授業コード | 90700800 | 単位数 | 4 |
科目名 | マクロ経済学特殊研究 | クラス | |
履修期 | 年間授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 片山 尚平 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | マクロ経済の動学分析(Macroeconomic Dynamics) |
学修の概要 | 動学化、最適化を考慮する方向への理論展開は、マクロ経済学研究における大きな流れである。経済主体の行動を動学的な最適化行動としてとらえて消費や投資などの理論を研究し、そしてそれらに立脚する経済を対象としたマクロ動学モデルを技術進歩などに注目して研究する。国民経済の基本的構成要素である消費や投資への経済政策の影響および国民の厚生水準にかかわる一人あたり所得水準やその成長率への経済政策の効果も研究課題である。 |
学修の到達目標 | マクロ経済動学に関する研究論文や研究書を読んで理解できるようにする。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス(前半) |
第2回 | 新古典派成長モデル1 | |
第3回 | 新古典派成長モデル2 | |
第4回 | 無限期間モデルと世代重複モデル1 | |
第5回 | 無限期間モデルと世代重複モデル2 | |
第6回 | 内生的成長理論1 | |
第7回 | 内生的成長理論2 | |
第8回 | 内生的成長理論3 | |
第9回 | リアル・ビジネス・サイクル理論1 | |
第10回 | リアル・ビジネス・サイクル理論2 | |
第11回 | 経済変動に関する伝統的なケインジアンの理論1 | |
第12回 | 経済変動に関する伝統的なケインジアンの理論2 | |
第13回 | 総需要変動に関する伝統的なケインジアンの理論1 | |
第14回 | 総需要変動に関する伝統的なケインジアンの理論2 | |
第15回 | まとめ(前半) | |
第16回 | ガイダンス(後半) | |
第17回 | 名目値調整の不完全性に関するミクロ経済学的基礎1 | |
第18回 | 名目値調整の不完全性に関するミクロ経済学的基礎2 | |
第19回 | 消費1(ライフサイクル仮説) | |
第20回 | 消費2(恒常所得仮説) | |
第21回 | 投資1(新古典派) | |
第22回 | 投資2(q理論) | |
第23回 | 投資3(加速度原理) | |
第24回 | フィリップス曲線 | |
第25回 | 自然失業率仮説 | |
第26回 | インフレーションと金融政策1 | |
第27回 | インフレーションと金融政策2 | |
第28回 | 財政赤字と財政政策1 | |
第29回 | 財政赤字と財政政策2 | |
第30回 | まとめ(後半) |
授業外学習の課題 | 講義で用いる文献を予習・復習し、講義中に出された資料や課題(演習問題等)に取り組むこと。 |
履修上の注意事項 | 継続して出席し、テキストや配布資料の予・復習が必要である。 対面授業を実施する。公認欠席時の資料は、後日配布します。 |
成績評価の方法・基準 | 受講態度(70%)とレポート(30%)を目安に総合的に評価する。 |
テキスト | 未定 |
参考文献 | D.ローマー、『上級マクロ経済学(最新版)』、日本評論社 斎藤誠他『マクロ経済学新版』有斐閣 |
主な関連科目 | マクロ経済政策研究Ⅰ・Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義中、講義終了後あるいはオフィスアワー(月曜日・水曜日の昼休み時間)で対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
経済科学研究科D現代経済システム専攻 | - | 2022~2023 | 1・2・3 | ○ | ○ | ○ | - | - |
経済科学研究科D現代経済システム専攻 | 41600 | 2024~2024 | 1・2・3 | ○ | ○ | ○ | - | - |