他の授業も含めて金曜日の授業が行われます。)4年生の就職先の内定式や研修は常識的な回数であれば考慮します。第15回1月9日は最終講義であるため成人式のための帰省は欠席理由として認めませんが、履修登録する前に相談した場合に限り考慮します。(その場合、教員が指定する1月の別の時間に総括課題に取り組む時間を確保する必要があります。)

※学生証の提示がない場合は、欠席としてカウントされます。
※小テスト実施時に学生証の提示がない場合は、受験することはできますが最終成績に算入されません。(翌週に提示した場合は算入いたします。)

<公認欠席について>
公認欠席については、単位認定や成績評価に影響しないよう配慮します。
小テストやプレゼンテーション時に公認欠席となる場合、代替措置で対応します。
テキスト 小林敏彦『Native Phrases for Everyday Use 3パターンで決める 日常英会話ネイティブ表現[改訂版]』語研
ISBN978-4-87615-334-3
※付属のCD-ROMのMP3形式の音声データを自宅で聞けるよう、パソコン等が必要。いつでも口について出てくるようにするために、毎日30分は欠かさず聞き、音読やシャドーイングの練習を徹底的に行ってください。

Dr.フィリップ・タビナー (監修), AmEnglish.com (編集) 『会話で覚える TOEIC® L&Rテスト 必修英単語1500』ナガセ
ISBN 9784890858668
※前期に750まで終了したため、後期は751から開始して、最後の1500を目指す予定です。

※辞書の持参は毎回は求めませんが、辞書(特に電子辞書、紙の辞書も可)を持参していることで授業に貢献した場合は平常点に加点を行います。また、回によっては全員に持参を求める可能性があります。
※この他に、授業中に教室のパソコンで取り組んだ課題ファイルを持ち帰るために、USBメモリースティック等が必要。(ファイルをクラウド等オンラインで保存する方法に習熟している場合はそれでも構いません。保存方法などは説明しないので習熟しておくこと。)
※受講に当たっての前提条件として、6号館のPCにログインできること(要ID・パスワード)、自宅か大学のPCでワードを使って文書を作れること(ライティング課題のスマホでの作成は認めない)、大学のメールの確認・送受信・課題添付ができることを求める。
※発展的学習を希望する受講者には、英検や国連英検形式の問題や多読教材等補充教材も与える。
参考文献 授業中紹介します。
主な関連科目 英語コミュニケーションI
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問は授業中および授業終了後、相談は授業終了時に受け付けます。
授業以外の時間に質問・相談・雑談などがある場合もできる限り対応しますので、授業時に伝えてください。
オフィスアワーは火曜4限です。オフィスアワーの場所や利用方法については授業担当者の指示に従ってください。
テストや課題へのフィードバックは、対面またはオンラインで行います。
対面で行う場合、授業外で時間を確保していただく必要が生じる可能性があります。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(外国語科目(英語)) 2016~2016 1・2・3・4 - - - - -
商学部商学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
商学部経営学科(外国語科目(英語)) 2016~2016 1・2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
経済科学部現代経済学科(外国語科目(英語)) 2016~2016 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部現代経済学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
経済科学部経済情報学科(外国語科目(英語)) 2016~2016 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部経済情報学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
人文学部人間関係学科心理学専攻(外国語科目(英語)) 2016~2016 1・2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(外国語科目(英語)) 2016~2016 1・2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(外国語科目(英語)) 2016~2016 1・2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
人文学部英語英文学科(国際理解科目) 2024~2025 1・2・3・4 - - - - -
人文学部社会学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
法学部法律学科(外国語科目(英語)) 2016~2016 1・2・3・4 - - - - -
法学部法律学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
法学部国際政治学科(外国語科目(英語)) 2016~2016 1・2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(外国語科目(英語)) 2016~2016 1・2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
健康科学部心理学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
健康科学部健康栄養学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(国際理解科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -