授業コード | 93210500 | 単位数 | 2 |
科目名 | 地域・歴史研究演習Ⅹ(事例研究) | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 宇野 伸浩 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | グローバルヒストリーに関するレポート作成指導 |
学修の概要 | グローバルヒストリーに関する近年の研究書・論文を読み、現在議論されている内容を把握するとともに、自分が興味を持ったグローバルヒストリーに関わるテーマについて分析し、自分の考えを反映したレポートを作成する。 |
学修の到達目標 | グローバルヒストリー研究の近年の研究動向を理解するととも、グローバルヒストリーに関わるテーマを見つけて資料を収集して分析し、歴史上のグローバル化について自分なりの意見を持てるようになること。 |
授業計画 | 第1回 | グローバルヒストリー関係の文献収集・リストの作成 グローバルヒストリー関係する文献のリストを作成できるようになる。 |
第2回 | テーマ選択の方法、テーマの絞り方 テーマの選択したり、テーマを適切に絞り込むことができるようになる。 | |
第3回 | テーマに関するデータ・資料の収集方法 テーマに関係するデータや資料を収集することができるようになる。 | |
第4回 | レポートの構成案の作成、問いの立てかた テーマについて、レポートの構成案を作成し、問いを立てることができるようになる。 | |
第5回 | テーマに関するこれまでの研究の把握と批判 テーマについて、従来の研究を把握するとともに、批判的に理解することができるようになる。 | |
第6回 | テーマに関するデータ・資料の分析 テーマに関するデータや資料を分析することができるようになる。 | |
第7回 | 仮説の立て方、論証の仕方 テーマについて仮説を立てたり、仮説を証明するための論証の仕方を理解できるようになる。 | |
第8回 | 第1回レポート中間発表:序論と本論前半 口頭でレポートの中間発表をできるようになる。 | |
第9回 | 第2回レポート中間発表:本論後半 レポートの結論も含めて、口頭で発表できるようになる。 | |
第10回 | 第3回レポート中間発表:結論の吟味 レポートの結論、結論に至る論証過程が適切であるかを検討し、批判に耐える内容になっているかどうかを検証できるようになる。 | |
第11回 | レポート草稿の作成 レポートの草稿を作成できるようになる。 | |
第12回 | レポート草稿の推敲 レポートの草稿を推敲できるようになる。 | |
第13回 | 完成したレポートの提出 レポートに対する教員の添削を反映して完成できるようになる。 | |
第14回 | 完成したレポートにもとづくプレゼンテーション 完成したレポートをもとに、口頭で明快で説得力のあるプレゼンをできるようになる。 | |
第15回 | レポートの講評と今後の研究の進め方 レポートに対する教員の講評を踏まえて、今後の研究の進め方を理解できるようになる。 |
授業外学習の課題 | 指導を受けながら授業外でレポートを作成する。中間発表、レポート作成過程では、目安として毎回2時間程度の授業外の学習を行い、レポートを作成してください。 |
履修上の注意事項 | 優れた研究書・論文を熟読し、そこからグローバルヒストリーの考え方、分析方法、論証方法などを学ぶこと。 公認欠席については、欠席時に配布した資料があった場合は後日配布する。 |
成績評価の方法・基準 | 提出したレポートについて、選択したテーマの研究上の重要性・発展性、到達した結論の研究上の意義、データの分析方法、結論に至る論証過程、レポートとしての完成度などにもとづいて評価する(100%)。 |
テキスト | なし |
参考文献 | 秋田茂編『グローバル化の世界史』(MINERVA世界史叢書 2)ミネルヴァ書房 ゼバスティアン・コンラート『グローバル・ヒストリー: 批判的歴史叙述のために』岩波書店 |
主な関連科目 | 地域・歴史研究Ⅹ(グローバルヒストリー) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
教室あるいは研究室において授業の前後に質問・相談に対応する。 提出されたレポートに対して、口頭またはメールでコメントを行うことにより、受講者へのフィードバックを行う。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
法学研究科M国際政治学専攻 | - | 2022~2024 | 1・2 | ○ | ○ | - | - | - |