授業コード 93212600 単位数 2
科目名 政策研究Ⅶ(地域デザイン論) クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 木原 一郎 配当年次 *下表参考

授業の題目 地域デザインの動向と手法 - The Theory of Community based design
学修の概要 地域デザインの対象と手法は多岐にわたる。
また技術の進歩や価値観の多様化に伴って、地域デザインも日々変化・試行錯誤されている。

そのような地域デザインについて、全国の事例を調査し、構造化を試みる。
また今後地域デザインの対象となる地域において、どのような手法やプロセスが適切か検討を行う。
学修の到達目標 地域デザインの事例を説明できるようになる。
地域デザインの手法を構造化できるようになる。
対象地域に必要とされる地域デザインについて、自分の考えを述べることができるようになる。
授業計画 第1回 地域デザインの射程
地域デザインの捉える範囲を理解できるようになる。
第2回 地域デザイン事例の調査結果共有(1):中山間地域
地域デザインの事例を調査し、そのアウトカムを理解し説明できるようになる。
第3回 地域デザイン事例の調査結果共有(2):都市部
地域デザインの事例を調査し、そのアウトカムを理解し説明できるようになる。
第4回 地域デザイン事例の調査結果共有(3):メディア、デザイン
地域デザインの事例を調査し、そのアウトカムを理解し説明できるようになる。
第5回 地域デザイン事例の構造化(1):対象地域
地域デザインの対象地域の現状(地域課題や地域資源)を調査し、説明できるようになる。
第6回 地域デザイン事例の構造化(2):手法
地域デザインの手法を理解し、説明できるようにする。
第7回 地域デザイン事例の構造化(3):ステークホルダー
地域デザインの対象地域の現状(人の配置や関係性)を調査し、説明できるようになる。
第8回 地域デザイン事例の構造化(4):ビジョン
地域デザインの対象地域の現状(ビジョン)を調査し、説明できるようになる。
第9回 地域デザイン事例の構造化(5):プロセス
地域デザインの対象地域に合わせた実装工程を説明できるようになる。
第10回 ケーススタディ:地域現状分析(1):ビジョン・課題・資源
地域デザインの対象地域を調査し、理解し説明できるようになる。
第11回 ケーススタディ:地域現状分析(2):SWOT分析
地域デザインの対象地域を分析し、理解し説明できるようになる。
第12回 ケーススタディ:地域デザイン手法選択(1):先行事例より
先行事例を調査し、対象地域にとって適切な地域デザインについて説明できるようになる。
第13回 ケーススタディ:地域デザイン手法選択(2):3C+1C分析、STP分析より
対象地域を分析することにより、対象地域にとって適切な地域デザインについて説明できるようになる。
第14回 ケーススタディ:地域デザイン構造化(1):共有
対象地域に必要な地域デザインについてのプレゼンテーションの準備ができるようになる。
第15回 ケーススタディ:地域デザイン構造化(2):まとめ
対象地域に必要な地域デザインについてのプレゼンテーションできるようになる。
授業外学習の課題 各自、各回の内容に合わせた調査・分析・作業を行い、成果をまとめてください。
発表担当者は発表資料を作成してください。
概ね各回2時間ほど必要と推測します。
履修上の注意事項 1.本科目は講義形式ではなく、受講生による発表およびディスカッションを主とする。

--公認欠席について--
・公認欠席は単位認定要件に影響しないよう配慮します。
・公認欠席時の代替措置は受講人数に応じて相談いたします。
成績評価の方法・基準 事例分析・資料作成 40%
ケーススタディ 40%
問題提起・観点提起(建設的議論)20%
テキスト 特にありません。
参考文献 田中淳一、『地域の課題を解決するクリエイティブディレクション術』、宣伝会議、2018
松本茂章 編著、『文化で地域をデザインする-社会の課題と文化をつなぐ現場から』、学芸出版社、2020
宇都宮浄人、多田実 編著、『まちづくりの統計学』、学芸出版社、2022
主な関連科目 政策研究演習Ⅶ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
必要があればいつでも相談を受け付けます。メールやSNSにてアポをとった上で面談形式でおこないます。また授業の後も受け付けます。その際はアポは必要ありません。
事例分析などへのフィードバックは各回ごとに実施いたします。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
法学研究科M国際政治学専攻 2022~2024 1・2 -