授業コード 90703834 単位数 4
科目名 研究指導 クラス 34
履修期 年間授業 カリキュラム *下表参考
担当者 井寄 幸平 配当年次 *下表参考

授業の題目 社会システムシミュレーションおよび実験経済学研究指導
学修の概要 社会システムシミュレーションまたは経済実験を用いた社会システム分析に関する研究指導をおこなう。
特に個人・集団の意思決定過程に重点を置き、ゲーム理論や各種意思決定論を基にして各自が興味を持った題材の調査研究をおこなう。
学修の到達目標 1.社会システムシミュレーションまたは経済実験を用いて社会システムを分析する手法を理解し、実践することができる。
2.自ら興味を持った題材に関し、シミュレーションまたは経済実験を用いた社会システム分析をおこない、その内容を適切に論文としてまとめることができる。
授業計画 第1回 ガイダンス
全体の進行について見通しを立てる方法を修得する
第2回 テーマ選定・検討(1)情報収集
テーマ選定のための情報収集を行う方法を修得する
第3回 テーマ選定・検討(2)テーマ決定
テーマを絞り決定する方法を修得する
第4回 情報収集、文献調査、論文作成要領指導(1)対象・目的設定(研究指導34:オンデマンド)
設定したテーマの詳細を検討し、対象と目的を明確にする方法を修得する
第5回 情報収集、文献調査、論文作成要領指導(2)先行研究調査
設定したテーマに関する先行研究を調査する方法を修得する
第6回 情報収集、文献調査、論文作成要領指導(3)研究計画設計
研究の進め方について検討し計画する方法を修得する
第7回 情報収集、文献調査、論文作成要領指導(4)研究手法検討
研究手法を調査検討し、実施の計画を立てる方法を修得する
第8回 モデル作成および分析・検討(1)モデル基礎設計
作成するモデルの基礎設計を行う方法を修得する
第9回 モデル作成および分析・検討(2)モデル詳細設計
作成したモデルの詳細を検討し、設計する方法を修得する
第10回 モデル作成および分析・検討(3)モデル構築
実際にモデル構築を開始する方法を修得する
第11回 モデル作成および分析・検討(4)モデル構築と確認
モデルを構築し、内容の確認を行う方法を修得する
第12回 予備実験または基礎シミュレーション実施(1)計画策定と準備
予備実験または基礎シミュレーションについて、実施計画を立てて準備する方法を修得する
第13回 予備実験または基礎シミュレーション実施(2)計画実施
予備実験または基礎シミュレーションを実施してデータを収集する
第14回 中間報告及び評価(研究指導34:オンデマンド)
ここまでの結果をまとめ、報告を行う
第15回 中間報告書作成および添削指導
中間報告書を作成し、内容についての指導を行う
第16回 後期ガイダンス(研究指導34:オンデマンド)
研究テーマを再確認し、再度詳細なテーマを決定する方法を修得する
第17回 実験計画またはシミュレーション計画立案
本実験またはシミュレーションの実施計画を立てる方法を修得する
第18回 論文骨子確定
本実験またはシミュレーションの計画を決定し、論文の骨子を確定する方法を修得する
第19回 被験者実験またはシミュレーション準備作業(1)モデル作成(研究指導34:オンデマンド)
本実験またはシミュレーションのモデルを作成する方法を修得する
第20回 被験者実験またはシミュレーション準備作業(2)モデル構築
本実験またはシミュレーションのモデルを確定させ、実施の準備を開始する
第21回 被験者実験またはシミュレーション準備作業(3)実施条件等設計
本実験またはシミュレーションの実施条件を設定し、必要な回数等を確認する方法を修得する
第22回 被験者実験またはシミュレーション実施(1)基礎実験またはシミュレーション
本実験またはシミュレーションのうち、基礎的な部分を実施する
第23回 被験者実験またはシミュレーション実施(2)応用実験またはシミュレーション
本実験またはシミュレーションのうち、基礎部分で不足する応用部分を実施する
第24回 被験者実験またはシミュレーション実施(3)追加実験またはシミュレーション
本実験またはシミュレーションの結果を受け、必要な追加実験またはシミュレーションを実施する
第25回 被験者実験またはシミュレーション結果のまとめ
本実験またはシミュレーションで得られたデータをまとめ、分析の準備を行う方法を修得する
第26回 結果整理・分析・検討・論文執筆(1)結果の整理と分析
結果データを整理・分析し、傾向や特徴をまとめる方法を修得する
第27回 結果整理・分析・検討・論文執筆(2)内容の検討と章立設計
結果データの分析結果から論文の内容と章立てを設計する方法を修得する
第28回 結果整理・分析・検討・論文執筆(3)執筆作業
論文の執筆作業を行い全体をまとめる方法を修得する
第29回 最終成果報告
得られた成果について最終報告を行う
第30回 補論・論文評価
全体のまとめを行い、論文の講評を行う
授業外学習の課題 論文の進行状況に応じて関連分野の文献調査、実験・シミュレーションの実施準備、実施後の分析、論文執筆、成果報告準備をおこなう。
授業前後に2時間程度の予習・復習を目安とする。
履修上の注意事項 moodleを用いたブレンド型授業を実施する(34クラスの第4回・第14回・第16回、第19回をオンデマンドで実施する)
基礎的なプログラミング技法を習得していることが望ましい。
公認欠席時はMoodleでの資料配布等で対応する。
成績評価の方法・基準 中間報告(20%)・最終成果報告(20%)および提出された論文(60%)により評価する。
テキスト なし
参考文献 履修者の興味および能力に応じて適宜指示する。
主な関連科目 社会システムシミュレーション研究Ⅰ・Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義前後および講義中に対応する。
上記で対応しきれない場合にはメール等で対応する。
中間報告・最終成果報告等への講評はその都度行う。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
経済科学研究科M経済情報専攻(E群) 2022~2023 1・2 - -
経済科学研究科M経済情報専攻(E群) 42500 2024~2024 1・2 - -