授業コード 91210400 単位数 2
科目名 会計学原理研究Ⅰ クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 山﨑 敦俊 配当年次 *下表参考

授業の題目 会計原理の理解と会計処理
学修の概要 わが国の制度会計の内容と、そこから表される会計情報や会計処理について理解することを講義の内容とする。
講義の進め方は、テキストの内容から月に数回程度の課題・レジュメを発表していく形式とする。
その際にはIFRSの内容を参照しつつ、日本の会計基準との相違点を明示していくこととする。
レジュメの作成に際しては、最終的な修士論文の作成を意識して、必ず参考文献を明示し、脚注を付していく形式とする。
なお、会計処理の理解については、各テーマに該当する演習問題を適宜全員で解き、発表者がその処理を解説する方式で講義を進める。
学修の到達目標 財務会計の内容を理解し、そこに含まれる会計処理について理解できる。
その際には、国際会計との相違点を意識しながら、利益計算の仕組みや会計理論、会計処理、会計基準について理解できる。
授業計画 第1回 イントロダクション
講義の進め方と課題の提示について理解することができる。
第2回 財務会計の構成
基本的前提と概念フレームワークについて理解することができる。
第3回 財務諸表の表示
構造について理解することができる。
第4回 中間発表
第1回から第3回講義までの振り返りと重要論点の確認、概念フレームワークについて理解することができる。
第5回 会社を取り巻く基準
企業会計基準と企業会計原則について理解することができる。
第6回 貸借対照表の構造
資産の意義と評価について理解することができる。
【オンデマンド】
第7回 金銭債権と引当金
売上債権等と評価について理解することができる。
第8回 有価証券
取得・売却、期末評価について理解することができる。
第9回 有形固定資産
取得・売却、減価償却と原価配分について理解することができる。
第10回 固定資産の重要論点
減損と圧縮記帳について理解することができる。
第11回 無形固定資産・繰延資産
ソフトウエア等について理解することができる。
第12回 中間発表
第5回から第11回講義までの振り返りと重要論点の確認、貸借対照表の構造について理解することができる。
第13回 純資産①
資本の会計について理解することができる。
第14回 純資産②
新株予約権・新株予約権付社債について理解することができる。
第15回 期末レポート課題のフィードバック
日本基準、IFRS、米国基準に関する差異の内在について理解することができる。
授業外学習の課題 各単元の会計処理(計算から仕訳)を解説できるようマスターしておくこと。
ASBJ、IFRS、米国基準に関する差異の内在する会計処理についてまとめる。
本講義での予習・復習等の目安時間は4時間程度/週を要する。
<事前学習(2時間程度>
シラバスのとおり講義を進めるので、各自で出来る限り予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておくこと。
<事後学習(2時間程度>
講義時に作成したノート、配布資料等を復習し、わからなかった用語については次回までに各自で調べること。
履修上の注意事項 毎回の講義では電卓を持参すること(新たに購入して持参する場合にはCASIO社製が望ましく、12桁の電卓)
課題の詳細については、授業中に指示する。
ブレンド型授業を実施する(GoogleClassroomを使用)。
<公認欠席に係る対応>
公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないように配慮する。
小テストやプレゼンテーション時に公認欠席となる場合、追試または代替措置で対応する。
公認欠席時の資料は後日配布する。
成績評価の方法・基準 期末試験:無
課題の取り組みや発表内容(70%)、平常点(30%)で総合的に評価する。
テキスト 橋本 尚・山田善隆『IFRS会計学基本テキスト』中央経済社
※必ず最新版を購入すること
参考文献 ・中央経済社編『会計法規集』中央経済社
・IFRS財団編集、企業会計基準委員会翻訳、公益財団法人財務会計機構翻訳『IFRS基準』中央経済社
主な関連科目 会計学系の科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
オフィスアワー:毎週木曜日(1限・お昼休みなど)
メールでも対応する。
課題の結果については模範解答の配布等でフィードバックを行う。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学研究科M経営学専攻 2020~2022 1・2 - - - - -
商学研究科M経営学専攻 2023~2023 1・2 -
商学研究科M経営学専攻 12500 2024~2024 1・2 -