授業コード | 93207200 | 単位数 | 2 |
科目名 | 国際関係・平和研究Ⅰ(国際政治論) | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 三上 貴教 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 国際政治学の古典を読む |
学修の概要 | ロバート・コヘイン、ジョセフ・ナイによる国際政治学の古典とも言える『パワーと相互依存』を読み進める。コヘインやナイはしばしばリベラリストとして分類される国際政治学者だが、ナイ自身などは好戦的なタカ派でも、いかなる武力行使も否定するハト派でもなく、知恵を重視するフクロウ派だと自認している。コヘイン、ナイによるテキストから国際政治学の基礎をあらためて確認する。 |
学修の到達目標 | 国際政治学の基礎を固め、説明できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | 第1回 イントロダクションとして授業の進め方について理解する。三上論文の配布 |
第2回 | 第2回 初回に配布された三上論文「2010年と2020年の施政方針演説分析」を通して、日本政治の現在の状況について考察する。 | |
第3回 | 第3回 初回に配布された三上論文「2011年と2021年の施政方針演説分析」を通して、日本政治の現在の状況について考察し、議論する。 | |
第4回 | 第4回 テキスト第1章「世界政治のなかの相互依存関係」について理解する。 | |
第5回 | 第5回 第2章「リアリズムと複合的相互依存関係」について理解する。 | |
第6回 | 第6回 第3章「国際レジームの変容」を説明できるようにする。 | |
第7回 | 第7回 第4章「海洋と通貨の問題領域における政治」を理解する。 | |
第8回 | 第8回 第5章「海洋と通貨の問題領域における複合的相互依存関係」について理解する。 | |
第9回 | 第9回 第6章「海洋と通貨におけるルール形成の政治」について理解する。 | |
第10回 | 第10回 第7章「米加関係と米豪関係」について理解する。 | |
第11回 | 第11回 第8章「相互依存関係への対処」について理解する。 | |
第12回 | 第12回 第9章「パワー・相互依存関係・情報の時代」について理解する。 | |
第13回 | 第13回 第10章「パワー・相互依存関係・グローバリズム」について理解する。 | |
第14回 | 第14回 「あとがき」を通して、テキスト全般について再考察する。 | |
第15回 | 第15回 「多国間主義を推奨する2つの論点」についてあらためて検討する。 |
授業外学習の課題 | 毎回、受講生はテキストに基づく報告を行う。事前学修のために1時間半、事後学修に30分程度を要すると思われる。 |
履修上の注意事項 | テキストは必ずしも肯定的に検討されるわけではない。時に批判的に考察されることもあることに注意すること。 公認欠席時の資料は後日配布します。 |
成績評価の方法・基準 | 毎回の報告が70%、ディスカッションへの貢献が30%。 |
テキスト | ロバート・O・コヘイン/ジョセフ・S・ナイ(滝田賢司監訳)『パワーと相互依存』(2012年)ミネルヴァ書房、三上論文は初回に配布する。 |
参考文献 | 必要に応じて授業中に紹介する。 |
主な関連科目 | 国際関係研究Ⅴ(外交政策論) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
昼休みに設定する。事前にメールで連絡を受け、アポを明確にして対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
法学研究科M国際政治学専攻 | - | 2017~2021 | 1・2 | - | - | - | - | - |
法学研究科M国際政治学専攻 | - | 2022~2024 | 1・2 | ○ | ○ | - | - | - |