授業コード 90329300 単位数 2
科目名 教育方法学演習Ⅰ クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 西森 章子 配当年次 *下表参考

授業の題目 人を対象とした研究の理解
学修の概要  幼児教育・学校教育の現場において、学習者や教師に対して、(1)理解状況の把握、(2)対象者の経験の把握などを目的とした様々な研究方法がある。本授業では、観察法、質問紙法、面接法といった手法について理解する。その際、研究倫理の基本についても理解を深めることとする。
学修の到達目標 ・人を対象とした研究において採用可能な方法、その強み・弱みを理解する。
・自らの研究課題に取り組むうえで、必要な研究方法を具体的に構想できる。
授業計画 第1回 イントロダクション:実践研究における研究法とは、研究倫理の基本
第2回 観察法①:時間見本法の理論と技法
第3回 観察法②:事象見本法の理論と技法
第4回 観察法③:参加観察法とエスノメソドロジーの理論と技法
第5回 観察法④:アクションリサーチ法の理論と技法
第6回 質問紙法①:質問紙法による人の理解とは
第7回 質問紙法②:質問紙作成の基礎
第8回 質問紙法③:質問紙法の実施方法
第9回 質問紙法④:質問紙法の実際
第10回 面接法①:面接法による人の理解とは
第11回 面接法②:調査的面接法の概観
第12回 面接法③:調査的面接法の実習・思考過程
第13回 面接法③:調査的面接法の実習・グループインタビュー
第14回 面接法④:調査的面接法の実際
第15回 授業のまとめ・ふりかえり
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):事前に配布される資料を熟読のうえ要旨をまとめること。各種研究法の実際においては、該当する研究を予め調査すること。
事後学修(2時間程度):わからなかった用語については、次回までに各自で調べ、研究ノートに記録すること。
履修上の注意事項 ①事前の十分な予習のうえ、討論に積極的に参加すること。
②欠席などの連絡は,事前にすること(連絡なしで欠席した場合,評価に影響するので注意すること)。
③各種発表時に欠席する場合は、代替措置は行いません。欠席回数の多い受講生はプレゼンテーションしても単位が認められないことがあります。
④公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。
成績評価の方法・基準 授業への取り組み(20%)、発表の内容・方法(50%)、レポート課題(30%)
テキスト 適宜指示する。
参考文献 中澤・大野木・南(1997)「心理学マニュアル 観察法」、北大路書房
鎌原・宮下・大野木・中澤(1998)「心理学マニュアル 質問紙法」、北大路書房
保坂・中澤・大野木(2000)「心理学マニュアル 面接法」、北大路書房
主な関連科目 教育方法学Ⅰ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
随時、メールや面談にて質問・相談に応じます。課題に関する評価については、適宜面談のうえ、フィードバックします。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文科学研究科M教育学専攻 2021~2023 1・2 - -
人文科学研究科M教育学専攻 24500 2024~2024 1・2 - -