授業コード 90328800 単位数 2
科目名 生涯学習論演習Ⅱ クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 山川 肖美 配当年次 *下表参考

授業の題目 生涯学習プログラム開発の展開
学修の概要  主要な学習プログラム理論にもとづき実際に運用されている生涯学習プログラムを分析・検討すること、検討の結果導出された知見に基づき受講生自身で学習プログラムを開発することの2点を本演習の主目的とする。
 また、上位計画の下で学習プログラム(個別事業計画)が策定されることを理解する。そのためには、上位計画そのものの理解と当該上位計画との関係性を理解することが必要であることから、広島市と廿日市市に焦点を絞り、これらについて整理・分析をする。
学修の到達目標 社会教育現場で実際に通用する学習プログラムを開発することができるようになる。
授業計画 第1回 ガイダンス
・到達目標の説明を聴いたのちに各自でアクションプランを作成する。
第2回 生涯学習プログラムの理論と実際(1)
・学習プログラムの構造を知る。
第3回 生涯学習プログラムの理論と実際(2)
・学習プログラムの計画の手順を知る。
第4回 生涯学習プログラムの理論と実際(3)
・学習プログラムにおける評価の意義と方法を知る。
第5回 生涯学習プログラムの分析(1)
・現代的課題の観点から学習プログラムの事例を収集し分析する。
第6回 生涯学習プログラムの分析(2)
・地域課題の観点から学習プログラムの事例を収集し分析する。
第7回 生涯学習プログラムの開発(1)
・課題の析出から目標設定まで実践する。
第8回 生涯学習プログラムの開発(2)
・目標に応じた計画づくりをする。
第9回 生涯学習プログラムの開発(3)
・目標に応じた評価計画を立てる。
第10回 生涯学習プログラムの自己点検・自己評価
・自己点検シートを参考にして学習プログラムの点検をする。
第11回 生涯学習プログラムのリ・デザイン
・学習プログラムを改善する。
第12回 上位行政計画と社会教育計画との関係
・上位の行政計画との関係で学習プログラムを点検する。
第13回 上位社会教育計画と学習プログラム(1)長・中期事業計画との関連
・上位の社会教育計画との関係で学習プログラムを点検する。
第14回 上位社会育計画と学習プログラム(2)単年度事業計画との関連
・単年度事業計画との関係で学習プログラムを点検する。
第15回 総括
・全体の計画の構造を振り返り、作成した学習プログラムを意味づける。
授業外学習の課題 1 関連文献を積極的に読むこと。
2 プログラムの開発にあたっては、必要の応じて適宜アドバイスを求めてほしい。
3 授業外においても繰り返し学習プログラムのリ・デザインをすることを期待する。
4 1~3を通じて事前・事後に2時間程度の学びに取り組むこと。
履修上の注意事項 1 演習形態の授業であるため、受講生によるレジュメ作成と発表を中心に展開する。
2 Moodleまたはgoogleclassroomを活用する。
成績評価の方法・基準 授業への取り組み態度60%と最終レポート(学習プログラム案)40%を総合的に判断して評価する。
テキスト 授業中に適宜プリントを配布する。
参考文献 授業中に適宜示す。
主な関連科目 生涯学習論演習Ⅰ、生涯学習論Ⅰ・Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・必要であれば、いつでも、面談またはメールにて質問・相談に応じる。面談の場合には事前にメールなどで知らせていただけると助かる。
・レポートのフィードバックは個別面談により行う。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文科学研究科M教育学専攻 2021~2023 1・2 - -
人文科学研究科M教育学専攻 24500 2024~2024 1・2 - -