授業コード 90709200 クラス
科目名 ソフトウェア応用研究Ⅰ 単位数 2
担当者 脇谷 直子 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 ソフトウェアライフサイクルプロセス
授業の概要 ソフトウェアのライフサイクルプロセスを取り扱う.ISO/IEC12207(Software Life Cycle Processes)に基づいて概要を説明し,計画や調達に関するプロセスを中心に議論する.履修者に応じて,やや広いテーマで論文などの文献を輪講する場合もある.また,学習の到達目標を達成するために,ソフトウェアそのものの説明に比重を置いたり,演習を行うこともある.発表やレポート等の課題を設定することがある.
学習の到達目標 ソフトウェアライフサイクルプロセスに関する基本的な知識を修得する.
プロセスに対する考え方を自分なりに整理し,説明できる.
授業計画 第1回 ソフトウェアライフサイクルプロセス1:
現代のソフトウェアとライフサイクルについて理解する.
第2回 ソフトウェアライフサイクルプロセス2:
ソフトウェアプロセスとは何かについて理解する.
第3回 ソフトウェアライフサイクルプロセス3:
ソフトウェアライフサイクルの複数のモデルについて変遷とともに特徴を理解する.
第4回 ソフトウェア導入のための計画と調達1:
業務やサービスとシステムとの関連について考える.
第5回 ソフトウェア導入のための計画と調達2:
システムとソフトウェアの役割について考える.
第6回 ソフトウェア導入のための計画と調達3:
クラウドコンピューティングと調達について考える.
第7回 ソフトウェア導入のための計画と調達4:
ソフトウェア要件と関連するプロセスについて知る.
第8回 ソフトウェア導入のための計画と調達5:
機能要件と非機能要件について考える.
第9回 ソフトウェア導入のための計画と調達6:
開発手法の変化とプロジェクトについて考える.
第10回 ソフトウェアとプロセスに関するトピック1:
情報社会と情報技術の変化について,ソフトウェアの開発・運用との関係を考える.
第11回 ソフトウェアとプロセスに関するトピック2:
国際的な目標とソフトウェアの開発・運用との関係を考える.
第12回 ソフトウェアとプロセスに関するトピック3:
社会におけるソフトウェアの役割と求められる品質について考える.
第13回 事例:
具体的な事例について取り上げ,応用について考える.
第14回 応用:
応用について考えた内容を発表する.
第15回 まとめ:
全体を通して理解したことや考察したことについてふりかえる.
授業外学習の課題 調査と資料作成,レポートなど特別に課題を提示することがある.方法については授業中に指示する.
また,次回の内容について紹介した場合には可能な範囲で予習を行い,授業中に理解が不十分であるなど日常的な復習が困難な場合には,質問を用意する.
全体的には,授業前後に各2時間の学習を目安とする.
履修上の注意事項 コンピュータ,インターネット,ソフトウェアに関する一般的な知識を要する.
公認欠席については,可能な範囲で資料を提供する.
成績評価の方法・基準 特別な事情がない限り毎回出席することを前提とし,平常点50%と課題50%で評価する.
公認欠席については,最終評価時に平常点評価において配慮する.
テキスト 必要に応じて指示する.
参考文献 必要に応じて紹介する.
主な関連科目 ソフトウェア応用研究Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
原則として授業中に受け付けるが,特別な事情がある場合は相談に応じる.課題のフィードバックは直接行う.

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
経済科学研究科M経済情報専攻(C群) 2022~2023 1・2 - -
経済科学研究科M経済情報専攻(C群) 42500 2024~2024 1・2 - -