授業コード 90332800 単位数 2
科目名 応用言語学研究Ⅰ クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 戸出 朋子 配当年次 *下表参考

授業の題目 第2言語習得論 The Study of Second Language Acquisition
学修の概要 第2言語習得研究は,第2言語(母語以外の言語)はどのように学ばれるのかということを探求する学問である。英語教育を研究する上で,第2言語習得研究の知見を身につけることは,十分条件ではないが,必要条件である。本講義は,第2言語習得研究がどのように誕生し,どのような問題を扱い,何が解明されてきたのか,そして,どのようなアプローチで進展し続けているのかを講義する。講義形式が中心であるが,討論も織り交ぜながら授業をすすめる。
学修の到達目標 1.第2言語習得研究の歴史,基本用語,成果について基本的な事柄を説明することができる。
2.第2言語習得研究の様々なアプローチの基本概念や特徴を説明することができる。
授業計画 第1回 オリエンテーション
第2回 第2言語習得研究とは
第3回 歴史的概観
第4回 第2言語習得の自然な道筋と創造的構築仮説
第5回 中間言語
第6回 言語普遍性と第2言語習得
第7回 母語の影響
第8回 年齢の問題と第2言語習得
第9回 学習者要因と第2言語習得
第10回 形式教授の効果: 初期の研究
第11回 形式教授の効果:研究の発展
第12回 生成文法的アプローチ
第13回 認知的アプローチ
第14回 社会文化的アプローチ
第15回 まとめ
授業外学習の課題 担当者が指定したテキストの箇所やその他の文献を読む。(4時間以上)
履修上の注意事項 講義とディスカッションの混合型。
応用言語学研究演習Iと並行して履修するのが望ましい

公認欠席は欠席として扱いますが、期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。
公認欠席時の資料は後日配布します。
成績評価の方法・基準 試験(80%), 授業に対する取り組み状況(20%)。
テキスト 白畑知彦・若林茂則・村野井仁(2010)『詳説 第二言語習得研究―理論から研究法まで』東京:研究社 ¥2,800+税 ISBN 978-4-327-41074-2
参考文献 Saville-Troike, M. (2006) Introducing second language acquisition. Cambridge: Cambridge University Press. ISBN: 0-521-79407-2
主な関連科目 応用言語学研究演習I,応用言語学研究II
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業後すぐ。あるいは、メールでアポイントメントをとってください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文科学研究科M英文学専攻 2018~2020 1・2 - - - - -
人文科学研究科M英文学専攻 2021~2023 1・2 - -
人文科学研究科M英文学専攻 22500 2024~2024 1・2 - -