授業コード | 93104500 | 単位数 | 2 |
科目名 | 商法研究Ⅱ | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 古川 朋子 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 会社法の判例研究 Corporate Law Case Studies |
学修の概要 | 会社法の判例または論文を検討することにより、会社法について生じている課題を考察する。履修者は、関心のある判例または論文を選んで報告レジュメを作成し、発表する。参加者全員で問題を検討する。 |
学修の到達目標 | 会社法の判例および論文を正確に読み、会社法の理解を深めること。商法研究IIでは、主に株式に関する問題を取り上げる。 |
授業計画 | 第1回 | 授業の概要を説明し、報告順序を決める。テーマを以下に例示する。 |
第2回 | 他人名義による株式の引受け | |
第3回 | 相続による株式の共有 | |
第4回 | 譲渡制限に違反した株式譲渡の効力 | |
第5回 | 株主名簿の閲覧拒絶自由 | |
第6回 | 従業員持株制度と退職従業員の株式譲渡義務 | |
第7回 | 違法な自己株式取得による会社の損害 | |
第8回 | 100%子会社による親会社株式の取得と親会社取締役の責任 | |
第9回 | (オンデマンド)募集株式の有利発行 | |
第10回 | 第三者に対する新株の有利発行と株主総会決議の欠缺 | |
第11回 | 個別株主通知と少数株主権等の行使 | |
第12回 | 計算書類の虚偽記載と対第三者責任 | |
第13回 | (オンデマンド)重要財産の譲渡と特別決議 | |
第14回 | 上場株式の買取価格 | |
第15回 | 会社分割と詐害行為取消権 |
授業外学習の課題 | 履修者は、毎回取り上げる判例および関連する論文を事前に読んでレジュメを準備しなければならない(2~3時間程度)。 |
履修上の注意事項 | ブレンド型授業を実施します。google classroomを利用します。 会社法について基礎的な知識を持っていることが望ましい。 授業は対面で行うが、資料の提示・課題の提出は Google Classroomで行います。 |
成績評価の方法・基準 | 判例報告(30%)、授業における議論(70%)によって評価する。 |
テキスト | 参考文献の中から任意に選択してください。 |
参考文献 | 江頭憲治郎『株式会社法〔第8版〕』(有斐閣、2021) 神田秀樹『会社法〔第24版〕』(弘文堂、2022) 田中亘『会社法〔第3版〕』(東京大学出版会、2021) 龍田節・前田雅弘『会社法大要 第2版』(有斐閣、2017) 髙橋美加ほか『会社法〔第3版〕』(弘文堂、2020) 伊藤靖史ほか『会社法〔第4版〕(リーガルクエスト)』(有斐閣、2018) 前田庸『会社法入門〔第13版〕』(有斐閣、2018) |
主な関連科目 | 商法研究I |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
原則として授業後に受け付ける。オフィスアワーでの対応も可。 成績等の問い合わせにつき、お約束した後、応じます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
法学研究科M法律学専攻 | - | 2022~2024 | 1・2 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |