授業コード 00047001 単位数 2
科目名 一般教養特殊講義(グローバル化と金融) クラス 01
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 高田 裕 配当年次 *下表参考

授業の題目 グローバル化と金融についての理解
Globalization and Financial Markets
学修の概要 グローバル化した現在は、国境を越えて人・モノ・カネが移動しており、世界中の国が相互に依存しています。日本経済も例外ではなく、海外からの影響を大きく受けています。本講義では、国際経済を理解するために、ヒト・モノ・カネが国境を越えるとはどういうことかを解説していきます。モノの移動である貿易部分、カネの移動である金融部分の両方を把握する必要あります(厳密には、それに加えて人の移動)。前者は国際貿易論、後者は国際金融論と別々のトピックで展開されることも多いが、本講義は同一授業内で両方のテーマを解説し、国際経済全体の理解を目指します。
学修の到達目標 ・グローバル化とは何かを理解する。
・国際貿易の意義を理解する
・国際的な資金移動の見方を理解する
授業計画 第1回 ガイダンス
授業の概略/進め方/評価方法等についての説明を聞き、本授業の意義を理解する
第2回 経済のグローバル化(1)
グローバル化について理解し、それを述べることができる
第3回 経済のグローバル化(2)
人・モノ・カネが国境を超えることの意味について理解し、それを述べることができる
第4回 世界貿易について
世界の貿易量などについて理解し、それを述べることができる
第5回 貿易の利益
比較優位について理解し、それを述べることができる
第6回 国民経済計算について
国民経済計算について理解し、それを述べることができる
第7回 国際収支統計について
国際収支統計について理解し、それを述べることができる
第8回 国際収支統計からみた日本経済
日本経済の現状について理解し、それを述べることができる
第9回 人のグローバル化について
国境を越えて移動する人の行動について理解し、それを述べることができる
第10回 企業のグローバル化について
国境を越えて移動する企業について理解し、それを述べることができる
第11回 外国為替の基礎
外国為替市場の基礎について理解し、それを述べることができる
第12回 外国為替レート
外国為替レートについて理解し、それを述べることができる
第13回 外国為替レートと日本経済
Jカーブ効果について理解し、それを述べることができる
第14回 金融危機について
世界的な金融危機について理解し、それを述べることができる
第15回 総括
全体を振り返り、全体的な理解を深めることができる
授業外学習の課題 ・事前学習(2時間程度):予告された「次回の授業テーマ」について、各自で出来り限り予備知識・関連事項を調べて授業にのぞんでください。
・事後学習(2時間程度):授業内容の整理をし、不明な点は次回の授業までに各自で必ず調べておくこと
・授業外学習に要する時間の目安は、事前事後合計で4時間です。各授業は、それ以前の授業が前提となっていると認識してください。継続学習が大切です。
履修上の注意事項 ・授業はパワーポイントで進めていきます。必要に応じてノートPCを開いて授業資料をみながら授業を受けてかまいません。
・受講生の理解度や関心により講義の内容を修正することはあります。
・(公認欠席制度について)公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないように配慮します。
成績評価の方法・基準 試験(70%)、小テスト・レポート課題等(30%)で総合的に評価します。欠席は減点します。
テキスト 特には使用しません。必要に応じ、資料を配布します。
参考文献 1. 斉藤誠『教養としてのグローバル経済』有斐閣、2021年
2. P.R.クルーグマン等『クルーグマン国際経済学 理論と政策 上 貿易編』丸善出版、2017年
3. P.R.クルーグマン等『クルーグマン国際経済学 理論と政策 下 金融編』丸善出版、2017年
4.その他、適宜授業中に紹介します。
主な関連科目 国際経済学、国際金融論、外国為替論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
①授業の各回の最後に「質問の有無」を聞くようにします。その時に質問してください。他の学生も疑問に思っていることが多いはずなので、その場で全員に向けて返答します。質問は歓迎します。
②授業中が難しい場合は、授業終了後に質問してください。
③これも難しい場合は、アポイントメントをとってください。時間を調整します。

また、授業内の小テスト・レポート課題などに対するフィードバックは翌週に行います。期末試験に関する質問は個別に対応しますので、必要な場合はメールでアポイントをとってください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(一般教養科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
商学部経営学科(一般教養科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
経済科学部現代経済学科(一般教養科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
経済科学部経済情報学科(一般教養科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
人文学部教育学科(一般教養科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
人文学部英語英文学科(一般教養科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
人文学部社会学科(一般教養科目) 2024~2025 1・2・3・4 - - - - -
法学部法律学科(一般教養科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
法学部国際政治学科(一般教養科目) 2024~2025 1・2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(一般教養科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
健康科学部心理学科(一般教養科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
健康科学部健康栄養学科(一般教養科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(一般教養科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(一般教養科目) 00100 2024~2025 1・2・3・4 - - -