授業コード | 90711000 | 単位数 | 2 |
科目名 | 産業政策論研究Ⅰ | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 太田 耕史郎 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | シリコンバレーのエコシステム The Ecosystem in the Silicon Valley |
学修の概要 | 世界のIT産業の中心地である米シリコンバレーのエコシステムを学習し,そこから地域産業政策のヒントを導き出すことを目標とします。 |
学修の到達目標 | 米シリコンバレーのエコシステムが理解できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ・ガイダンス:授業の概要を説明します。 ・シリコンバレーの概要(資料を配布します) |
第2回 | テキスト・はじめに :地域産業システムとしてネットワーク型と独立企業型があることが理解できる。 |
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第3回 | テキスト第1章「大学,軍事費,そして起業家たち」① :ボストン・ルート128地域の産業の歴史が理解できるようになる。 ※ルート128地域はシリコンバレーの比較対象です。 |
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第4回 | テキスト第1章「大学,軍事費,そして起業家たち」② :シリコンバレーの産業の歴史が理解できるようになる。 |
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第5回 | テキスト第2章「シリコンバレー 競争とコミュニティ」① :シリコンバレーの事業文化がが理解できるようになる。 |
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第6回 | テキスト第2章「シリコンバレー 競争とコミュニティ」② :シリコンバレーの代表的企業となるHPの事業文化が理解できるようになる。 |
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第7回 | テキスト第3章「ルート128 独立とピラミッド型組織」① :ニューイングランドのピューリタン文化と事業文化が理解できるようになる。 |
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第8回 | テキスト第3章「ルート128 独立とピラミッド型組織」② :ルート128地域での独立企業型または垂直的統合の進展が理解できるようになる。 |
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第9回 | テキスト第4章「製品に賭ける」① ・1980年代のシリコンバレーの独立企業型への移行が理解できるようになる。 |
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第10回 | テキスト第4章「製品に賭ける」② ・シリコンバレーの独立企業型への移行のコスト(結果)が理解できるようになる。 |
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第11回 | テキスト第5章「技術とともに歩む」① :シリコンバレーのネットワーク型への回帰が理解できるようになる。 |
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第12回 | テキスト第5章「技術とともに歩む」② :ルート128地域の旧態依然とした組織構造とその衰退が理解できるようになる。 |
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第13回 | テキスト第6章「消えゆくボーダー」① :大企業の組織構造を生産ネットワークの枠組みの中で理解できるようになる。 |
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第14回 | テキスト第6章「消えゆくボーダー」② :生産ネットワークを強化するメーカーとサプライヤーの関係のあり方が理解できるようになる。 |
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第15回 | テキスト・むすび「姿を変え続ける場所」 :全体のまとめとしてシリコンバレーのエコシステムが理解できるようになる。 |
授業外学習の課題 | 事前学習(2・3時間程度):テキストの決められた箇所を良く読み,予備知識を得て下さい。発表者はInternetなどを活用してテキストの内容に付け加えをして下さい。 事後学習(1時間程度):授業中に理解できなかった箇所はテキストを再読したり,データを確認したりして下さい。 |
履修上の注意事項 | ・授業形態は対面授業です。 ・公認欠席は欠席として扱いますが,単位認定要件には影響しないよう配慮します。 |
成績評価の方法・基準 | 発表(70%程度)と討論(30%程度)で評価します。無断欠席が2回を超えれば,評価は不可とします。 |
テキスト | サクセニアン『現代の二都物語』 ※図書館の蔵書をコピーして下さい。 |
参考文献 | |
主な関連科目 | 産業政策論研究Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問は随時,受け付けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
経済科学研究科M現代経済システム専攻(B群) | - | 2021~2021 | 1・2 | - | - | - | - | - |
経済科学研究科M現代経済システム専攻(B群) | - | 2022~2023 | 1・2 | ○ | ○ | ○ | - | - |
経済科学研究科M現代経済システム専攻(B群) | 41500 | 2024~2024 | 1・2 | ○ | ○ | ○ | - | - |