授業コード 93207500 単位数 2
科目名 国際関係・平和研究Ⅳ(外交政策論) クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 三上 貴教 配当年次 *下表参考

授業の題目 文明の衝突論と外交政策
学修の概要 国際政治学の古典、ハンチントンの著書『文明の衝突』を読み進め、現代の外交政策における有効性とインプリケーションを検討する。
学修の到達目標 外交政策において大きな影響力を持つ、文明の衝突論について理解し、説明できるようになる。
授業計画 第1回 イントロダクション 授業の進め方等について理解する。併せて、次回の三上論文を配布する。
第2回 三上論文を検討し、日本の現在の政治について考察し、議論する。
第3回 テキスト第1章「世界政治の新時代」について検討する。
第4回 テキスト第2章「歴史上の文明と今日の文明」について検討する。
第5回 テキスト第3章「普遍的な文明? 近代化と西欧化」について理解する。
第6回 テキスト第4章「西欧の落日:力、文化、地域主義」について理解する。
第7回 テキスト第5章「経済、人口動態、そして挑戦する文明圏」について検討する。
第8回 テキスト第6章「文化による世界政治の構造変化」について検討する。
第9回 テキスト第7章「中核国家と同心円と文明の秩序」について理解する。
第10回 テキスト第8章「西欧とその他の国々:異文化間の問題点」について検討する。
第11回 テキスト第9章「諸文明のグローバル・ポリティックス」について理解する。
第12回 テキスト第10章「転機となる戦争から断層線の戦争まで」について理解する。
第13回 テキスト第11章「フォルト・ライン戦争の原動力」について理解する。
第14回 テキスト第12章「西欧とさまざまな文明と単数形の文明」について理解する。
第15回 ハンチントンの文明の衝突論についてのディスカッションし、理解を深める。
授業外学習の課題 テキストを精読する。しっかりと予習しておくことが求められる。毎回1時間半程度の事前学修が目安となる。事後学修として30分を想定している。
履修上の注意事項  テキストは必ずしも肯定的に検討されるわけではない。時に批判的に考察されることもあることに注意すること。
 公認欠席時の資料は後日配布します。
成績評価の方法・基準 毎回の報告が70%、ディスカッションへの貢献が30%。
テキスト サミュエル・ハンチントン(鈴木主税訳)『文明の衝突』上・下、集英社文庫(2017年)、三上論文は配布する。
参考文献 必要に応じて授業中に紹介する。
主な関連科目 国際関係研究Ⅰ(国際政治論)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
昼休みに設定する。事前にメールで連絡を受け、アポを明確にして対応する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
法学研究科M国際政治学専攻 2017~2021 1・2 - - - - -
法学研究科M国際政治学専攻 2022~2024 1・2 - - -