授業コード 94205500 クラス
科目名 情報通信研究Ⅰ 単位数 2
担当者 出木原 裕順 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 IoT Internet of Things
授業の概要 ネットワークシステムの発展として、IoT(Internet of Things)について学習する。具体的には、IoTの概要や事例、基本知識を学ぶと共に、ArduinoやRaspberry Piなどの組込ボードを使った電子回路の設計や統合開発環境を使ったプログラミング、センサなどのモジュールの利用、組込ボートからのデータ通信、データ処理、IoT情報システムの取り扱いなどについて取り扱う。ただし、履修者に応じてネットワークプログラミングなどの関連テーマを取り入れることもある。
学習の到達目標 IoTについて説明と取り扱いができる。
授業計画 第1回 イントロダクション・IoTの概要
IoTの概要に関する知識を獲得する。
第2回 IoTの事例調査
IoTの事例について調査し、知識を獲得する。
第3回 調査発表
事例調査の結果について整理した上で、考察結果を発表する。
第4回 IoTシステムの立案
考察結果に基づいてIoTシステム開発の立案を行う。
第5回 IoTのための組込ボード(1)基礎
組込ボートを取り扱いながら、取り扱いに関する基本的な知識と技術を獲得する。
第6回 IoTのための組込ボード(2)設定
組込ボートを取り扱いながら、設定に関する基本的な知識と技術を獲得する。
第7回 IoTのための組込ボード(3)応用
組込ボートを取り扱いながら、応用的な知識と技術を獲得する。
第8回 組込ボードとセンサ(1)基礎
組込ボードにセンサを連結させて取り扱う基本的な知識と技術を獲得する。
第9回 組込ボードとセンサ(2)応用
組込ボードにセンサを連結させて取り扱う応用的な知識と技術を獲得する。
第10回 組込ボードとネットワーク通信
組込ボードをネットワークに接続させる方法に関する知識と技術を獲得する。
第11回 IoTプラットフォーム
組込ボードをIoTプラットフォームに接続させる方法に関する基本的な知識と技術を獲得する。
第12回 総合課題(1)構築
自らの立案計画に基づいて、センサを接続した組込ボードを構築する。
第13回 総合課題(2)接続
構築した組込ボードをIoTプラットフォームに接続する。
第14回 総合課題(3)実験
構築したIoTシステムを用いたデータ収集の実験を行うと共に、収集した結果を資料にまとめる。
第15回 発表と振り返り
データ収集の結果を発表すると共に、授業の振り返りを行い獲得した知識と技術の定着を促す。
授業外学習の課題 コンピュータ、インターネット、ネットワークについて分からない点がある場合は各自で自主的に調べて解決すること。レポート、調査、発表などの特別な課題が課された場合には、指定日時までに完遂すること。
授業前後の予習復習に2時間の学習を目安とし、レポート・発表・総合課題のための学習に計30時間を目安とする。
履修上の注意事項 コンピュータ、インターネット、ネットワークに関する一般的な知識がある方が望ましい。
公認⽋席の場合は授業内課題の代替となる課題を課すので、それを締切⽇時までに実施して提出すること。
成績評価の方法・基準 課題(30%)、発表(30%)、レポート(30%)、参加態度(10%)で評価する。
テキスト 授業中に適時指示する。
参考文献 授業中に適時紹介する。
主な関連科目 情報通信研究II
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
簡単な質問は授業時間中および授業時間前後に対応する。ただし、回答に時間を要する質問の場合、質問⼈数が多い場合、回答時間が⼗分に確保できない場合、授業準備等で教員が⼗分に対応できない場合は授業時間外での対応とする。
授業時間外ではShudo moodleのメッセージ機能による質問対応を主とすると共に、オフィスアワー(⽔曜⽇12:30-13:00)でも対応する。また、オフィスアワー以外での対応は事前予約制とする。
課題に対するフィードバックは、実施後の解説、Moodle上での正答・講評の掲⽰、個別対応などにより実施する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
経済科学研究科M経済情報専攻(C群) 2022~2023 1・2 - -
経済科学研究科M経済情報専攻(C群) 42500 2024~2024 1・2 - -