授業コード | 90709500 | 単位数 | 2 |
科目名 | 社会システムシミュレーション研究Ⅰ | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 井寄 幸平 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 社会システムシミュレーションの技法 Introduction to Social System Simulations |
学修の概要 | 社会システム研究に用いられるシミュレーションについて、基本的な方法論と様々な研究例を学ぶ。また、Excelやプログラミング言語を用いて実際に社会システム分析のための基礎的シミュレーションを構築する。 |
学修の到達目標 | 1.社会システム研究に用いられるシミュレーション手法を理解し、説明することができる。 2.社会システム分析のための基礎的シミュレーションを自ら構築し実施することができる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス 社会システム研究におけるシミュレーションの概要について知る |
第2回 | 社会システムとシミュレーション 社会システムとシミュレーションとの関係を理解する |
|
第3回 | 社会システムシミュレーションの方法論(1)微分方程式と近似 シミュレーションにおける微分方程式の使い方と近似の基礎について理解する |
|
第4回 | 社会システムシミュレーションの方法論(2)ランダムウォーク シミュレーションにおけるランダムウォークの例について理解する |
|
第5回 | 社会システムシミュレーションの方法論(3)運動方程式とオイラー法 シミュレーションにおける運動方程式と微分方程式の近似であるオイラー法について理解する |
|
第6回 | 社会システムシミュレーションの方法論(4)ライフゲーム マルチエージェントシミュレーションの基礎としてライフゲームを作成する |
|
第7回 | 基本的シミュレーション技法の実践(1)分居モデル マルチエージェントシミュレーションの基礎として文挙モデルを理解する |
|
第8回 | 基本的シミュレーション技法の実践(2)学習と適応 強化学習や適応的手法について理解する |
|
第9回 | 基本的シミュレーション技法の実践(3)遺伝的アルゴリズム 遺伝的アルゴリズム等の生物的手法について理解する |
|
第10回 | 社会システムシミュレーションの構築(1)情報収集と対象選定 自ら社会システムのシミュレーションを構築するため情報収集と対象の選定を行う |
|
第11回 | 社会システムシミュレーションの構築(2)モデル構築 社会システムシミュレーションのためのモデル構築を開始する |
|
第12回 | 社会システムシミュレーションの構築(3)モデル構築と実施 社会システムシミュレーションのためのモデル構築を行い、実際に動作させる |
|
第13回 | シミュレーションの分析と検討(1)結果の分類 シミュレーションから得られた結果をまとめて分類する |
|
第14回 | シミュレーションの分析と検討(2)結果の分析とまとめ シミュレーションから得られた結果を分析し、傾向や特徴をまとめる |
|
第15回 | 補論 全体を振り返り、理解を確かなものにする |
授業外学習の課題 | 第1~6回:講義内容の復習と関連する資料・文献の調査をおこなう。 第7~13回:講義内容の復習・関連する資料・文献の調査および実際のシミュレーション構築・分析を講義と並行しておこなう。 第14~15回:講義内容全体の復習および構築したシミュレーションのまとめをおこないレポートを作成する。 授業後の復習に各回2時間、レポート作成のために計30時間の学習を目安とする。 |
履修上の注意事項 | Excelや基礎的なプログラミング技法を習得していることが望ましい。 公認欠席時はMoodle等を用いてオンラインで対応する。 |
成績評価の方法・基準 | 講義課題への取り組み(50%)、およびレポート(50%)により評価する。 |
テキスト | なし |
参考文献 | 履修者の興味および能力に応じて適宜指示する。 |
主な関連科目 | 社会システムシミュレーション研究Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義前後および講義中に対応する。 提出課題への講評はその都度行う。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
経済科学研究科M経済情報専攻(B群) | - | 2022~2023 | 1・2 | ○ | ○ | ○ | - | - |
経済科学研究科M経済情報専攻(B群) | 42500 | 2024~2024 | 1・2 | ○ | ○ | ○ | - | - |