授業コード | 90338500 | 単位数 | 2 |
科目名 | 幼児教育学Ⅰ | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 光本 弥生 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 幼小「接続」の変遷と現代的課題 |
学修の概要 | 2018年度より新たな指導要領が施行される。その重点課題の一つが幼児教育から小学校教育への接続の一層の強化にある。接続期の教育を捉える際、学校教育への準備や適応のための接続期プログラムではなく,幼児期と児童期双方の教育課題を踏まえ,その接続期の在り様を捉えることが重要である。本授業ではヴィゴツキーやエリクソンの発達理論を踏まえ、幼児期から学齢期の発達課題とその教育法に関わる理論を整理する。さらに世界の保育教育改革の動向より幼児期と児童期の接続プログラムのねらいと内容について分析し「教育」と「ケア」の統合について考察する。 |
学修の到達目標 | 幼児教育と小学校教育の「接続」教育の変遷と教育課題について考察できる |
授業計画 | 第1回 | 2018年度学習指導要領にみる幼小の接続課題と実践の動向 |
第2回 | 発達と学習(臨界期・敏感期の意味)(オンデマンド) | |
第3回 | 生活概念と科学概念(ヴィゴツキーの発達観) | |
第4回 | エリクソンの発達段階と心理的課題 | |
第5回 | 世界の保育改革と幼児期・児童期「接続」プログラムの課題 | |
第6回 | 世界の保育改革と幼児期・児童期「接続」プログラムの実際(スウェーデン) | |
第7回 | 世界の保育改革と幼児期・児童期「接続」プログラムの実際(フィンランド) | |
第8回 | 世界の保育改革と幼児期・児童期「接続」プログラムの実際(イタリア) | |
第9回 | 日本は世界から何を学ぶか | |
第10回 | 学習指導要領改訂の変遷にみる幼小連携の動き(保育要領から1990年まで)(オンデマンド) | |
第11回 | 学習指導要領改訂の変遷にみる幼小連携の動き(1990年~2017年) | |
第12回 | 学習指導要領改訂の変遷にみる幼小連携の動き(アプロ―チ・スタートカリキュラムの実際) | |
第13回 | 小1プロブレムの分析 | |
第14回 | 幼小接続における段差の意味 | |
第15回 | 幼小「接続期」の教育プログラムの構想 |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間)事前に配布する資料を熟読の上、自らの意見を整理しておく。 事後学修(2時間)講義での疑問点を抽出し次回の講義までに調べておく。 |
履修上の注意事項 | 事前の十分な予習の上、討論への積極的参加を求めます。 ブレンド型授業を行います。 その際には、Googleclassroomにて課題や資料の提示を行います。 公認欠席時の資料は後日配布します。 |
成績評価の方法・基準 | 参加度(20%)発表の内容・方法(80%) |
テキスト | 適宜提示 |
参考文献 | なぜ世界の幼児教育・保育を学ぶのか,泉千勢,ミネルヴァ書房,2017 エリクソンの人間学,西平直,東京大学出版,1993 |
主な関連科目 | 幼児教育学演習Ⅰ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
随時、メールや面談にて質問・相談に応じます。課題についての評価結果については、適宜面談の上、フィードバックします。ykoumoto@shudo-u.ac.jp |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文科学研究科M教育学専攻 | - | 2021~2023 | 1・2 | ○ | - | - | ○ | - |
人文科学研究科M教育学専攻 | 24500 | 2024~2024 | 1・2 | ○ | - | - | ○ | - |