授業コード 91110101 単位数 2
科目名 外国文献研究Ⅰ クラス 01
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 吉川 史子 配当年次 *下表参考

授業の題目 広告に用いられる修辞技法の分析 [Analyzing Rhetorical Devices in Advertising]
学修の概要 洒落、比喩表現は広告のコピーによく見られる修辞技法である。この授業では、これらの修辞技法が用いられている日英の広告を分析した論文を輪読形式で読み進め、こういった修辞技法が広告に用いられる理由や、その効果について、語用論の観点から理解を深める。
学修の到達目標 1. 広告のコピーに洒落、比喩表現といった修辞技法がしばしば用いられる理由やその効果について説明できるようになる。
2. 英語論文の基本的な構造を理解し、説得力のある論文を書くために必要な議論を展開することができるようになる。
3. 英語論文でよく用いられる表現の用法を説明することができるようになる。
授業計画 第1回 オリエンテーション [Orientation]
この科目の到達目標について知り、今学期の学習計画を立てることができる。
第2回 広告に用いられる洒落について考察した論文を読む (1) 序論 [Reading a paper on puns in advertisements (1) Introduction]
序論の書き方のひとつの例を理解し、説明することができる。
第3回 広告に用いられる洒落について考察した論文を読む (2) 方法論 [Reading a paper on puns in advertisements (2) Methods]
方法論の書き方のひとつの例を理解し、説明することができる。
第4回 広告に用いられる洒落について考察した論文を読む (3) 結果と考察 [Reading a paper on puns in advertisements (3) Results and discussion]
結果と考察の書き方のひとつの例を理解し、説明することができる。
第5回 広告に用いられる洒落について考察した論文を読む (4) 結論 [Reading a paper on puns in advertisements (4) Conclusion]
結論の書き方のひとつの例を理解し、説明することができる。
第6回 広告に用いられる洒落に関して学んだことのまとめ [Review of the paper on puns in advertisements]
広告に用いられる洒落に関して学んだことを説明することができる。
第7回 広告に用いられる比喩について考察した論文を読む (1) 序論 [Reading a paper on metaphors in advertisements (1) Introduction]
序論の書き方のもうひとつの例を理解し、先に学んだ例と比較することができる。
第8回 広告に用いられる比喩について考察した論文を読む (2) 方法論 [Reading a paper on metaphors in advertisements (2) Methods]
方法論の書き方のもうひとつの例を理解し、先に学んだ例と比較することができる。
第9回 広告に用いられる比喩について考察した論文を読む (3) 結果と考察 [Reading a paper on metaphors in advertisements (3)Results and discussion]
結果と考察の書き方のもうひとつの例を理解し、先に学んだ例と比較することができる。
第10回 広告に用いられる比喩について考察した論文を読む (4) 結論 [Reading a paper on metaphors in advertisements (4) Conclusion]
結論の書き方のの書き方のもうひとつの例を理解し、先に学んだ例と比較することができる。
第11回 広告に用いられる比喩に関して学んだことのまとめ [Review of the paper on metaphors in advertisements]
広告に用いられる比喩に関して学んだことを説明することができる。
第12回 広告に用いられる修辞技法について考察した論文読む (1) 序論 {Reading a paper on a specific rhetorical device in advertisements (1) Introduction]
序論の書き方のさらにもうひとつの例を理解し、先に学んだふたつの例と比較することができる。
第13回 広告に用いられる修辞技法について考察した論文読む (2) 方法論 {Reading a paper on a specific rhetorical device in advertisements (2) Methods]
方法論の書き方のさらにもうひとつの例を理解し、先に学んだふたつの例と比較することができる。
第14回 広告に用いられる修辞技法について考察した論文読む (3) 結果と考察 {Reading a paper on a specific rhetorical device in advertisements (3) Results and discussion)]
結果と考察の書き方のさらにもうひとつの例を理解し、先に学んだふたつの例と比較することができる。
第15回 広告に用いられる修辞技法について考察した論文読む (4) 結論 と今学期のまとめ [Reading a paper on a specific rhetorical device in advertisements (4) Conclusion, and general review of this course]
結論の書き方のさらにもうひとつの例を理解し、先に学んだふたつの例と比較することができる。
広告に用いられる修辞技法についていくつか例を挙げて説明することができる。
授業外学習の課題 個人差があるかもしれませんが毎週事前学習2時間、事後学習2時間程度必要だと思います。担当者になった場合のレジュメ作成や、課題(レポート)の準備・執筆には、少なくともそれぞれ5〜6時間のまとまった時間が必要です。
履修上の注意事項 授業は輪読形式で行いますが、レジュメを作成して発表する担当者だけでなく、受講生全員が議論に参加できるよう十分な予習と下調べをして出席してください。
授業には毎回必ず英和辞典(もしくは英英辞典)を持参してください。
公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。
公認欠席時の資料は後日配布します。
レジュメを用いての発表担当日に公認欠席となる場合、最終授業でなければ後日別の箇所を担当していただきます。最終授業が発表担当日で公認欠席となる場合は、それ以前行われた発表担当のみで評価します。
成績評価の方法・基準 授業への取り組み姿勢(30%)、レジュメを用いての発表(40%)、レポートや課題(30%) によって総合的に評価する。
テキスト Keiko Tanaka (1992) "The Pun in Advertising: A Pragmatic Approach" や、同じ著者の著書の第5章 "Metaphors" in Keiko Tanaka (1994) Advertising Language: A Pragmatic Approach to Advertisements in Britain and Japan. など広告に用いられる修辞技法に関する論文を読みます。これらの論文の準備については読み始める前に指示します。
参考文献 語用論の専門用語がでてくる場合がありますので、見出し語数の多い『リーダーズ英和辞典』(電子辞書の場合は『リーダーズ・プラス』も一緒に入っている場合が多いと思います)のような辞書がこの授業で扱う論文を読むのに向いています。
他の参考文献については、授業中に紹介します。
主な関連科目 外国語文献研究 II 01
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業の前後など都合がつけばいつでも構いませんが、火曜日4時間目のオフィスアワーが一番都合がつきやすいと思います。
レジュメを用いての発表担当については授業中に講評します。レポートについてはメールで講評します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学研究科M商学専攻 2021~2024 1・2 - - - - -
商学研究科M経営学専攻 2020~2022 1・2 - - - - -
商学研究科M経営学専攻 2023~2023 1・2 -
商学研究科M経営学専攻 12500 2024~2024 1・2 -