授業コード 90341500 クラス
科目名 応用心理学Ⅱ 単位数 2
担当者 横田 晋大 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 応用心理学Ⅱ
授業の概要 前半は前期に続き、応用心理学に必要な基礎的な心理学の文献レビューを行う。毎回、担当者が指定されたテキストの章 (Atkinson & Hilgard’s introduction to psychology) を要約して発表する。講義では、発表された章のテーマについて教員が解説し、履修者全員で議論を行い、どのように日常生活へ応用できるかを考える。
後半は、これまでまとめた心理学の基礎知識を用いて、各自で研究計画を立てる。テーマを決定し、それに伴う先行研究のレビュー、仮説を立てるまでの論理構築、データ収集方法、実施する際の計画、分析計画を考える。
学習の到達目標 応用心理学に必要な基礎的な心理学の知識と知見を理解し、英語の文献の読み方・まとめ方を習得する。
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 第12章 Intelligence
第3回 第13章 Personality
第4回 第14章 Stress, Health, and Coping
第5回 これまでのまとめ(オンデマンド)
第6回 第15章 Psychological Disorders
第7回 第16章 Treatment of Metal Health Problems
第8回 第17章 Social Influence
第9回 第18章 Social Cognition
第10回 研究テーマの決定
第11回 先行研究のレビュー(1)(オンデマンド)
第12回 先行研究のレビュー(2)
第13回 仮説および予測の構築
第14回 検証方法およびデータ収集方法の検討
第15回 分析計画の立案
授業外学習の課題 担当した章を精読し、レジュメにまとめること。また、履修者は全員、授業へ臨む前に、行う章に目を通すようにしておくこと。
研究計画の立案の際には、これまでの章の内容を確認し、先行研究の文献リストなどをチェックしておくこと。
事前学修として、各回のテーマに関する文献や関連する社会現象を各自で可能な限り調べておくこと(2時間程度)。
事後学修として、毎回の授業の後に、ノートや資料で復習し、授業中に分からなかった、知らなかった言葉を調べておくこと。また、授業で紹介された文献を調べて読んでみること(2時間程度)。
履修上の注意事項 授業は対面で実施する。ただし、第5回及び第11回授業についてはオンデマンド授業とする。
やむを得ない場合を除いて遅刻・欠席を厳禁する。履修者は事前にその回で行う章に目を通しておくこと。

公認欠席制度の配慮内容は以下の通りとする。
1.公認欠席は欠席として扱う。ただし、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しない。
2.公的欠席の際の資料は、毎回Moodle上にあげるPDFファイルをダウンロードすること。
成績評価の方法・基準 発表(70%)および受講態度(30%)から総合的に評価する。
テキスト Nolen-Hoeksema, S., Fredrickson, B. L., Loftus, G. R., & Wagenaar, W. A. (2009). Atkinson & Hilgard’s introduction to psychology. Cengage Learning EMEA.
参考文献
主な関連科目 「応用心理学実験研究Ⅰ」「応用心理学実験研究Ⅱ」「応用心理学演習Ⅰ」「応用心理学演習Ⅱ」
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問はメールなどで随時受け付ける。また、対面で質問・相談をする場合、事前に日時について問い合わせること。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文科学研究科M心理学専攻 2021~2024 1・2 - - - - -