授業コード | 91214200 | 単位数 | 2 |
科目名 | 会計監査論研究 | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 奥西 康宏 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 会計監査の基礎理論と日本の監査制度 |
学修の概要 | 会計監査論研究では、会計監査について、監査環境の変化を踏まえつつ、監査の基本的な考え方や、監査実務のアウトラインを確認し、さらに最近大きく変わった日本の監査制度の概略(特に監査報告書の様式の変更)および課題について説明する。授業の進め方について、基本的には奥西作成の資料をもとに講義する形で行う予定だが、内容に応じて受講生と議論していく。 |
学修の到達目標 | 会計の基礎知識がある者が、監査の基本的な考え方および日本の監査制度、監査実務の概要について、最近の議論を含めて説明できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | 授業ガイダンスと監査入門 この講義の進め方や学習方法について理解し、また監査に関するイメージを持つことができるようになる。 |
第2回 | 資本市場と監査人の役割の説明 様々な監査業務のうち、財務諸表監査について理解できるようになる。 |
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第3回 | 監査の枠組みと基礎概念その1(定義・監査主体・監査対象) 財務諸表監査の定義を確認し、そのうち監査主体と監査対象に関する考え方を理解できるようになる。 |
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第4回 | 監査の枠組みと基礎概念その2(二重責任・判定機能と助言機能・不正対応) 財務諸表監査について、二重責任、判定機能と助言機能、不正対応に関する考え方を理解できるようになる。 |
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第5回 | 監査実施論その1(基礎的な考え方と監査手続等) 財務諸表監査の実務の基礎的な考え方と主な監査手続などが理解できるようになる。 |
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第6回 | 監査実施論その2(監査要点と監査証拠等) 財務諸表監査の実務について、監査要点と監査証拠等の重要な概念が理解できるようになる。内部統制やリスク・アプローチについても紹介する。 |
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第7回 | 監査報告書論その1(基礎的な考え方と監査意見の種類等) 最近大幅に様式が変わった監査報告書について、基礎的な考え方と監査意見の種類等が理解できるようになる。 |
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第8回 | 監査報告書論その2(監査上の主要な検討事項、継続企業の前提、期中レビュー等) 最近大幅に様式が変わった監査報告書について、監査上の主要な検討事項、継続企業の前提などについて理解できるようになる。また四半期報告制度の廃止に伴う期中レビューについても理解できるようになる。 |
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第9回 | 金融商品取引法監査その1(概要) 日本の金融商品取引法監査制度について、その概要を理解できるようになる。 |
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第10回 | 金融商品取引法監査その2(開示の実例の確認と最近の動向) 日本の金融商品取引法監査制度に関連して、特定企業の有価証券報告書を参照し開示の実例を確認し、さらに最近の動向について理解できるようになる。 |
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第11回 | 会社法監査制度その1(概要) 日本の会社法監査制度について、会社法の求める区分ごとの機関と期待される役割を理解できるようになる。 |
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第12回 | 会社法監査制度その2(開示の実例の確認と最近の動向) 日本の会社法監査制度に関連して、特定企業の株主総会に関する資料を参照し実例を確認し、さらに最近の動向について理解できるようになる。 |
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第13回 | 監査の歴史と公認会計士制度 日本の公認会計士制度について、歴史的展開を含めて、その概要を理解できるようになる。 |
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第14回 | 監査人の責任と監査基準(一般基準を中心に) 公認会計士制度について、監査人の法的責任の概要と監査基準の一般基準が理解できるようになる。 |
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第15回 | 総括及び補足 これまでの講義内容を流れをレビューし、受講生の理解度を確認し補足を行う。このことによって、会計監査の基礎理論と日本の監査制度が理解できるようになる。 |
授業外学習の課題 | 基本的に夏季集中の講義形式で授業を行います。事前の予習はあまり必要ではありませんし、講義開始後、連続した授業の流れの中で、そのような時間をとることも難しいと思います。一日の講義の後、事後的には、前回の授業内容を復習して翌日の授業に望んでもらいますし、EDINETを使った検索作業は必須とします。 |
履修上の注意事項 | 対面授業で実施しますが、一部動画を参照してもらうことも予定しています。講義内容は、受講生の人数や知識内容に応じて、調整する場合があります。 公認欠席については、ある程度配慮しますが、集中講義なので限界があり、基本欠席として扱います。 |
成績評価の方法・基準 | 平常点(授業内容の理解および議論の内容):100% 受講生の人数で調整するが、授業時の発表や発言を中心に評価する。 |
テキスト | 使用しない。 |
参考文献 | 参考文献は、講義内容に応じて随時紹介するが、監査に関する最新の動向については、最新版の『企業監査六法』や『監査実務指針ハンドブック』、また日本公認会計士協会や金融庁のホームページを参照すること。 |
主な関連科目 | 大学院で開講している会計に関する科目 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
メールによって対応する。メールアドレス:okunishi@isc.senshu-u.ac.jp |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学研究科M経営学専攻 | - | 2020~2022 | 1・2 | - | - | - | - | - |
商学研究科M経営学専攻 | - | 2023~2023 | 1・2 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
商学研究科M経営学専攻 | 12500 | 2024~2024 | 1・2 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |