授業コード | 90302400 | 単位数 | 1 |
科目名 | 精神生理学実験研究Ⅲ | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 古満 伊里 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 精神生理学実験研究Ⅲ Psychophysiological Research III |
学修の概要 | 履修者の関心のあるテーマにそって精神生理学的手法を用いた研究を実施する。測定可能は指標は,心拍,呼吸,皮膚電気反応,血圧,事象関連電位である。 |
学修の到達目標 | 精神生理学的指標を用いた実験研究を実施し,その結果を論文形式にまとめ心理学雑誌に投稿する。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス:リサーチ・クエッションは何か?について議論し,それを研究仮説の形で明瞭に説明できるようになる。 |
第2回 | 研究テーマに沿った文献レビュー1:自らの研究テーマの概略を紹介できる関連論文をレジュメにまとめ,説明できるようになる。 | |
第3回 | 研究テーマに沿った文献レビュー2:自らが依拠する実験方法論を紹介できる関連論文をレジュメにまとめ,説明できるようになる。 | |
第4回 | 研究テーマに沿った文献レビュー3:自らの研究テーマ(仮説)を支持する論文をレジュメにまとめ,説明できるようになる。 | |
第5回 | 研究テーマに沿った文献レビュー4:自らの研究テーマ(仮説)に対して否定的な論文をレジュメにまとめ,説明できるようになる。 | |
第6回 | 実験内容の決定,倫理審査委員会への申請書類の準備を行う:倫理申請書類を整えることができるようになる。 | |
第7回 | 実験器具の準備:実験器具を操作できるようになる。 | |
第8回 | 実験環境の整備:実験環境を自ら体験し,環境改善ができるようになる。 | |
第9回 | 実験の実施1:実験を実施できるようになる。 | |
第10回 | 実験の実施2:実験を実施できるようになる。 | |
第11回 | 実験の実施3:実験を実施できるようになる。 | |
第12回 | 実験データの分析:データを要約し,統計解析ができるようになる。 | |
第13回 | 実験データの発表:実験結果を要約して,他者に発表できるようになる。 | |
第14回 | 実験データに関する考察:研究仮説と実験データの整合・不整合,ならびにその理由について説明できるようになる。 | |
第15回 | 論文の構想発表:序論・方法・結果・考察についてのおおまかな構成について説明できるようになる。 |
授業外学習の課題 | 1.学会発表あるいは論文投稿に向けて自主的・計画的に研究に従事すること。 2.各回の発表資料の準備には最低4時間程度はかけて欲しい。また精神生理学的指標の測定はその下準備に非常に時間がかかることを覚悟してほしい。 |
履修上の注意事項 | 1.授業はすべて対面で実施する。 2.発表資料はあらかじめ印刷し,参加者全員に配布すること。 3.公認欠席は欠席として扱いますが,単位認定要件には影響しないよう配慮します。 |
成績評価の方法・基準 | 各回の授業における提出物(20%),各回の授業におけるディスカッションへの参加態度(30%),および最終的に提出される論文構想の内容(50%) |
テキスト | 使用しない。 |
参考文献 | 必要に応じて提示する。 |
主な関連科目 | 精神生理学Ⅰ,精神生理学Ⅱ,精神生理学実験研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅳ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
1.研究遂行に必要な質問・相談は電子メールによって随時受け付けます。 2.提出物については授業の中で随時コメントするとともに,文章については校正のうえ,1週間後に返却します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文科学研究科M心理学専攻 | - | 2021~2024 | 1・2 | - | - | - | - | - |