授業コード 90314400 単位数 2
科目名 教育社会学Ⅱ クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 木村 和美 配当年次 *下表参考

授業の題目 教育社会学
学修の概要 多くの人が経験している学校と、それを取り巻く教育に関する諸問題を、社会科学的に捉える視点を学ぶ。教育は非常に身近なものであるため、教育に関する議論は時に客観性を欠き、それが議論の混乱の原因になりうる。本講義では、教育を社会科学的な視点から客観的にとらえることの重要性を理解し、今日の学校教育の現状と課題について学びを深める。
学修の到達目標 学校や、それを取り巻く教育に関するさまざまな諸問題について、社会科学的な視点から客観的に説明することができる。
授業計画 第1回 オリエンテーション―教育社会学とはどのような学問か―
授業の目的、意義、内容について理解できる。
第2回 学校の制度化
学校の制度化の歴史について理解できる。
第3回 学校の社会的機能
学校の社会的機能について説明できる。
第4回 「子どもらしさ」とは
子どもらしさとは何か、何に基づくのかについて説明できる。
第5回 社会階層と教育
社会階層と教育について関連づけることができる。
第6回 ジェンダーと教育
ジェンダーと教育の不平等について関連づけることができる。
第7回 ジェンダーとスポーツ
スポーツ・体育におけるジェンダー問題について理解できる。
第8回 セクシュアリティと教育
学校における多様なセクシュアリティへの対応について理解できる。
第9回 学力問題
データを使って学力問題について説明できる。
第10回 ニューカマーと教育
ニューカマーの教育問題について理解できる。
第11回 オールドカマーと教育
オールドカマーの教育問題について理解できる。
第12回 子どもの貧困
子どもの貧困と、その取り組みについて理解できる。
第13回 オルタナティブ教育
学校以外の多様な学びの場について理解できる。
第14回 特別支援教育
特別支援教育の現状について理解できる。
第15回 まとめ
これまでの授業をふりかえり、学んだことを整理することができる。
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):授業テーマについて調べる。
事後学修(2時間程度):配布資料をもとに復習する。レポート課題に取り組む。
履修上の注意事項 対面授業を実施する。
積極的にディスカッションに参加すること。
公認欠席時の資料は後日配布する。
成績評価の方法・基準 授業中の発表(50%)、期末レポート(50%)
テキスト 適宜指示をする。
参考文献 酒井朗・多賀太・中村高康編著(2012)『よくわかる教育社会学』ミネルヴァ書房
若槻健・西田芳正編著、志水宏吉監修(2010)『教育社会学への招待』大阪大学出版会
主な関連科目 教育社会学Ⅰ、教育社会学演習Ⅰ・Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談はメールで受け付ける。
フィードバックは授業時間内に行う。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文科学研究科M教育学専攻 2021~2023 1・2 - - -
人文科学研究科M教育学専攻 24500 2024~2024 1・2 - - -