授業コード | 90518500 | 単位数 | 2 |
科目名 | 特別研究(租税判例から学ぶ基礎理論2024) | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 奥谷 健 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 特別研究(租税判例から学ぶ基礎理論2024) |
学修の概要 | 税法の基本問題を、裁判例・裁決例をもとに、理論的観点から考察し、議論していきます。毎回(3回1セット)、事案およびそれに関する議論状況について概要を解説します。その後、論点に関する意見交換を行います。それらの理解を前提に、全体で、当該判決およびそこから導かれる問題について検討、解説します。 |
学修の到達目標 | 国税通則法を中心に租税手続法をめぐる基礎的理論を理解し、それに基づいて自説を展開し議論できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | 申告行為の法律関係(事例解説) 事例の概要を理解する |
第2回 | 申告行為の法律関係(学説検討) 関連する学説の議論状況を理解する |
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第3回 | 申告行為の法律関係(論点整理とまとめ) 論点を整理し、その問題点を理解する |
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第4回 | 青色申告(事例解説) 事例の概要を理解する |
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第5回 | 青色申告(学説検討) 関連する学説の議論状況を理解する |
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第6回 | 青色申告(論点整理とまとめ) 論点を整理し、その問題点を理解する |
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第7回 | 更正の請求(事例解説) 事例の概要を理解する |
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第8回 | 更正の請求(学説検討) 関連する学説の議論状況を理解する |
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第9回 | 更正の請求(論点整理とまとめ) 論点を整理し、その問題点を理解する |
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第10回 | 後発的理由による更正の請求(事例解説) 事例の概要を理解する |
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第11回 | 後発的理由による更正の請求(学説検討) 関連する学説の議論状況を理解する |
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第12回 | 後発的理由による更正の請求(論点整理とまとめ) 論点を整理し、その問題点を理解する |
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第13回 | 推計課税(事例解説) 事例の概要を理解する |
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第14回 | 推計課税(学説検討) 関連する学説の議論状況を理解する |
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第15回 | 推計課税(論点整理とまとめ) 論点を整理し、その問題点を理解する |
授業外学習の課題 | 事前に毎回の事例を一読してくることを勧めます(2時間程度)。あわせて、参考図書で該当箇所についても目を通して復習することを推奨します(2時間程度)。 |
履修上の注意事項 | 対面で実施します。 公認欠席の場合、資料として取扱った判決などを示します。 |
成績評価の方法・基準 | 授業中の質疑・発言の積極性(70%)、議論における発言内容(30%) |
テキスト | 特になし。 |
参考文献 | 金子宏『租税法』(弘文堂) 中里実ほか編『租税法概説』有斐閣 谷口勢津夫『税法基本講義』(弘文堂) 三木義一『よくわかる税法入門』(有斐閣) 岡村忠生・酒井貴子・田中晶国『租税法』(有斐閣) 佐藤英明『プレップ租税法』(弘文堂) 浅妻 章如、 酒井 貴『租税法』(日本評論社) 増田英敏『リーガルマインド租税法』(成文堂) 「租税判例百選第7版」(有斐閣) 奥谷健『税務争訟フォローアップ!税理士・春香の事件簿』(清文社) 山本守之監修『タックスプランニング』(FPテキスト5、日本FP協会) 「判例六法プロフェッショナル」など、「税法」が収録されている六法(必携) |
主な関連科目 | 税法研究Ⅰ・Ⅱ、税法演習Ⅰ・Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
メールで対応します。 成績については、成績発表後のオフィスアワーで対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
法学研究科M法律学専攻 | - | 2022~2023 | 1・2 | - | - | - | - | - |
法学研究科M法律学専攻 | - | 2024~2024 | 1・2 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |