授業コード 90711100 単位数 2
科目名 産業政策論研究Ⅱ クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 太田 耕史郎 配当年次 *下表参考

授業の題目 デンマークの都市・産業政策 Urban and Industrial Policies in Denmark
学修の概要 この授業では北欧における地域産業政策の代表例としてデンマーク,とりわけコペンハーゲンのそれを学習します。「共生と共創の精神」,「サステイナブルな都市」,「オープンガバナンス」,「クリエイティブ産業」などがキーワードとなります。
学修の到達目標 デンマークの都市・産業政策が理解できるようになる。
授業計画 第1回 ・ガイダンス:授業の概要を説明します。
・世界の経済と社会:資料を用意します。
第2回 テキスト第1章「格差が少ない社会のデザイン」①1~3
:デンマークの格差を生まない社会システム,税負担,共生と共創の精神が理解できるようになる。
第3回 テキスト第1章「格差が少ない社会のデザイン」②4~6
:デンマークの初等・中等教育と労働環境が理解できるようになる。
第4回 テキスト第2章「サステイナブルな都市のデザイン」①1・2
:デンマークのエネルギー政策と循環型経済の構築が理解できるようになる。
第5回 テキスト第2章「サステイナブルな都市のデザイン」②3・4
:デンマークの自転車政策とパブリックデザインが理解できるようになる。
第6回 テキスト第3章「市民がつくるオープンガバナンス」
:デンマークのオープンガバナンスが理解できるようになる。
第7回 テキスト第4章「クリエイティブ産業のエコシステム」①1・2
:デンマークの企業の特徴と代表的な企業が理解できるようになる。
第8回 テキスト第4章「クリエイティブ産業のエコシステム」②3~5
:デンマークのIT産業,スタートアップの支援体制が理解できるようになる。
第9回 テキスト第5章「デンマークのスマートシティ」①1
:デンマークのスマートシティのビジョンが理解できるようになる。
第10回 テキスト第5章「デンマークのスマートシティ」②2
:コペンハーゲンのスマートシティの取り組みが理解できるようになる。
第11回 テキスト第5章「デンマークのスマートシティ」③3・4
:オーフス(市)とオーデンセ(市)のスマートシティの取り組みが理解できるようになる。
第12回 テキスト第6章「イノベーションを創出するフレームワーク」①1~3
:デンマークの異業種連携と官(公)民連携が理解できるようになる。
第13回 テキスト第6章「イノベーションを創出するフレームワーク」②4~6
:デンマークのイノベーションラボ,デザイン・ドリブン・イノベーションやソーシャルデザインが理解できるようになる。
第14回 テキスト第7章「デンマーク×日本でつくる新しい社会システム」①1・2
:デンマークの日本からの影響と両国の自治体間の提携が理解できるようになる。
第15回 テキスト第7章「デンマーク×日本でつくる新しい社会システム」②3・4
:日本におけるデンマークのノウハウの取り込みなどが理解できるようになる。
授業外学習の課題 事前学習(2・3時間程度):テキストの決められた箇所を良く読み,予備知識を得て下さい。発表者はInternetなどを活用してテキストの内容に付け加えをして下さい。
事後学習(1時間程度):授業中に理解できなかった箇所はテキストを再読したり,データを確認したりして下さい。
履修上の注意事項 ・授業形態は対面授業です。
・公認欠席は欠席として扱いますが,単位認定要件には影響しないよう配慮します。
成績評価の方法・基準 発表(70%程度)・討論(30%程度)から総合的に評価します。無断欠席が2回を超えれば,評価は不可とします。
テキスト 中島健祐(2019)『デンマークのスマートシティ』学芸出版社.
参考文献 北欧の産業政策に関しては多数の訳書が出版されています。適宜,紹介します。
主な関連科目 産業政策論研究Ⅰ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問は随時,受け付けます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
経済科学研究科M現代経済システム専攻(B群) 2021~2021 1・2 - - - - -
経済科学研究科M現代経済システム専攻(B群) 2022~2023 1・2 - -
経済科学研究科M現代経済システム専攻(B群) 41500 2024~2024 1・2 - -