授業コード | 90342500 | 単位数 | 2 |
科目名 | 感情社会学Ⅱ | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 田中 慶子 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 現代社会における労働の変容と感情労働 |
学修の概要 | 現代の労働の多くは対人サービス業へと変容し、労働場面に応じた喜怒哀楽を表出することが労働となり、個々人の感情が企業によって消費される。本演習では、感情労働に伴う問題を社会学的課題とし、感情労働論という視角から労働の変容と感情労働の問題点を考察する。 |
学修の到達目標 | 現代社会における労働の変容と感情労働の関係性を社会学的知識を用いて捉える方法を習得し、分析できるようになる |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション(講義概要、履修場の注意事項について) |
第2回 | 感情労働論という学問的性質 | |
第3回 | 感情労働論──作られる身体・心 | |
第4回 | 感情労働論──消費される身体・心 | |
第5回 | 労働の変容と感情労働──対人サービス業を事例に | |
第6回 | 労働の変容と感情労働──能力主義と成果主義 | |
第7回 | 企業と感情労働──ブラック企業と労働災害 | |
第8回 | 企業と感情労働──感情規則と感情管理 | |
第9回 | 企業と感情労働──労働現場における感情トラブル | |
第10回 | 感情労働からみる雇用──非正規および正規労働者の差異 | |
第11回 | 感情労働からみる雇用──ケア・介護・医療従事者を中心に | |
第12回 | 感情労働とジェンダー──女らしさと男らしさ | |
第13回 | 感情労働とジェンダー──性が商品となるとき | |
第14回 | 感情労働者と消費 | |
第15回 | 感情労働者と感情労働の対立 |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度)講義内で出された課題レポート、レジュメを作成すること 事後学修(2時間程度)講義内で分からなかった用語や事例について、次回講義までに調べること |
履修上の注意事項 | 講義には、毎回指定された課題に関して、文献を読み、レポートを作成して臨むこと。 講義を受講するための準備を怠らないこと。 欠席する際は事前連絡をすること。公認欠席は出席として扱わない。 状況によって授業計画が前後したり変更があったりするため、このことを理解した上で履修すること。 |
成績評価の方法・基準 | 講義におけるレポート報告(70パーセント)とディスカッションへの参加度(30パーセント)によって評価を行う。 |
テキスト | 講義内で指示する |
参考文献 | 田中慶子『どんなムチャぶりにも、いつも笑顔で?!』松籟社 田中慶子・中根光敏『社会学する原動力』松籟社 |
主な関連科目 | 感情社会学Ⅰ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義終了後に質問に応じる |
添付ファイル | 大学院ルーブリック.pdf | 説明 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文科学研究科M社会学専攻 | - | 2023~2023 | 1・2 | ○ | ○ | - | - | ○ |
人文科学研究科M社会学専攻 | 23500 | 2024~2024 | 1・2 | ○ | ○ | - | - | ○ |