授業コード 00021300 単位数 2
科目名 教養講義(江戸文学) クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 腮尾 尚子 配当年次 *下表参考

授業の題目 江戸時代前期に焦点を当てた文学史解説と作品(古文)講読
【注意】このシラバスの内容は8月中に一部変更する可能性がある。
学修の概要 (1)趣旨
江戸時代前期に出版された文学作品(浮世草子など)を採り上げ、その歴史的意義を解説し、且つ、原文(古文)講読を行う。
この科目は、高校古文の「学び直し」のための科目ではない。
高校時代に培った古文の素養を基盤として、発展的学習を行う。

(2)対面型授業・座席指定制
「第1回」授業において、「座席表」により「座席指定」を行う。

(3)パソコン・プリンターの準備
自然災害などの影響により、途中回から「オンデマンド型」授業に切り替える可能性がある。
いつ「オンデマンド型」授業に切り替わっても困らないよう、各自、パソコン・プリンターを自宅で使えるようにしておく事。

(4)この科目を履修するための前提条件
必ず「第1回」授業に出席して、「授業ガイダンス」を受け、その内容を理解する事。
「授業ガイダンス」を受けない学生や、受けても内容を理解しない学生には、この科目の履修を許可しない。

【注意】
「第1回」授業に出席する際は、各自、この「シラバス」を紙に「印刷」して持ってくる事。
「印刷」の仕方が分からない場合、本学情報センターで教わる事が出来る。(要予約)

(5)「語彙の小テスト」を受験するための前提条件
必ず「第1回」授業に出席して、「語彙の小テストガイダンス」を受け、その内容を理解する事。

(6)「後期末試験」を受験するための前提条件
「欠席回数」(出席カードの無効回数も含めた回数)を「2回以内」にとどめる事。
且つ、必ず「第15回」授業に出席して、「後期末試験ガイダンス」を受け、その内容を理解する事。
「後期末試験ガイダンス」を受けない学生や、受けても内容を理解しない学生には、受験を認めない。

(7)穴埋め式「講義資料」の活用
ほぼ毎回、教室で、穴埋め式「講義資料」(紙)が配布される。
学生は教員の解説を聴き、板書を見ながら、穴埋め式「講義資料」の空所に、キーワードを「手書き」で記入する事。

(8)「出席カード」の記入・提出
毎回、指示されたテーマに沿って、「出席カード」に文章を「手書き」して提出する事。
この科目では、「出席カード」の提出状況に基づいて、出席回数をカウントする。
所定の条件を満たしていない「出席カード」は、提出しても無効となる。(出席1回分としてカウントされない。)
学修の到達目標 (1)「シラバス」と「ガイダンス」のプリントを熟読する事により、「読解力」を身に付ける。
何のために何をするのか、しっかりと理解した上で、学習活動を行う事。
「シラバス」「ガイダンス」の内容を理解しない学生は、単位を取得出来ない。

(2)「漢字を書く力」を維持・発達させる。
近年(個人差はあるが)学生の全体的傾向として、漢字を書く力が著しく低下している。
パソコンに向かう時間が増え、文字を「手書き」する機会が減ったためと考えられる。
小学校~高校までの間に培ってきた折角の漢字力を、簡単に手放してしまうのは勿体ない。
「出席カード」・「語彙の小テスト」・「後期末試験」において、漢字を正確に「手書き」する事。

(3)「異文化理解」の姿勢を身に付ける。
「異文化」とは、外国の文化だけを指すわけではない。
同じ日本という国の文化であっても、数百年前の古い日本の文化は、現代日本人にとって一種の「異文化」である。
「異文化」を真摯に学ぶ事を通して、視野を広げ、自分自身の立ち位置を客観的に俯瞰する力を身に付ける。
授業計画 第1回 《9月22日(月)5限》

(1)座席指定。
当日、教室内カードリーダー付近に「座席表」が置いてあるので、1人1枚ずつ取る事。
「座席表」に従って着席する事。

(2)「授業ガイダンス」のプリント「―真剣に学ぼうとする学生を守るために―」の配布と解説。
「授業ガイダンス」の内容は、この「シラバス」の内容とも関連する。

【注意】
 学生は各自、「シラバス」を紙に「印刷」して持参する事。
「印刷」の仕方が分からない場合、本学情報センターで教わる事が出来る。(要予約)

(3)「語彙の小テストガイダンス」のプリント配布と解説。
第2回 《9月29日(月)5限》

「授業外学習課題」のプリント配布と解説。
(「語彙の小テスト」は「授業外学習課題」のプリントから出題される。)
第3回 《10月6日(月)5限》

浮世草子の誕生
第4回 《10月13日(月)5限》 ※この日は本学が定める「祝日授業日」。

浮世草子の代表的作者
第5回 《10月20日(月)5限》

浮世草子の代表的作品
第6回 《10月27日(月)5限》 ※次週11月3日(月)は祝日のため授業無し。

(1)「語彙の小テスト」実施。【20点満点】

(2)ここまでの学習のまとめ。
第7回 《11月10日(月)5限》

浮世草子の原文(古文)講読・表記
第8回 《11月17日(月)5限》

浮世草子の原文(古文)講読・語意
第9回 《11月24日(月)5限》 ※この日は本学が定める「祝日授業日」。 

浮世草子の原文(古文)講読・文法
第10回 《12月1日(月)5限》

浮世草子の原文(古文)講読・現代語訳
第11回 《12月8日(月)5限》

江戸時代に見られる特徴的な当て字
第12回 《12月15日(月)5限》

江戸時代に見られる特徴的な文法
第13回 《12月22日(月)5限》

浮世草子の挿絵の特色
第14回 《1月5日(月)5限》 ※次週1月12日(月)は祝日のため授業無し。

浮世草子の挿絵の分析
第15回 《1月19日(月)5限》

(1)「後期末試験ガイダンス」のプリント配布と解説。

(2)この科目の全体的な内容のまとめ。
授業外学習の課題 (1)「授業外学習課題」のプリントを使った学習
各自、「授業外学習課題」のプリントに従って、計画的に自習する事。
事物の伝統的名称・表記に親しむ事により、語彙を増やし、広く教養を身に付ける。

(2)言葉の意味・漢字の字形を調べる学習
授業中、自分にとって聞き慣れない言葉・見慣れない漢字が出てきたら、自主的にメモしておき、授業後に、一つ一つ辞書を引いて丁寧に調べる事。
メモは、「講義資料」の余白に記すか、または、自分で用意したメモ用紙・ノートに記す事。
履修上の注意事項 (1)「全ての回の授業に出席する事」が基本である。
「欠席回数」(出席カードの無効回数も含めた回数)が「3回以上」となった場合、単位を取得出来ない。
尚、「欠席回数」をカウントする際、本学が認定する「公認欠席」(忌引など)は除いてカウントする。

(2)「第1回」・「第15回」の授業を欠席した場合、単位を取得出来ない。

(3)提出物の文字を殴り書きする学生は、単位を取得出来ない。
文字を「手書き」する事が面倒だと思う学生は、この科目を絶対に選ばない事。(ミスマッチ防止)

(4)この科目の授業中、スマートフォンは使用出来ない。
スマートフォンは電源を切り、バッグの中に収納する事。
(スマートフォンを机の上・机の中・イスの上・バッグの上・床の上などに置かない事。)
時刻を見る際は、スマートフォンではなく、腕時計を見る事。
常にスマートフォンを触りたいと思う学生は、この科目を絶対に選ばない事。(ミスマッチ防止)

(5)「第1回」授業の「定刻開始」を阻害する学生には、この科目の履修を許可しない。
特別な個人的事情を有する学生は、「第1回」授業開始直前になってから急に教員に申し出るのではなく、遅くとも「9月19日(金)」までに、教学センター・学生センター等を通じて、教員に連絡する事。
成績評価の方法・基準 (1)2種類の筆記試験の得点の合計(100点満点)によって、成績評価する。

①「語彙の小テスト」(20点満点)
 「授業外学習課題」のプリントから出題。

②「後期末試験」(80点満点)
 「講義資料」所載のキーワードを書く問題を出題。
(1行~数行の説明文を読み、それに当てはまるキーワードを答える。)


(2)「語彙の小テスト」・「後期末試験」は、参照物不可。

(3)「語彙の小テスト」の「追試験」は、実施しない。

(4)シラバスやガイダンスの内容を理解しない学生、受講や受験のルールを守らない学生、迷惑行為を行う学生に対しては、点数や出席回数と関係なく、単位を認定しない。

(5)不正な手段によって単位を得ようと企図した学生に対しては、企図した時点で、すぐに、この科目の授業教室・試験室への出入を禁止する。
テキスト 授業中に配布する「講義資料」(穴埋め式プリント)を以てテキストに代える。
参考文献 『狂歌大観』全3巻(明治書院、1983年~1985年)
『江戸狂歌本選集』全10巻(東京堂出版、1998年~2001年)
『古典俳文学大系』(集英社)
主な関連科目 「人文学部総合科目」の「日本文学演習Ⅰ(崩し字解読・平仮名)」・「日本文学演習Ⅱ(崩し字解読・古典文学)」・「日本文学演習Ⅱ(崩し字解読・版本)」・「日本史演習Ⅰ(崩し字解読・漢字)」・「日本史演習Ⅱ(崩し字解読・古文書)」など
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
「出席カード」に質問を書いてもよい。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
商学部商学科(教養科目) WGEL12104 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
商学部商学科(教養科目) WGEL12104 2023~2023 1・2・3・4 - - - -
商学部経営学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(教養科目) WGEL12104 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(教養科目) WGEL12104 2023~2023 1・2・3・4 - - - -
経済科学部現代経済学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部現代経済学科(教養科目) WGEL12104 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部現代経済学科(教養科目) WGEL12104 2023~2023 1・2・3・4 - - - -
経済科学部経済情報学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部経済情報学科(教養科目) WGEL12104 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
経済科学部経済情報学科(教養科目) WGEL12104 2023~2023 1・2・3・4 - - - -
人文学部人間関係学科心理学専攻(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) WGEL12104 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) WGEL12104 2023~2023 1・2・3・4 - - - -
人文学部人間関係学科教育学専攻(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(教養科目) WGEL12104 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(教養科目) WGEL12104 2023~2023 1・2・3・4 - - - -
人文学部英語英文学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
人文学部英語英文学科(教養科目) WGEL12104 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
人文学部英語英文学科(教養科目) WGEL12104 2023~2023 1・2・3・4 - - - -
法学部法律学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
法学部法律学科(教養科目) WGEL12104 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
法学部法律学科(教養科目) WGEL12104 2023~2023 1・2・3・4 - - - -
法学部国際政治学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
法学部国際政治学科(教養科目) WGEL12104 2017~2017 1・2・3・4 - - - - -
法学部国際政治学科(教養科目) 2018~2023 1・2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(教養科目) WGEL12104 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(教養科目) WGEL12104 2023~2023 1・2・3・4 - - - -
健康科学部心理学科(教養科目) WGEL12104 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
健康科学部心理学科(教養科目) WGEL12104 2023~2023 1・2・3・4 - - - -
健康科学部健康栄養学科(教養科目) WGEL12104 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
健康科学部健康栄養学科(教養科目) WGEL12104 2023~2023 1・2・3・4 - - - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(教養科目) WGEL12104 2018~2022 1・2・3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(教養科目) WGEL12104 2023~2023 1・2・3・4 - - - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(教養科目) WGEL12104 2018~2022 1・2・3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(教養科目) WGEL12104 2023~2023 1・2・3・4 - - - -