授業コード 90306701 単位数 2
科目名 臨床心理学研究指導Ⅱ クラス 01
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 志和 資朗 配当年次 *下表参考

授業の題目 「臨床心理学研究指導Ⅱ」
Guide to master's thesis of clinical psychology (2)
学修の概要 自らの心理学的理論を背景に、自分の目指す臨床心理学で何ができるのか実践的に研究していきます。
履修者の研究目的に応じて個別に研究テーマを設定し、臨床心理学的実験ならびに調査研究を行います。
テーマは自由ですが、
1) 基本的に臨床心理学領域に関する研究であること
2) 実証科学的な研究計画に基づく研究であること
3) 明確な結論と論理的な考察ができる研究であること
が求められます。
研究成果は、各種心理学関連学会での学会発表ならびに学会誌へ論文を投稿することで発表してもらいます。
学修の到達目標 研究倫理に基づいて研究が実施されること。
研究成果を「修士論文」として執筆すること。
各種心理学関連学会での学会発表および学術誌(年報を含む)へ論文を投稿できるようになること。
授業計画 第1回 実験・調査の実施状況の報告
実験・調査の実施状況を報告し討議する
第2回 実験・調査の実施状況の報告
実験・調査の実施状況を報告し討議する
第3回 実験・調査の実施状況の報告
実験・調査の実施状況を報告し討議する
第4回 結果の処理(図表の作成について)
収集したデータをデータベース化する
ピボットテーブルでデータを視覚化する
第5回 結果の処理(統計処理について)
データベース化したデータを統計処理するための手順を確認する
第6回 結果の処理(統計処理ソフトの使い方について)
分析に必要な統計処理ソフトの使い方について理解する
第7回 実験・調査結果の発表と討議
実験・調査結果を発表して討議する
第8回 実験・調査結果の発表とまとめ
実験・調査結果を発表してまとめる
第9回 考察の展開
結果と仮説の検証を行う
第10回 考察の発表と討議
考察を発表して討議する
第11回 考察のまとめ
修士論文題目の検討と最終確認をする
第12回 修士論文の推敲
心理学研究「執筆・投稿の手びき(2022年版)」に準拠した書式になっているか確認する
第13回 修士論文の最終校正
心理学研究「執筆・投稿の手びき(2022年版)」に準拠した書式になっているか確認する
レジュメの作成
*修士論文提出
第14回 プレゼンテーション資料の作成
口頭試問に向けて資料の作成と発表の準備をする
第15回 プレゼンテーション資料の作成と口頭発表について
口頭試問資料を用いて発表の練習をする
授業外学習の課題 「授業計画」に基づいて、実験・調査、分析、論文の執筆を行い、定められた期限までに提出してください。

論文提出期限までに作成できるよう、随時、実験・調査の遂行状況や論文の執筆状況について確認します。
9月末 文献リスト提出、「序論」1回目提出
10月 「考察」執筆開始
10月末 「序論」2回目提出、「結果」1回目提出、「考察」1回目提出
11月 「引用文献」「要約」作成
11月末 「考察」2回目提出
12月初旬 修士論文ゼミ締切
12月中旬 修士論文提出締切<教務>
1月下旬 修士論文口頭試問(最終試験)

授業時間外での学修時間の目安は、課題の遂行を含め、事前学修(2時間程度)、事後学修(2時間程度)。
履修上の注意事項 基本的に対面で授業を行います。ただし、対面で授業が行えない場合はオンラインで授業を行います(ブレンド型授業)。その場合はMoodle上の指示に従ってください。

やむを得ず欠席する場合は、事前に必ず連絡をください(事後でも必ず連絡をしてください)。
公認欠席制度の配慮内容は以下のとおりです
・公認欠席によって、論文作成指導、確認のために求められた資料や課題が提出できない場合は、別途指示します。

修士論文提出締切は12/20です(教学センター)。この授業での提出締切は別途定めます。
「授業外学習の課題」に記載したとおり、課題や提出物は期限までに提出してください。
成績評価の方法・基準 【期末試験】無
日頃の研究への取り組み方、提出物(80%)、各種学会や研究会、ケースカンファレンスでの研究発表ならびに学会誌等への論文投稿(20%)により評価します。修士論文については、論文審査委員による口頭試問(最終試験)によって審査が行われます。
テキスト 適宜紹介します。
参考文献 アメリカ心理学会 前田樹海 (2011). APA論文作成マニュアル 第2版 医学書院
心理学研究「執筆・投稿の手びき(2022年版)」https://psych.or.jp/manual/
主な関連科目 心身医学特論(保健医療分野に関する理論と支援の展開)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
「修士論文」を進めるにあたり、必要に応じて質問・相談を受けつけます。
またメールやE-Learningシステム(Shudo Moodle)でも随時対応します。
「修士論文」の書き方や内容に関する質問については、E-Learningシステム(Shudo Moodle)のResearch Meeting Room にてフィードバックします。
添付ファイル 修士論文ルーブリック(人文科学研究科).pdf 説明 【参考】修士論文ルーブリック(人文科学研究科)
添付ファイル 心理学専攻修士論文ルーブリック.pdf 説明 心理学専攻 修士論文 ルーブリック

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文科学研究科M心理学専攻 2021~2024 1・2 - - - - -