公開用ファイル(授業概要)

授業の題目	都市地理学からみた都市問題研究 Research on urban issues in terms of urban geography
学修の概要	都市地理学の立場から，教科書の講読を通して，「都市の本質」「経済の変化」「社会の変化」「持続可能性の４つの視点から，都市地理学の理論や都市問題の現象について解説します。「都市の本質」では，都市の歴史とともに都市の古典的理論について解説します。その他，「経済の変化」では経済地理学の視点から，「社会の変化」では社会地理学の視点から，「持続可能性」では，都市計画や自然地理学の視点から都市の問題をとらえ解説します。
学修の到達目標	都市地理学の基礎的理論と都市問題を理解し、都市問題の解決について考えることができるようになる。

授業計画	第１回	都市問題とは都市問題にはどのようなものがあるか知る。
	第２回	都市の歴史城下町から始まり、都市の変遷について理解する。
	第３回	都市の構造都市の内部構造と土地利用について理解する。
	第４回	都市の階層都市システムと中枢管理機能からみた階層構造について理解する。
	第５回	グローバリゼーション産業のグローバリゼーションと移民について理解する。
	第６回	都市工業工業立地論と産業集積について理解する。
	第７回	都市商業都市における卸売業と小売業の変化について理解する。
	第８回	産業構造の変化サービス産業の拡大と就業問題を中心に理解する。
	第９回	都市の衰退中心市街地の空洞化とフードデザーろ問題について理解する。
	第１０回	都市の再生ジェントリフィケーションについて理解する。
	第１１回	都市の社会変動都市社会地理学について理解する。
	第１２回	グリーンシティスプロールとそれを解決する方策について理解する。
	第１３回	都市計画コンパクトシティ構想について理解する。
	第１４回	自然との闘い都市における自然減少や自然災害について理解する。
	第１５回	持続可能な都市廃棄物処理問題や子育て支援について理解する

授業外学習の課題	事前学習（2時間程度）：教科書を熟読しておく。わからない用語は調べておく。事後学習（2時間程度）：復習と共に、疑問点について調べ、レポートを執筆する。
履修上の注意事項	無断欠席をしないで下さい。注意事項については授業中に指示します。教科書は必ず入手して下さい。公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。公認欠席時の資料は後日配付します。
成績評価の方法・基準	レポート50％,授業への取り組み等の総合的評価50％によって評価します。
テキスト	藤塚吉浩・高柳長直編、『図説　日本の都市問題』（古今書院）
参考文献
主な関連科目	地域産業論研究
オフィスアワー及び質問・相談への対応	オフィスアワーは水曜２限。授業中に適宜対応するほか，個別相談に応じるので，必要に応じて連絡を取って下さい。（内線3417）レポートについてのフィードバックは，授業時間中かオフィスアワーに個別に対応します。

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