授業計画 |
第1回 |
質的調査の考え方およびデータ取得の方法、データの分析方法について概観する |
第2回 |
社会調査に於ける質的調査法の位置づけ |
第3回 |
質的調査で明らかにしたい問いを立てる |
第4回 |
質的調査法に於ける参与観察調査の位置づけ |
第5回 |
参与観察の考え方:参与観察を用いた論文を題材として、参与観察について学ぶ |
第6回 |
参与観察調査の「参与」とは何か |
第7回 |
インタビューの考え方:インタビューを用いた論文を題材として、インタビューについて学ぶ |
第8回 |
インタビュー調査/聞き取り調査と参与観察調査 |
第9回 |
ライフヒストリーの考え方:ライフヒストリーを扱った論文を題材として、ライフヒストリーについて学ぶ |
第10回 |
非参与調査としてのエスノメソドロジーと会話分析 |
第11回 |
内容分析:新聞・雑誌記事などを用いて内容分析を扱った論文を題材として、内容分析とはどのような分析方法であるのかについて学ぶ |
第12回 |
ライフヒストリー調査と参与観察調査 |
第13回 |
質的調査の計画を立てる:研究計画書の作成方法を学ぶ、対象を選択する方法を学ぶ、質問項目を検討する |
第14回 |
これまでの参与観察調査研究1: 初期シカゴ学派(都市社会学研究)の意義 |
第15回 |
質的調査の計画書を作成する |
第16回 |
これまでの参与観察調査研究2:日本における参与観察調査 |
第17回 |
質的調査とラポール:調査者と調査対象者の「非対称性」、質的調査の「客観性」について学ぶ |
第18回 |
参与観察調査:広島市の商業地・繁華街 |
第19回 |
参与観察データ取得の方法:フィールドノートの作成方法について学ぶ、実際に参与観察を実施してフィールドノートを作成する |
第20回 |
ラポールという病:調査場面における関係性の自覚へ |
第21回 |
インタビューデータ取得の方法:依頼状を作成する、インタビューを行なう際の注意点について学ぶ |
第22回 |
聴くこと/見ること/感じること: 耳を傾ける技術 |
第23回 |
インタビューデータの作成方法:インタビューデータの作成方法について学ぶ、実際に行ったインタビューデータのテープ起こしを行なう |
第24回 |
「ビデオ・カメラ・ボイスレコーダー・スマホなど」記録する機器の使い方と記録されたデータの分析・解釈 |
第25回 |
質的調査のデータの整理:参与観察およびインタビューにより明らかになったこと・明らかにできなかったことを明確にする |
第26回 |
フィールドにおける調査データ解釈 |
第27回 |
質的調査を使ったレポートの作成方法:レポート作成の際の注意点について説明する |
第28回 |
記述のスタイルと方法:モノグラフィ、エスノグラフィ、オートエスノグラフィなど |
第29回 |
質的調査の結果をレポートにまとめて発表する |
第30回 |
社会調査の思想:調査者のモラル/被調査者の合意/プライバシーの保護/調査目的と社会的意義などを考える |