授業コード 93207300 クラス
科目名 国際関係・平和研究Ⅱ(国際政治経済論) 単位数 2
担当者 名波 彰子 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 オセアニア地域の政治経済関係 Political and economical issues in the Oceania region
授業の概要 In this course, students are required to chose their own issues of their interests from the area of the Oceania, and present in the class and write an essay in English. In a process of writing the essay, it is students' own responsibility to 'present', 'write' and 'edit' including English grammatical check. Lecturer and supervisor are therefore expected to provide their advice on substance of the essay either in English or Japanese. The essay must involve at least two detailed case studies.

オセアニア地域の政治経済関係分野について学び、その後毎回一つずつテーマを選んで調査し、英語で発表し、レポートを作成する。
また、当該授業での使用言語は英語と日本語とする。テーマ発表やレポートの文章作成、校正(英文チェックを含む)は執筆者である受講生本人が自身の責任のもとで行い、教員はその内容についての指導を行う。また、論文を書く上で少なくとも2つの詳しい事例研究を入れることが不可欠である。
学習の到達目標 Through this course, students will aim to be able to find their own questions, examine them and discuss about them with other students in English. Also, students will try to achieve to write their theme reports in English.

この授業において、受講生は自ら課題を見つけ、考察し、そして他の受講生と英語で自分の意見を述べ合うことができることを目的とする。また、英文レポートを書くことで、英語で自分の意見を表現することができることを目標とする。
授業計画 第1回 コース・ガイダンス(必ず出席すること)
授業の進め方、テーマの選び方について方法を共有します
第2回 オセアニア地域の特徴
オセアニア地域の基礎的な特徴について知識を得ます
第3回 オセアニア地域の歴史 基礎
オセアニア地域の基礎的な歴史について知識を得ます
第4回 オセアニア地域の歴史 発展
オセアニア地域の歴史について、より深い知識を得ます
第5回 オセアニア地域の政治 基礎
オセアニア地域の政治の枠組みについて基礎的な知識を得ます
第6回 オセアニア地域の政治 課題発見
オセアニア地域の政治の課題について、知識を得ます
第7回 オセアニア地域の概況のまとめ
オセアニア地域の状況、存在する課題について知識を得ます
第8回 ハーフタイム:オセアニア地域の概況についてディスカッション
これまで得た知識をもとにディスカッションをします
第9回 テーマ考察についてのイントロダクション
テーマ発表について、テーマの選び方や発表の方法を共有します
第10回 テーマ考察 民主主義
オセアニア地域の民主主義について発表します
第11回 テーマ考察 マイノリティの問題
オセアニア地域のマイノリティの問題について発表します
第12回 テーマ考察 女性進出の課題
オセアニア地域の女性進出の課題について発表します
第13回 テーマ考察 子どもに対する政策
オセアニア地域の子どもに対する政策について発表します
第14回 テーマ考察 外交政策
オセアニア地域の外交政策について発表します
第15回 まとめ:テーマ考察を通じて
テーマ発表を通じて得た知識や考えをディスカッションを通じて共有します
授業外学習の課題 この授業は原則として英語と日本語両方で行われるため、授業外での自主的かつ積極的な語学学習が必須となる。また、各受講生はそれぞれ担当する文献講読、テーマ発表について授業開始以前に準備が整っていることを求められるため、授業外での学習・準備作業が毎日1~2時間は不可欠となる。
以下、注意点である。
1.いずれの発表においても、受講生は各担当の部分や自分のテーマの詳細なレジュメ(A3で2枚-3枚)を作成・配布する必要がある。そして、一人30分から40分以上発表することが不可欠である。
2.発表については、各自がそれぞれ研究テーマを設定し、自ら調査・研究作業を積極的に進めることが不可欠となる。
3.英語でも発表をするため、常から英語の勉強を怠らないことが絶対不可欠である。
履修上の注意事項 *ブレンド型授業を実施します。Moodleを活用します。
1.この授業は受講生が中心となって行われるため、文献講読や発表を行わなかった場合には評価は自動的にDかXとなる。また遅刻や無断欠席は厳禁であり、続いた場合にも評価がDかXになるので十分に留意すること。
2.ただし、発表の日程を変更したい場合は、受講生同士で相談の上、変更することが可能である。変更した場合は必ず事前に教員に連絡すること。。
3.他の受講生への迷惑行為や授業を妨げる行為があった場合には、厳正な対応を行う。授業中の許可のない撮影・録音は禁止。
4.授業計画は受講生の理解の進度などにより変更の場合がある。変更やそのほかの連絡事項については授業内、Moodle等でアナウンスを行うので各自が責任を持って確認すること。
5.英語でのプレゼンテーションを行う場合、英文レポートを作成する場合の英語チェックは、受講生自身の責任でもって行うこと。受講生には授業内では英語文法等の指導は行わないことに留意すること。
6.公認欠席は欠席として扱いません。プレゼンテーション時に公認欠席をした場合は、レポート等の代替措置をとります。
成績評価の方法・基準 テーマ発表とレポート提出(90%)、受講態度(10%)を目安に総合的に評価します。
テキスト 特定のテキストは使用しません。適宜、関連書籍等を提示します。
参考文献 石井クンツ昌子『社会科学系のための英語研究論文の書き方 執筆から発表・投稿までの基礎知識』、ミネルヴァ書房、2010年
主な関連科目 国際関係研究演習Ⅲ(事例研究)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
基本的には授業終了直後に質問に対応すします。
そのほかの時間については、メールでの事前アポイントによるものとします。
課題等のフィードバックは原則として、次の回の授業で行います。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
法学研究科M国際政治学専攻 2017~2021 1・2 - - - - -
法学研究科M国際政治学専攻 2022~2024 1・2 - - -