授業コード 90703885 クラス 85
科目名 研究指導 単位数 4
担当者 脇谷 直子 履修期 年間授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 ソフトウェアおよび情報システムに関する研究指導
授業の概要 社会における情報システム(特にソフトウェア)に関する研究指導を行う.主に,ソフトウェア工学やプロセス評価の観点からテーマを絞り,論文を作成するために必要な指導を行う.特に後半については,研究テーマに応じた研究計画に基づいて研究指導を行うことから,進度や内容に変更が生じることがある.
学習の到達目標 当該分野の論文を自ら作成できる.
授業計画 第1回 概要説明:目指すゴールを認識する.
第2回 テーマの絞り込みと議論(1)導入としてテーマに関する研究領域を知る.
第3回 テーマの絞り込みと議論(2)基礎としてテーマに関する研究アプローチの可能性を検討する.
第4回 テーマの絞り込みと議論(3)発展として自分の取り組む研究の方向性を考える.
第5回 論文作成の計画と議論(1)基礎として研究に必要となることがらを洗い出す.
第6回 論文作成の計画と議論(2)発展として大まかな研究計画を立てる.
第7回 資料収集と調査結果のまとめ(1)導入としてどのような資料収集を行えばよいか考える.
第8回 資料収集と調査結果のまとめ(2)基礎として基本的な資料収集を行う.
第9回 資料収集と調査結果のまとめ(3)発展として資料のポイントをまとめて発表する.
第10回 調査結果の発表と議論(1)背景についてまとめて発表できる.
第11回 調査結果の発表と議論(2)現状についてまとめて発表できる.
第12回 調査結果の発表と議論(3)課題についてまとめて発表できる.
第13回 調査結果の発表と議論(4)現状示されている解決策についてまとめて発表できる.
第14回 調査結果の発表と議論(5)調査結果に基づく考察を行うことができる.
第15回 半期のまとめと計画の評価および見直し:これまでのふりかえりを行う.
第16回 夏季休暇中のまとめ:スケジュールと品質を意識した計画を立てる.
第17回 論文作成の計画と議論:週単位で取り組むべきタスクを整理し,課題管理の方針を立てる.
第18回 論文の作成と議論(1)背景について文章で適切にまとめることができる.
第19回 論文の作成と議論(2)現状について文章で適切にまとめることができる.
第20回 論文の作成と議論(3)先行研究について整理し,文章で適切にまとめることができる.
第21回 論文の作成と議論(4)課題に対して多角的な検討を行える.
第22回 論文の作成と議論(5)課題に対する議論を正確にまとめることができる.
第23回 論文の作成と議論(6)解決策の検討を多様な視点から行える.
第24回 論文の作成と議論(7)解決策の評価を客観的に行える.
第25回 論文の作成と議論(8)考察できる.
第26回 レビューと論文提出(1)論文にまとめ,要件を満たすことを確認する.
第27回 レビューと論文提出(2)論文の内容に関し,推敲を重ねることができる.
第28回 レビューと論文提出(3)論文の内容に関し,指摘への対応を考えることができる.
第29回 レビューと論文提出(4)より質の高い論文を完成させることができる.
第30回 論文発表:作成した論文について制約の中で正確かつ要点をおさえた発表が行える.
授業外学習の課題 1.授業中に検討すべき問題が生じた場合には,次回までに問題に対する考えを整理してくる.
2.授業中に理解が不十分であった箇所は,自ら調べて次回までに理解し,必要に応じて質問を準備してくる.
3.授業外で調査や発表準備の必要が生じた場合は課題として取り組む.
前半は調査発表の準備,後半は論文に取り組むための授業外学習は必須であり,全体的には,授業前後に各2時間の学習を目安とする.
履修上の注意事項 コンピュータ,インターネット,ソフトウェアに関する一般的な知識を要する.
原則としてすべての回に出席すること,および論文を完成させることは必須事項である.
授業回数が不足する場合は,履修者と相談の上で課題研究あるいは補講を実施する.
公認欠席については,可能な範囲で資料を提供する.
成績評価の方法・基準 論文作成の進め方や発表内容などの平常点(40%)と論文の内容(60%)により評価する.
公認欠席については,最終評価時に平常点評価において配慮する.
テキスト 特に指定しない.
参考文献 必要に応じて提示する.
主な関連科目 ソフトウェア応用研究Ⅰ・Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
原則として授業中に受け付けるが,電子メール等による質問も可能とする.この場合の具体的な方法は,授業中に指示する.課題のフィードバックは直接行う.

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
経済科学研究科M経済情報専攻(E群) 2022~2023 1・2 - -
経済科学研究科M経済情報専攻(E群) 42500 2024~2024 1・2 - -