授業コード | 93214001 | 単位数 | 2 |
科目名 | 研究指導(政治・行政研究) | クラス | 01 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 広本 政幸 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 修士論文の作成(Writing a master's thesis) |
学修の概要 | 論文の書き方を理解し、分析方法を修得し、修士論文を執筆することを、目的とします。 この科目は基幹科目で、研究群は研究指導です。 オンラインの授業はありません。 |
学修の到達目標 | 指導されたことを理解し、十分な数の先行研究を踏まえ、分析方法を正しく用いて、学術論文として問題のない構成になっている修士論文を作成できるようになることです。 |
授業計画 | 第1回 | 方針の決定 修士論文で取り組もうと考えていることをもとに、研究を企画する方法を理解します。 |
第2回 | テキストの第I章から第IV章までの確認 学術論文はどういうものであるか、学術論文をどのような手順で作成するか、どのようにして学術論文のテーマを設定するかを理解します。 |
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第3回 | テキストの第V章と第VI章の確認 学術論文ではどのような文章を書くか、参考文献をどのように使うとよいかを理解します。 |
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第4回 | テーマの設定 学術的な意味と研究遂行の可能性を検討し、いくつかの候補の中から、適切なテーマを選ぶ方法を理解します。 |
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第5回 | 先行研究の一覧表の作成 自身の研究を進めるために、内容を知っておくべき先行研究を選択する方法を理解します。 |
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第6回 | 先行研究の概要の確認 先行研究の概要を確認し、自身が研究しようと考えている分野の傾向を抽出する方法を理解します。 |
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第7回 | 重要な先行研究の検討 先行研究のうち、重要なものを選び出し、研究方法と研究結果の詳細を検討し、さらなる研究の余地を発見する方法を理解します。 |
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第8回 | 研究データの確認 研究に使うことを考えているデータが、適切な方法で取得されているか、関連するデータとして他にどのようなものがあるかを確認する方法を理解します。 |
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第9回 | 研究方法の検討 データを使って実施できる研究方法を選ぶ方法を理解します。 |
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第10回 | 研究結果の確認 研究結果を確認した上で、さらに研究の精度をあげるためにできることを理解します。 |
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第11回 | 研究対象の拡大 研究対象を拡大することで、新たな発見があり得ることを理解します。 |
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第12回 | 研究データの追加 研究データを追加することで、新たな発見があり得ることを理解します。 |
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第13回 | 研究方法の変更 研究方法を変更することで、新たな発見があり得ることを理解します。 |
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第14回 | 構成と参考文献の確認 適切な構成になっていることと、適切に参考文献が記載されていることを確認する方法を理解します。 |
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第15回 | 論文の確認と修正 論文を完成させるために、確認するべき項目と修正の方法を理解します。 |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):先行研究の確認、論点の整理、データの収集など、授業の準備として行っておくべき作業をすることです。 事後学修(2時間程度):先行研究の読み直し、論点の再考、データを用いた分析など、授業での検討により、必要であることがわかった作業を行うことと、論文を執筆することです。 |
履修上の注意事項 | オンラインの授業はありません。 履修登録をする前に、教員に連絡をとり、履修登録に関する相談をして、科目の方針の説明を受け、作成している演習論文があれば、演習論文とその要旨を、第1回の授業で提出することが求められます。これを怠った場合、成績はDかXです。 修士論文を作成するだけでなく、指導を受け、修士論文をまとめるために求められる作業をする必要があります。修士論文を作成したとしても、指導を受けず、必要な作業をしなければ、成績はDかXです。 修士論文の題目届の提出期限や修士論文の提出期限を守ることができないなど、手続きに問題があれば、成績はDかXです。 受講者が、自分の関心から研究のテーマを考え、主体的に研究に取り組むことを求めます。しかし、修士論文の作成が課程修了の条件になるので、テーマや研究方法について、再考を求めることがあります。 公認欠席の場合、代替措置として、日を改めて、授業での作業に取り組む機会を設けます。 |
成績評価の方法・基準 | 指導を踏まえた作業 100%(第1回が2%、第2回から第15回までの各回が7%) 履修登録をする前に、教員に連絡をとり、履修登録に関する相談をして、科目の方針の説明を受け、作成している演習論文があれば、演習論文とその要旨を、第1回の授業で提出することが求められます。これを怠った場合、成績はDかXです。 修士論文を作成するだけでなく、指導を受け、修士論文をまとめるために求められる作業をする必要があります。修士論文を作成したとしても、指導を受けず、必要な作業をしなければ、成績はDかXです。 修士論文の題目届の提出期限や修士論文の提出期限を守ることができないなど、手続きに問題があれば、成績はDかXです。 |
テキスト | 應和 邦昭『新版 論文作成ガイド――社会科学を学ぶ学生のために――』東京農業大学出版会、2018年 (本学図書館にありますので、活用してください。生協ブックストアに、販売を依頼していません。) |
参考文献 | 明石 芳彦『社会科学系論文の書き方』ミネルヴァ書房、2018年 (授業では使いません。本学図書館にあります。論文の書き方についてわからないことがあるときに、使うといいです。) |
主な関連科目 | 研究指導(政治・行政研究)_51(後期) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業終了後に、教室で、対面で、質問と相談を受けつけます。 フィードバックとして、すべての授業が終わった後に、授業での取り組みや論文などについての気づきを、対面で、受講者に説明します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
法学研究科M国際政治学専攻 | - | 2017~2021 | 1・2 | - | - | - | - | - |
法学研究科M国際政治学専攻 | - | 2022~2024 | 1・2 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |