授業コード | 90343400 | 単位数 | 2 |
科目名 | 心理実践実習IB | クラス | |
履修期 | 年間授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 内野 悌司 他 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 心理実践実習ⅠB (Practicum in Psychology ⅠB) |
学修の概要 | 臨床心理基礎実習Ⅰによって習得した知識や技術を用いて行う心理実践実習である。臨床心理相談センターでの電話受付、心理検査の実施、インテーク面接・臨床心理面接の陪席ならびに担当を行う。また、学外実習施設(保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働分野)において実習を行う。これらの実習に際し、実習指導者より事前および事後指導を受ける。電話対応特有のコミュニケーション術を習得する。実習および事前・事後指導を通じ、ケース理解と心理に関する支援を要する者およびその関係者に対する対応能力を培う。 【実務経験内容:医療機関、福祉施設、教育現場等における心理面接、コンサルテーション、心理検査、心理教育。】 |
学修の到達目標 | 臨床心理相談センターおよび学外実習施設において、心理実践を行うための知識や技能を実際の体験を通して習得する。公認心理師としての職業倫理および法的義務を理解し、概説できるようになる。電話受付、要心理支援者の理解、ニーズの把握、心理検査、面接等の基本的な対応ができるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ロールプレイングによる電話対応の練習 |
第2回 | ケース担当(1)と実習指導者による指導 | |
第3回 | ケース担当(2)と実習指導者による指導 | |
第4回 | ケース担当(3)と実習指導者による指導 | |
第5回 | ケース担当(4)と実習指導者による指導 | |
第6回 | ケース担当(5)と実習指導者による指導 | |
第7回 | ケース担当(6)と実習指導者による指導 | |
第8回 | ケース担当(7)と実習指導者による指導 | |
第9回 | ケース担当(8)と実習指導者による指導 | |
第10回 | ケース担当(9)と実習指導者による指導 | |
第11回 | ケース担当(10)と実習指導者による指導 | |
第12回 | ケース担当(11)と実習指導者による指導 | |
第13回 | ケース担当(12)と実習指導者による指導 | |
第14回 | ケース担当(13)と実習指導者による指導 | |
第15回 | ケース担当(14)と実習指導者による指導 | |
第16回 | ケース担当(15)と実習指導者による指導 | |
第17回 | ケース担当(16)と実習指導者による指導 | |
第18回 | ケース担当(17)と実習指導者による指導 | |
第19回 | ケース担当(18)と実習指導者による指導 | |
第20回 | ケース担当(19)と実習指導者による指導 | |
第21回 | ケース担当(20)と実習指導者による指導 | |
第22回 | ケース担当(21)と実習指導者による指導 | |
第23回 | ケース担当(22)と実習指導者による指導 | |
第24回 | ケース担当(23)と実習指導者による指導 | |
第25回 | ケース担当(24)と実習指導者による指導 | |
第26回 | ケース担当(25)と実習指導者による指導 | |
第27回 | ケース担当(26)と実習指導者による指導 | |
第28回 | ケース担当(27)と実習指導者による指導 | |
第29回 | ケース担当(28)と実習指導者による指導 | |
第30回 | ケース担当(29)と実習指導者による指導 |
授業外学習の課題 | ・積極的にロールプレイを行うことで電話対応のコミュニケーション技術を磨き、事例の理解を深めるためにコミュニケーションに関する文献を読むこと。 ・事前学修(2時間程度):実習の前に担当ケースについて、前回までの実習の振り返りを行い、実習の準備を行うこと。 ・事後学修(2時間程度): 実習後に振り返りを行い、記録にまとめること。さらにその実習について、実習指導者より指導を受け、その結果をまとめ、次回の実習の準備を行うこと。 ・事前学修および事後学修、課題レポートの作成に全体で120時間程度を要する。 |
履修上の注意事項 | ・心理学専攻臨床心理学領域の学生に限られます。 ・実習科目ですから欠席は原則として認められません。ただし、公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。 ・資料の配布や課題の提出等は、Moodleによって行います。 ・電話対応や心理検査の実施、インテーク面接・臨床心理面接の陪席ならびに担当などは、ケースの状況によって、各回の学生の実習内容は決まります。学生は以下の1~6)種類のいずれかのケース担当を行う。学外実習7)については、各施設の実習計画に沿って、実習指導者の指導のもと実習を行う。 1)問合せ、相談受付電話の場合:電話対応と実習指導者による指導 2)インテーク面接の陪席と記録をとる場合:陪席後に実習指導者による指導 3)インテーク面接担当の場合:ケース担当と実習指導者による指導 4)臨床心理面接陪席の場合:陪席後に実習指導者による指導 5)臨床心理面接担当の場合:ケース担当と実習指導者による事前・事後指導 6)心理検査担当の場合:心理検査の実施と実習指導者による事前・事後指導 7)学外実習施設における実習の場合:学外実習施設における実習および実習指導者による事前・事後指導 |
成績評価の方法・基準 | コミュニケーションの取り方・電話対応の習得度(20%)、ケースの理解とニーズの把握の習得度(20%)、心理的支援の知識と技能の習得度(20%)、心理検査の習得度(20%)、記録のまとめ方(10%)、公認心理師としての職業倫理及び法的義務についての理解度(10%)によって評価する。 |
テキスト | 使用しない。適宜資料を配布します。 |
参考文献 | 友久 久雄・吉川 悟 (編・著)(2013)臨床心理実習マニュアル 遠見書房. そのほか適宜紹介する。 |
主な関連科目 | 臨床心理基礎実習Ⅰ・Ⅱ、心理実践実習ⅠB、臨床心理事例研究実習Ⅱ(心理実践実習ⅡA)、心理実践実習ⅡB |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
実習を進めるにあたり、必要な質問や相談は随時受け付けます。事前にアポイントを取ってください。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文科学研究科M心理学専攻 | - | 2021~2024 | 1・2 | - | - | - | - | - |